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形而上学の学びは、人に何をもたらすのか?――アデプトプログラム体験談01

「形而上学」というものがある。これは古来から秘伝として伝わってきた「人とは何か、世界とは何か」を系統立てて読み解く知的分野である。

西洋人文科学の哲学や宗教学は、この形而上学から派生したとされる。また、東洋思想は形而上学が示す領域に近いため、ここから想起していくと形而上学のイメージを捉えやすくなるだろう。

私は様々なきっかけがあって、この形而上学の学びに入った。途中、離脱していた時期も含めると、学び初めてもう15年ほどになる。

コロナ禍が続く中、「自分とは何者か」「どうすればより幸福になるのか」「どうすればより自分らしい人生が歩めるのか」という認識を深めることが、非常に大切になってきた。そこで、このnoteでは、私自身が形而上学で得られたこと、また同じく形而上学を学ぶ人々のインタビューをまとめながら、皆さんに資するコンテンツを提供していきたい。

まずはシリーズ「アデプトプログラム体験談」第1回を掲載する。アデプトプログラムとは、モダンミステリースクール(MMS)が管轄・提供している形而上学のセミナープログラムである。

この「アデプトプログラム」、瞑想法の「MAX瞑想/MAXメディテーション™」、そして「DNAアクティベーション」と言われる活性化セッションの3つが、現代人に非常に重要、かつ、大きな変革をもたらすツール群だと私は捉えている。

他者の道程から、自分の体験とリンクしながら理解できることは多々あるはず。まずは以下のインタビュー記事をご覧いただきたい。

■「本当の自由は、本物の魔法がもたらした」――DNAアクティベーション&アデプトプログラム体験談


形而上学に基づく自己変革プログラム「アデプトプログラム」と、その人ならではの可能性を拓く「DNAアクティベーション」とは何なのか、それを受講者・体験者とともに紐解いていくインタビュー・シリーズ。今回は京都で活躍するヒーラー&占術師のリリー・クロイツ氏(MMS公認ガイド)に話を聞いた。(聞き手は筆者=真実の剣 - THEMIS, with The SWORD of TRUTH)

 ――DNAアクティベーションを受けるに至った経緯を教えてください。

 リリー氏:私は「まさに人生の変わり目」と言える時に、DNAアクティベーションに出会いました。

 振り返れば、私は幼稚園児くらいの小さい頃から、生きているこの世界、そして自分という存在に対して、疑問を持って生きていました。その疑問とは、「なぜ、自由でいられないのか?」「なぜ、自分の好きなように生きられないのか?」「どうして親の言う通りにしないといけないのか?」といったことです。

リリー肖像

 ――「この社会はそうなっているのだから、とにかく受け入れるしかない」と信じ込むような事柄に対して、素直に根本から疑問に思ったということですね。

 リリー氏:中学生の時、進路を自分の自由に選ぶことができず、それがきっかけで自分の人生に対して絶望感を抱きました。「成人するまでには死にたい」と思っていました。

 そんな中、高校生の時に友人が病死しました。その時、亡くなった友人のご家族の悲しみを目の当たりにしたのです。「死ぬことも選択できない」と感じ、「絶望の中で生きていくことを選択せざるを得ない」という思いに支配されました。

 今から思えば、もっと他の選択肢もあったはずなのですが、「大人になったら生活のために働くものだ」という親の教えに従って、東証一部上場企業に勤めました。

 ――この社会の一般的な視点で見れば、安定した企業で働けることについて、うらやましいと思う人もいるかもしれません。ただ、ご本人としては、本意ではない、望まない選択だったのですね。

 リリー氏:はい、私としては、まさに致し方ないという思いでした。表面上は、会社でマネージャーとしてバリバリ働き、給与やボーナスを使って自分でマンションを買い、悠々自適に何不自由なく暮らしていました。

 しかし、幼少のころからの絶望感は消えることがなく、心の中にずっと存在していました。仕事は心のどこかではやりたくないと思っていましたし、恋愛では相手に振り回されていました。それらを通して、「自分を自由に生きていない」というやるせない気持ちや不満感が募っていました。

 一見不自由のない暮らしの全てが、自分にとってはもう古くなり、歯車が狂い、噛み合わなくなってきたことにも気がついていました。「今、全てを捨てて、次に踏み出さないといけない!」と、自分では分かっていました。けれども、具体的にはどうすれば良いのかが分からず、また、逆にこれらを失ったらどうしていいのか分からない、という行き場のない苦しみにもがいていたのです。

 そんな時に、DNAアクティベーションに出会いました。

 ――「出会う」という言葉を使っていますが、そのようなインパクトのある体験だったと推察します。

直感的に必要なものだと思った

 ――世には心理カウンセリングやコンサルティング、はたまた占いの鑑定などがあり、それらに指針を求める人も多くいます。それらのセッション(1対1の対面サービス)は体験していたのでしょうか。

 リリー氏:はい、占いや、カラーセラピーの診断を受けたことはありました。しかし、DNAアクティベーションのようなスピリチュアルなセッションは、生まれて初めてでした。ですが、これを受ける前から、直感的に「これは凄いものではないか?」と思っていました。

 ――実際にDNAアクティベーションを体験してみた感想は。

 リリー氏:受けた当初は「ウトウトして気持ちよかった」くらいの感想しか持たなかったのですが、その時、アデプトプログラムのことをヒーラーさんから聞きまして、「すぐに受けたい」と思いました。

 当時聞いたアデプトプログラムの説明内容は、ごく簡単で抽象的なものでした。「天からの波動とつながれる」程度の説明しか受けなかった記憶がありますが、それでもなんとなく、「今、私に必要なのはこれなのでは?」と感じました。

