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健康だけじゃない「散歩効果」


週に2回、
最低でも1回は外を走ります。

そしてこれからは
もっと外へ出て歩くよう心がけます。

歩くことで

骨盤が矯正されて
肩こりが解消するということもありますが、

そもそも人間は歩くのが常態。

リモートワークで座る時間が増える昨今。
それによって寿命が縮まる可能性が指摘されています。

人類の歴史において
長時間座るようになったのは

ここ100年ほどのこと。

それ以前はほぼ
立って生活していた人類は、

肩こりという現代病に
悩まされるようになりました。

その主因は「座る時間の長さ」です。


■ちょっと話が逸れましたが、

外を歩きたいと思ったのは
自然に回帰するという本能的な欲求でもあります。

バイオフィリアとは、
人間がもつ自然を愛する性質のこと。

原始時代、人々は
植物に囲まれて暮らしていたので、

自然の景色、緑色を見ると
安心感を抱くといわれています。

自然がみえる窓際の病室と、
自然が見えない病室では、

患者の回復に差が出たり、

窓から緑が見える監獄で暮らす受刑者は、
病気にかかりにくいとされています。

オフィスに観葉植物を置くだけで、

よいアイデアを思いつく確率が
15%もアップするという実験結果があります。

アイデアだけではなく、
疲労やストレス、肌の調子がよくなったり、

体調を崩す人の割合が減りました。


サイコディスタンスとは、

なんらかの出来事に対する
心理的な距離のことで、

1年後に10万円が振り込まれるか、
明日振り込まれるかで、

その使い道が変わるという
脳のモード切り替え現象です。

前者は
お金が抽象的に感じられ、

使い方も漠然として
「おいしいものでも食べよう」となりますが、

後者はリアリティが高いので、

「借金を返そう」といった
目の前のことを強く意識したものを選びます。


そして抽象的な思考ができる
という意味においては、

心や脳が解放されて、

おもしろいアイデアを思いつく確率
を上げることになり

この心理を巧みに利用した
ピクサー社のオフィスは、

見晴らしがよく天井が高く設計されています。

広くて遠いイメージに接することで
サイコディスタンスを疑似体験できますが、

視覚的な広さにより
創造モードを起動させて

幅広い発想を促そうとする試み。

そして私が散歩を志向しはじめているのは
この心理に影響を受けたからです。

広々とした自然のなかを歩き、
さわやかなイメージによってメンタルが整えば

よい発想が出やすくなるかもしれません。


■観葉植物は

メンテナンスが大変そうなイメージがあるので、
さっき百均でフェイクグリーンを購入。

さっそく飾ってみましたが
悪くないですね。

PCの壁紙に自然の写真を置く
というやり方も効果あるみたいです。

いずれにしても
自然の風景は私たちのメンタルにいいらしく、

さらに歩くことで
悩みも減るみたい。

悩むときに使われる前頭前野の活動が
低下して、

悩むことを一時的に忘れることができ
あたらしい方向性を見いだせるようですね。

いいことしかありません。


ちなみに「広くて遠いイメージ」が
創造性を高めるのであれば

異文化の人とコミュニケーションをとる
海外旅行をする

といったことでも効果があるらしく、
とにかく自分とはかけ離れたモノへの意識
が大事なようです。

昨年末からほぼ毎日続けている
英会話レッスン。

そしてグリーンエクササイズ
シナジー効果で

創造的な仕事をしていきたい
といろいろ工夫している今日この頃です。


今日も最後まで読んでくれて
ありがとうございました。

それではまた明日。
おつかれっした!




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