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ビジネスで必要な最低限のスキル

目安時間:4分

この記事が初めての投稿となります。

当記事は、
ビジネスや就活で役立つコンテンツを5分程度で読めて、直ぐに実践できるをコンセプトにTHE Professional運営メンバーが執筆したものです。

最初どんな記事を書こうかなと悩んだ結果、今回の記事になりました。

ビジネスをして行く上で、どんなスキルが必要なのか?

私は、今まで約700名の学生と面談をを行ってきました。
実際、多くの優秀な学生からの質問で、「ビジネスを行う上で、最低限のMUSTなスキルは何か?」と尋ねられることが多くありました。

聞く人によって、答えは違うと思いますが、

それは、「因数分解(課題発見力)」のスキルと私は答えます。

決して、x^2+4x+4=0の方程式を解けと言っているわけではございません。

例えば、売上を上げるにはと問われたときに、

売上=客数×客単価×(回転数)と考え、何が課題なのか等を考える力です。

世の中の多くは、因数分解して考えることができます。

そう、ビジネスは「問(課題)があり、それを解決して成り立つもの」です。


その問をいくつかに分けて考え、それぞれに対するアクションを考えていく。

(備考)...
よく、コンサルティングファームでは、ケースワークが選考で課されます。

最近では、ベンチャー企業等の事業会社でもケースワークが課されるとも聞きます。(実際私自身もケースワークを面接で出していました。)

ケース面接では、主に
①課題発見力:物事を因数分解(要素分解)する力
②コミュニケーション力:建設的なヒアリングを重ね、求められている回答をする力
③課題解決力:適切な課題を解決するソリューション(示唆)が出せるか

を見られています。

詳しくはこちら↓

話を戻すと、因数分解(課題発見力)は序盤の最低減スキルであると共に、最強のスキルであると私は考えます。

例1)"指示待ち人間"って一度は聞いたことあるワードだと思います。
実際多くの人間が指示待ち人間なんじゃないかと思います。

"指示待ち人間"の対義語は、"自走できる人間"。

自走ができる人間は、
自分ができること、できないことを客観視することができ、
尚且つ、プロジェクトにおいて、成功要因は何かを把握しています。
自分に足りないこと、チームに足りないことを自ら補い、圧倒的な付加価値を出す人材です。

自分、仲間たち、チーム(プロジェクト)全体を客観視し、要素分解(因数分解)をして、チームに貢献することが求められます。

例2)貴方がとあるプロジェクトのマネージャー(管理職やリーダー)だった場合、どんな業務が想定されますか?

①チームのゴールと戦略を決める
②部下の育成と評価
③自ら手を動かす雑務

3つに因数分解ができます。

しっかりと因数分解ができていないマネージャーは、3つのバランスを意識せずに進めてしまい、プロジェクトが上手く進まないという話は多くあります。リーダーならば、日々全体を客観視して、最適なプロジェクトの遂行が求められます。

因数分解ができれば、
・無駄な作業をせずに、生産性を高め、仕事のスピードを向上できる
・自分の強み弱みを分析でき、自己分析がしっかりとできる
・相手の相談に対して、的確なレスポンスが可能になる

...等とメリットがたくさん!!

特に、この因数分解する癖を若いうちからつけると、優位なスタートを切れます。

今社会の動きは何か、今世の中で求められているスキルは何か、この会社に足りないものは何か、自分自身今後どういうキャリアを歩めばよいか、をバイアスにかからずに正しい情報を汲み取り、考えることが可能になります。

是非、普段から意識して、因数分解してみてください。

因数分解力を鍛える記事はこちら↓


この記事はビジネスの基礎力を身に着ける、外コン/外銀/ベンチャー/起業を目指す若者向けのコミュニティ、The Professional運営が書いたものです。
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執筆担当 内山
THE Professional Founder 兼 講師
キャリア&スキルアドバイザーとして、多くの外資コンサル/投資銀行/ベンチャー企業への内定者を輩出。個人投資家兼実業家。複数社のベンチャー企業のValuation向上に貢献。趣味は、温泉/読書/ドライブ/建築インテリア