 そこから先、3週間ごとにDNAアクティベーションを受けました(筆者注:DNAアクティベーションの施術を繰り返し受ける場合、最低3週間、日にちを空ける必要がある)。3回目のDNAアクティベーションが終わると同時に、アデプトプログラムを受講しました。

器が大きくなった自分に気がついた

 ――アデプトプログラムを受講してみて、いかがでしたか。

 リリー氏:一気に現実が動き始めました。例えば、アデプト受講から3日後に、振り回されていた彼氏とお別れすることが決まりました。また、17年間吸っていて美味いと感じていたはずのタバコが、急にまずく感じ始めたのです。

 そこからは私の人生で、古く、時代遅れになっていたことが、ドンドン排出され続けたのです。

――直後から激変ですね。

 リリー氏:はい。その一方で、しばらくの間は悲しくて泣きながら暮らしていました。今の自分にとってはもう不要なもので、お別れすることが必要だと分かっていながらもです。おそらく、長年自分と一緒に過ごし、自分の一部と思っていた物事だったからでしょう。

 ただ、同時に、アデプトプログラムを受けたことで自分の器が大きくなったことにも気が付いていました。

 ――「器が大きくなる」という実感は、興味深いポイントです。

 リリー氏:学校教育や習い事などは、知識は得られても、自分自身の器が大きくなることはありません。でも、このアデプトプログラムの学びは、知識の伝授という普通の勉強とは違い自分の器が大きく変化し、その結果、日常も変わるのだということが分かりました。

 アデプトプログラムを提供しているモダンミステリースクール(MMS)では、このような形而上学(筆者注:この世界を覆っている原理を体系立てて説明する学問のこと)の学びをさまざまな形で提供しています。私は、アデプトプログラムから続く形而上学をもっと受けてみたい!と思いました。

 そして、形而上学の学びの先に、私が小さい頃から感じていた「自由に生きられないのはなぜか」という疑問の答えさえも知っていくことになったのです。

自分の意志で人生を選び取る自由を

 ――MMSが提供する「ヒーラーズアカデミー1」などを受講してDNAアクティベーションを提供できるヒーラーになり、またその後も学びを深めて、「アデプトプログラム」を提供できるガイドとして活動していらっしゃいます。形而上学を学んできた道のりを振り返って、総じてどのような感想を持っていますか。

 リリー氏:学びを進めていった結果、私はヒーラーそしてガイドとなり、たくさんの人に日々セッションやセミナーを行うようになりました。

 「魔法学校」であるMMSでは「本物の魔法」と称して、人生に本当に変革をもたらす形而上学のプログラムや、ヒーリングを教えています。実際、私はここでの学びを進めていくことで、日常が変化し、その結果として人生が変わるという体験をしました。そして何よりも自分は自分の意志で確実に成長していけること、また人は自由になれるのだということを実感しています。

 ひとりでも多くの人が、自由に生きるために、なりたい自分になるために、このDNAアクティベーションをはじめとするセッションや、アデプトプログラムから始まる形而上学を学んでもらいたいと思っています。

■リリー・クロイツ氏のプロフィール情報
 京都・四条堀川マジカルヒーリングサロン「リリー・クロイツ・ヴィクトリー」主宰。モダンミステリースクール(MMS)公認ガイド/ヒーラー。同公認プロフェッショナル・タロイスト。
 京都生まれの京都育ち。その後の20年間は神戸で暮らす。幼少期から自由奔放で天真爛漫だったが、教育や環境による影響で小学生の頃にはすっかり萎縮。転校によりさらにその傾向が強くなる。小学校高学年になると、宇宙アニメにはまったりタロット占いをするようになる。中学生の時にはフルートに夢中になり、高校で学びたいと願うも親の反対により断念。これが原因で生きる意味が見いだせなくなり、早く死にたいと思うように。どうせ死ぬなら!と楽しいことしかしなかった高校生の時に突然クラスメイトが急死、仕方なく生きていくと決意。短大では人生のリハビリにと仏教学科に進むも、宗教は信仰ではなく学びと感じる。
 卒業後は有名百貨店に入社。企業で働くことの辛さから体調を崩すも、生活のために継続。社内で何度も異動を経験し、仕事の楽しい側面・辛い側面の両方を体験する。百貨店が自社責任で売り場を運営する自主編集売場でマネージャーとして働き、有名ハイブランドの売上日本一を数年維持した。
 その後、人生の虚しさを再度経験。それをきっかけに形而上学の学びを本格的に始める。
 得意分野はタロット、占星術、ルーン占いなどのディビネーション(予測占術)全般。近年はエンソフィックレイヒーリングモダリティ(前半:ファンダメンタルエンソフィックレイキ)の講師としても力を入れて活動をしている。京都など関西地区だけでなく、全国から訪問者多数。全国各地への出張セッション・講師も実施している。
 公式Webサイト:https://lily-kreuz17.shopinfo.jp/

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いかがだっただろうか。

形而上学は非常に幅広く深い領域だ。また、先達ともいえる人々から口伝で学ばながら、主体的に、かつ体感を持って歩んでいくことではじめて掴める領域でもある。

ただ、そうはいっても、入り口に立つための道案内は必要だろう。このシリーズではいわば「形而上学の世界への招待状」として、引き続き、インタビューなどを通じて形而上学のへ入り口部分を紐解いていきたい。

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「真実の剣」のnote記事をご覧いただきありがとうございました。併せて、ぜひ、下記のヒーリングや瞑想ワークショップの情報もご覧ください。

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