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あなたは思い出される存在?

FROM ボブ・バーグ

突然だが、あなたは「天文学者」という言葉を聞いたとき、真っ先に頭に思い浮かぶのは誰だろうか?アメリカ人なら、大抵の人がほとんど間を置かず、「カール・セーガン」と答えるのではないだろうか?SF作家、特にロボットものと聞いてパッと浮かぶのは誰だろうか?多くの人が、アイザック・アシモフの名を挙げるはずだ。

児童心理学者なら?ベンジャミン・スポック。ではバルカン人?うーん…ミスター・スポック(※バルカン人及びミスター・スポックは「スタートレック」シリーズの設定及び登場人物。)人材開発の作家にして講演家なら?ジグ・ジグラー、デニス・ウェイトリー博士、ブライアン・トレイシー、アンソニー・ロビンズ、ジム・ローン、その他数人の名前をすぐに思い浮かべることができるのではないだろうか?

相手からあなたは思い浮かべられる存在?

では、あなたの仕事ではどうだろうか?あなたのコミュニティーの人たちの中で頭にすぐ思い浮かぶ傑出した人物は誰だろうか?あなた自身だろうか?

そもそも、あなたは自分のコミュニティやニッチ市場で絶妙なポジションを確立しているだろうか?それによって相手、もしくはその知り合いは、あなたの提供する製品やサービスを必要としたとき、”あなたに”あるいは”あなただけ”を思い至るだろうか?

今回のブログではそうした内容がテーマだ。

適切なポジショニングをとっているか?

私の講演者仲間にして作家仲間でもあるピーター・ジョンソンはマーケティング・ストラジストで、世界中の大手企業、組織をクライアントに抱えている。その分野で天才として知られるピーターは、こうした考え方を「戦略的ポジショニングの科学」と呼んでいる。「ジョンソンの戦略的マーケティング」シリーズの中で、ピーターは戦略的ポジションニングをこう説明している。

”あなたの会社、あなたの製品、あなたのサービスの戦略的なアイデンティティー、イメージ、評価を、正確な表現を使って決定的に確立し、ターゲット市場の消費者の頭の中にその形を植えつける。そうすることで、代わりのものは何ひとつ受け入れられない、買う気にならないという状態を作り出す…それは値段に関わらず。”

この定義は、私たちにも通用する。しかし、私の言うポジショニングとはもう少し狭い意味だ。つまり、ネットワーキングの一環として「エキスパート」にポジショニングするというのは、企業ではなく個人レベルの話になる。

今回の場合、ポジショニングを行うのは、製品やサービスというよりも、私たち個人だ。私たちは、周囲の人々の頭の中で、自分の人となりと仕事と結びつけなくてはならない。

相手の意識に”あなた”を根付かせているか?

ここまでの私のブログであったり、あるいは音声講座の中で紹介してきたメソッドやテクニックの使えば、あなたの周囲の人々は、あなたを知り、気に入り、信用してくれるだろう。あなたの成功や新しい仕事の開拓を手伝いたいと思うようになるはずだ。

だからこそ、あなたは誰かの頭の中で、なりたいポジションへ自分を置くことから始めよう。こう想像してみて欲しい。あなたはすでに、あらゆる原則やアプローチを使って成功を収めた。今ではいろいろな人があなたの元へやってきて、情報や紹介、助言を求める。あなたはポジショニングのためメソッドやテクニックをさまざまに駆使し始めていて、しかもそれに関わるお金は全くかかっていない。

さて、イメージができたならば、継続的に原則やアプローチを活用してみよう。そうすれば、あなたの存在は彼らの意識に”根を張りあなたはずっとそこにいられるようになるだろう”。

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