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ULな人生

ULとは?

今日もご覧いただきありがとうございます。

わたしは現在、第2子が生まれたことをきっかけにして男性として育休を取得中である。

日々、育児を始め、今まで妻に任せっきりにしてきた家事の参加比率を出来るだけ増やすべく、料理や掃除、そして見えざる家事と呼ばれる細々としたものを自分でもやってみることで多くの気づきを日々得ている。

そして、この料理や掃除、見えざる家事と呼ばれる雑多なタスクは、そもそも家の中にあるモノが多すぎる事がストレス要因となったり、時間がかかることに起因しているのではないかという事に思い至る訳である。

わたしは育休取得前に一度、家にモノが溢れている状態に嫌気が差して、無計画なままに手当たり次第にモノを減らした時期があった。
それなので、それほどにモノで溢れている訳ではないが、それでもまだじっくりと眺めてみると、ノイズに溢れている訳である。
これが、家事を困難なタスクへとさせている要因だとわたしは考えている。
モノを減らしたつもりでも、探してみると明らかにそれ以降使ってないモノが地味に家の至るところに散乱しているものである。
冷蔵庫を例にとってみても、明らかにいつ買ったのかわからないものや最後にいつ使ったのか忘れているようなモノが散見できる。

そういったモノが脳に認知的負荷をじわじわと与えているのはほぼ間違いないと思っている。
そして、それが日々の家事を面倒にさせたり、無意識下にストレスを受けていることは間違いないだろう。

前回、育休前にモノを減らしていったのを第1次だとすると、今回は第2次にあたる。
前回は仕事をしていた事もあって、無計画に目の前のモノを何も考えずに手放していったがゆえに、まだ中途半端な状態にある結果を生んだと考えられる。
今回はもっとじっくりと腰を据えて、秩序だった計画をもとに取り込んでいきたい。

したがって、この育休中にゆっくりと自分と向き合いながら、家の環境を整えていくこととしたい。

目指すべきは、〝UL(ウルトラライト)〟である。
この言葉はそもそもアメリカで生まれた〝ウルトラライトハイキング〟という文化からきている。
アウトドア大国のアメリカでは、日本とは比較にならないほどに数多くのトレイルと呼ばれる自然遊歩道や登山道が存在する。
ウルトラライトハイキングとは、そんなトレイルを快適に走破するために、「少ない負担で」、「長い距離と時間を」、「歩き続ける」ために生まれた哲学をベースとした技術体系である。
この哲学と技術を自分の日々の暮らしに落とし込んでいきたいと考えている。

サバティカルタイム

わたしは育休中を、ひとつの〝サバティカルタイム〟とも捉えている。
サバティカルタイムとは、〝使途を決めない休暇〟と言われるものである。
育児にあたるのであるから、育休は使途が明確にあるだろうと思われるが、育児は育児、それとは並行して別ラインを設けるイメージである。
その別ラインにおいて、一度ある一定期間に置いて仕事と離れてみることで、マインドセットがリセットされ、新しく価値観を想像する期間、チャンスと見る訳である。

そのサバティカルタイムにおいて、家の環境を整える、いわば〝衣食住〟を整えていくことの意義を考えていってみたい。

衣食住の〝UL(ウルトラライト)化

これにより、生まれる可能性を掘り下げていきたいと思っている。


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