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眠りの質を変える寝間着の選び方とは

みなさんは、寝間着(就寝時に着用する衣服)は何を着てますか?
スウェットや、学生時代に使っていたジャージなどを着ていませんか?
結論から言うと、ゆったりした「パジャマ」を着るのが正解です。

寝間着で大切なのは、拘束感のないゆったりしたものであること。
就寝時専用である「パジャマ」は以下の点においてもオススメしたいのです。

ポイント① 締め付けないことで血流を邪魔しない
ポイント② 適度な通気性と吸水性
ポイント③ 入眠儀式として、切り替えができる

眠っている間は血流を良くすることが重要

人は眠るとき、体内の熱が血流に乗って手足の先端部や脇の下に集まり、そこから放射されることで、深部体温が下がって眠気を感じるようになります。体が適度に冷えることで眠気がやってくるのですが、拘束感のないパジャマは、血流を邪魔せず、ぐっすり眠るのに最適な寝間着なのです。

人は就寝時に約500mlもの汗をかく(※)

パジャマだと通気性が良いため、汗の乾きが早いという効果があります。
そのに比べて、手首や足首にリブ(ゴム)があるスウェットなどでは汗がうまく乾かず、ジトジト、ベトベト不快な感触が残りがち。不快感は眠りの質にも影響します。

(※ 大塚製薬佐賀栄養製品研究所データ2000 参照)

入眠スイッチをオンに

パジャマは、寝るときに着る用途に特化しているため、パジャマに着替えることで入眠スイッチがオンになりやすくなります。これも一つの良い睡眠への工夫で、体がすんなりと睡眠状態に入っていきます。
ちなみに、寒いからといって、靴下の二重履きはやめておきましょう。
足首を締め付けることで、血流が悪くなる上に、せっかくの開放感を損ねます。
また、足の先端に集まった熱が靴下にこもってしまい、うまく放熱されない危険性もあります。

いかがでしたでしょうか?
質の高い睡眠のために、寝間着を見直してみませんか?
もし今スウェットやジャージで眠っている方は、これを機に寝るとき用のパジャマを用意しましょう。
たかが睡眠、されど睡眠。質の高い眠りで健康に。

(参考図書)


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