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「信頼ストック」は相手を気にかけ温もりを伝えることで培われる

フィラメントというちょっと変わった会社を経営している角といいます。

何してる会社かよくわからない。
そのうえ掲げているポリシー(行動指針)もよくわからない。
よくそういわれるので、フィラメントのポリシーを解説していくnote第3弾です。

今回は「信頼ストック」がテーマです。

ポリシー信頼ストック

これには
「誠実さとギブファーストで、より多くの信頼関係を蓄積していこう」
というナラティブをつけているのですが、まずお話ししたいのは、そもそも信頼とは何かってことですよ。

僕の定義では、ビジネスにおける「信頼」とは、まわりの人達から「この人と仕事してみたい/この人とまた仕事したい」と思われているということ
そう思われる人になり、ずっとそう思われ続けていくということが信頼ストックという意味です。

こういうこと、ありますよね
「あなたともう一回仕事したいけど同じ仕様でお願いできるとこは他にもあるから、合い見積もりをとらせてよ」
って言われるやつ。

「同じことが他の人でもできる」とか、なんなら「他の人ならもっと安くなる」というときであっても「あなたと仕事がしたい」と言ってもらえるか。

そこが「信頼」が得られているかどうかの分水嶺です。
そこを分かつのは、その人と仕事をすること自体に気持ちよさや学びがある・価値があるという状態がつくれているかどうかだと思います。

そして相手にそう思ってもらうためには、どうすればいいか。
僕にも明確な答えがないのですが、経験上、多分これじゃないかというポイントはあります。

それは「他者を気にかける姿勢」なんじゃないかと。

人間って誰か気にかけてもらっていることでほっとするところがあるじゃないですか。
長時間の残業を孤独に続けているようなときに、「いつも頑張ってるけど、気をつけてね。何かできることあればするから言ってね。」と声を掛けられる。
それだけで心の疲れが少しとれる。

そんな「他者を気にかける姿勢」を誰に対しても発揮できる、その姿勢で様々なものごとにも接する。

大きな言葉では「利他心」とか「他者理解の姿勢」といいかえられるかもしれませんが、丁寧に言うと「自分を中心に置かず、他者に心をとばして寄り添おうとする視点をもっていること」となるかと思います。

でも、単に「視点をもつ」だけでは伝わらないですよね。
思いを正しく伝える努力をしなければ、相手をほっこりと温めたり、気づきを与えるきっかけをつくったりはできない。
だから「相手に寄り添う気持ち」をもっているだけでなく、実際にコミュニケーションを通じて寄り添う、気にかけていることを表出し、相手に作用しようとする行動をすることが大事だし、その際に相手の立場に立った言葉の選び方、声のかけ方、コミュニケーションの仕方を選ぶ努力をしていることも同じくらい大事だと思います。

もちろん、仕事のクオリティが高いとか、相手に満足してもらえる価値提供ができることはその前提として当たり前に大事です。
「信頼」はその当たり前のうえになお、気持ちを通じ合えているか、そのための利他の視点を持ち、コミュニケーションの正しさを日々追求できていることでストックされていくもの。
だからこそ、誠実さとギブファーストの精神が大事なのです。

最後にもう一度。
どうやったら信頼=「この人と仕事をしてみたい/また仕事をしたい」と思ってもらえるか。
そのためには、「自分中心に世界を見るのではなく常に他者を気にかける視点」「相手に正しく作用するコミュニケーション」を常に続ける努力こそが大事なのではないかと思うのです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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