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諦めの人生から「楽しい」が増える人生に――アデプトプログラム体験談04

「形而上学」は、古来から秘伝として伝わってきた「人とは何か、世界とは何か」を系統立てて読み解く知的分野である。

近年、社会や経済の複雑性が増している。そんな中で「自分とは何者か」「どうすればより幸福になるのか」「どうすればより自分らしい人生が歩めるのか」、これらの課題への認識を深めることが、非常に大切になってきた。この認識を深めるのに、形而上学は役に立つ。

そこで、このnoteでは、私自身が形而上学を学ぶ中で得られたこと、また形而上学を学ぶ人々の声を聞きながら、皆さんに資するコンテンツを提供していく。

今回はシリーズ「アデプトプログラム体験談」の第4回。アデプトプログラムとは、モダンミステリースクール(MMS)が管轄・提供している形而上学の講座である。

他者の歩みと、自らの体験とリンクさせることで、より深い理解が期待できる。このシリーズを通じて、そのような深き理解を支援していきたい。

今回は関東圏在住のMMS公認ヒーラー、Iさん(匿名希望)に話を聞いた。Iさんは「アデプトプログラム」を受講したことで、「たくさんの変化があった」と語る。何よりも「楽しい」という気持ちを抱ける瞬間が増えたという。

■「真実の魔法」の実践で、楽しい人生がやってきた

形而上学の入門プログラム、「アデプトプログラム」を受講すると、重要な形而上学的なツールが複数与えられる。
その代表が、人生に変化を起こすための伝統的なマジックだ。MMS公認ヒーラーとして活躍するIさん(関東圏在住)は、「小さい頃から心の片隅にあった『魔法使いになる』という願いが叶った」と語る。
Iさんは自分の生き方を見失っている中、アデプトプログラムを受講。受講後に数多くの変化を体験しながら、人生において「楽しい」気持ちを得る瞬間が増えてきたと自信を持って語る。
人生に偶然などないとも言われている。Iさんが経験してきたのは、人生における精妙な点と点との結びつきだ。人生の喜びとセレンディピティ(偶発性)の姿、そして形而上学を学び進めることの恩恵を、Iさんの感想から読み解いていこう。
(編集・構成=真実の剣・THEMIS, The SWORD of TRUTH)

――「DNAアクティベーション」を受けるに至った経緯を教えてください。

I氏(以下敬称略):私はDNAアクティベーションを受ける前に、アデプトプログラムを受講していました。受講から半年ほどが経ったある日、DNAアクティベーションのことを知り、これは受けなきゃいけないと思って、アデプトプログラムを受講した先のガイドさん(注:アデプトプログラムの提供資格を持つ講師)のところに行きました。

――DNAアクティベーションを受けての感想、身の回りの変化などについて教えていただけますか。

I:初めて施術を受けた時、背中を切られているような痛みをずっと感じていたのを覚えています。

 まるでメスか何か鋭いもので切られているような感じで、「痛いから早く終われー」と思いながら受けていました。ただ、施術が終わると、その痛みはまるでうそのように消えました。

 同時に驚いたのは、それまでなかなか取れなかった足の疲れや身体のだるさがなくなったことでした。当時私は販売の立ち仕事に従事しており、そのため慢性化していた症状でした。驚きの変化に、うれしすぎて帰り道はスキップしながら帰ったのが懐かしい思い出です。

 なお、DNAアクティベーションの施術時に感じた背中の痛みは、この最初の1回だけでした。その後もDNAアクティベーションを受けていますが、それきり一度も感じたことがないのです。今ではむしろ、いつも気持ち良くてウトウトしてしまうことがほとんどです。

縁がつながり受講に至った

――アデプトプログラムを受けるに至った経緯を教えてください。

I:みんなが使っているSNSが、今のようにFacebookなどではなくmixiだった時代のことです。自分と同じ誕生日のアカウントのユーザーから友だち申請が来たのが全ての始まりでした(笑)。自分と同じ誕生日の人に悪い人はいない!という思いから申請を許可したのですが、その人からいろいろな話題を受け取る中の1つに、アデプトプログラムがありました。

 気になるけど、怪しい、でもすごく気になる……と思っていながら過ごしていたある日のこと、ヒーリングの体験会があるというので行ってみました。そこで私は、あるガイドの人から「直傳霊気」というヒーリングを体験しました。

 当時の私は冬場になると寒すぎて動けなくなるくらいのヘルニアによる腰痛持ちでしたが、5分くらい経った頃にはその痛みがなくなりました。私はこの人たちを信じよう!と思い、アデプトプログラムを受ける決意をするとともに、みずから直傳霊気を扱えるようになるための講座を受講することを決めました。

 私はまず、あるガイドの人から直傳霊気を先に受講しました。その後のある日、突然「アデプトプログラムをこの日までには絶対に受けたい!」というどうしようもなく強い感覚を持つようになりました。ただ、直傳霊気を受講したガイドさんとはどうしても日程が合わず、そのガイドさんから別のガイドさんにご縁をつないでいただきました。

 そのようにして、「この日までに」と思っていたその日に、私はアデプトプログラムのイニシエーションを受け取ることになりました。

 (注:イニシエーションとはアデプトプログラムの最後に受け取る通過儀礼のことで、これにより本格的に「自分を知る」道に入ることになる)

自分の感性がよみがえった

――アデプトプログラムを受けた感想と、その後の変化について教えてください。

I:私はアデプトプログラムを受講する前は、全てについて論理的に理解しようとするタイプで、感情よりも論理性を重視しているがゆえに感情表現が苦手でした。また、直感とも無縁でした。それに加えて、自分の目で見て実感できたものでないと信じられないという傾向がありました。その一方で、幼少期には心霊体験などを数多く体験していました(今考えると何故そうだったのかは疑問なのですが)。

 高校生の頃は社会のシステムに絶望して、死にたいとまで思っていました。本当の自分を生きられないことを仕方なく受け入れ、そして流されるがままに生きていました。

 しかし、アデプトプログラムを受けた後からは、自分でも驚くほどに「自分の感情や感覚に従って生きていいんだ!」という楽しさが沸き上がってきました。(アデプトプログラムにまつわる形而上学の教えの)全てが面白くて、受講した翌日から、自分で言うの何ですが皆勤賞を取れるほどの勢いで、毎日のようにいろいろ学びを進めました。

 今から考えると、アデプトプログラムを受講したことで、自分の内側でバランスを欠いていた状態が修正されたのだと思います。

仕事や生活が激変、ポジティブな変化が到来

I:振り返ると当時は、ダブルワークをしていて休日がほぼないほどに働いても、手取りは15万円にも至らない環境にいました。仕事の一方はクレーマーがたくさん来るようなスーパーのレジで、もう一方は歯科医院のアシスタントに類する仕事でした。

 私がアデプトプログラムで習ったことを日々実践するようにしたところ、クレーマーはなぜか私のレジを避けるようになりました。一方、私のレジに来るときには、非常に良いお客様としてやってきて帰っていく、ということが何日も連続で起き、「凄いなぁ」と思いました。

 歯科医院で一緒に働いている人たちは仕事柄なのか厳しくも良い人ばかりでしたが、生計を立てるのには難しい待遇だったので退職させてもらいました。するとその直後に、今までの私ではびっくりするくらい良い環境の職場に転職が決まりました。

 そのほかにも、驚くべきことがたくさんありました。例えば母親との関係性です。高校の頃から大嫌いで関係性が良くなかった母親との関係がみるみる改善されて、2人で会話できるようになりました。

 また、服装に関しても意識が変わりました。私は自分の体型にコンプレックスを抱いており、おしゃれをすることそのものを避ける傾向があったのですが、今は服装を選ぶことも含めて楽しめるようになりました。

 自分を生きることを諦めていた私でしたが、おかげさまで、自分を生きられるように確実に変化しつつあります。

心の片隅で持ち続けてきた夢が現実に

――アデプト(自分を知る者)のイニシエートとして、「自分を知る」道程を歩みはじめて、総じてどんな感想や印象をお持ちですか。

I:(形而上学を)学び始めた時に、「私はこれに一生取り組むのだろうな」という感覚を持ちました。また、実際、たくさんの人のサポートを受けながら進んでいます。学びのペースは(他の学習者よりも)ゆっくりかもしれませんが、自分としてはしっかり進めているという認識です。何より、人生でどんどん「楽しい」が増えている気がしています。

 実は、私は3歳くらいから「魔法使いになりたい」という夢を持っていました。小学生の頃にはもうそれはあり得ない夢だと理解していましたが、高校生になってもなぜかずっと「絶対に魔法使いになる」という思いが消えず、心の片隅に持ち続けていました。それが今、叶い始めているということについて、不思議さとうれしさを感じています。

(本コンテンツは「朝活瞑想部」との共同製作です)

■ ◇ ■ ◇ ■ ◇ ■

茨木のり子さんの詩はとても心に響く。「自分の感受性ぐらい」という詩集には、こんな一節がある。

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ

1977年に刊行された詩集だが、その原点は同氏が体験した第二次世界大戦だとされる。戦争中、日本は「一億総玉砕」が合い言葉で、それに対して異を唱えることは非国民と見なされる“同調圧力”がかかっていたという。そんな最中で、自分の正気を保ち、「本当は自分はどうありたいか」を貫くのは、極めて難しかったことだろう。

ひるがえって我々が生きているのは、(一見)平和な時代である。だが、周囲にまどわされずに「本当は自分がどうありたいのか」を考え、それを貫くのは、実のところは難しい。そこにメスを入れるのが、アデプトプログラムに始まる形而上学の道で、非常にパワフルな変化をもたらす。

ただ忘れてはならないのが、非常にパワフルなツールである一方、これはまさに“ツールにすぎない”という事実だ。

自分がどうありたいのかを認識し、ツールを日々の人生で応用し、使いこなし、最終的に自分がどうありたいのかを貫き通すのは、自分次第――。Iさんの体験談からは、その真実をあらためて読み取れることができると筆者は感じた。

このシリーズでは「形而上学の世界への招待状」として引き続き、インタビューなどを通じて形而上学のへ入り口部分を紐解いていきたい。なお、リリー・クロイツ氏、Aaya氏のインタビュー(両氏ともMMS公認ガイド)、MMS公認ヒーラーの川西氏のインタビューも併せてご覧いただきたい。

第1回:リリー・クロイツ氏インタビュー記事
第2回:Aaya氏インタビュー記事
第3回:川西智子氏インタビュー記事

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