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The Crafted note ~Vol.2~【オープンしてみてと、これから目指すところ】

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このノートはこんな人向けです。

・ブランド運営されている方や支援している方
・モノづくりに携わる方
・リアル小売業のあり方について考えている方
・D2Cってそもそも何だろうと考えている方


0.はじめに(自己紹介とご挨拶)

初めましてTheCraftedとして、2回目のnoteを担当する、TheCrafted共同発起人の一人兼、「マスクを基軸にしたライフスタイルブランド We'll」代表の藤井です。

藤井プロフィール写真

2回目のこのnoteでは、TheCraftedという構想を思いつくにあたった背景と、どんなことを目指しているかについてお話します。


1.いわゆる原体験

今年の3-4月頃にかけて、TheCraftedの構想を思い立つに至ったのは、私(と共同代表を務める深井君)の2つの経験があります。

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一つ目は、
知り合いが大切に思いを込めて作ってくれた、靴や鞄を身にまとうことで(食事も)、応援されているような気持ちになったり、いつもの日常が色づいて見える。そんな経験です。


もう一つは、
家族や友人の誕生日、知名度の高いナショナルブランドよりも、「こだわりを持って丁寧に作られたプロダクトを贈りたい」と思ったものの、中々見つからず苦労した。というものです。


自分だけでなく、周りの大切な人にも、そんな「世界が色づく体験」をして欲しい。
それができる素敵なブランドが世の中にはまだまだたくさんあるはず。もっと出会える場所があればいいのに。


そんな想いから、この「クラフト系D2C集合型ショールーム」という構想と、「世界が色づく体験を」というコンセプトが生まれました。


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当時のメモ(4月3日時点)

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3.オープンまで

そこから、どんなモデルにするか、たくさんの方に相談させてもらったり、自分も使わせてもらっている好きなクラフト系D2Cブランドさんにお声がけさせていただきました。(今思えば超ギリギリのスケジュールでした・・)


そして5月21日、当初目指した通り、思わず語りたくなる魅力的なブランドが、第一期に集ってくださり、無事開店することができました。

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※5月21日オープン当日(撮影の時のみマスクを外しています)


【第一期に集ったブランド】
brightway:大阪の老舗靴工場が手掛けるユニセックススニーカーブランド
KAPOK KNOT:植物「カポック」の木の実由来の素材を中綿に使用したサステナブルジャケットを製造販売するアパレルブランド。
OLENO:奈良県の老舗靴下工場が手がけるファッショナブルなデザインと機能性を兼ね備えたソックスブランド
renacnatta:「文化を纏う」をコンセプトに日本とイタリアの素材を組み合わせたアイテムを展開するブランド
TIDE:香川県東かがわ市で革製品の製造を営む老舗によるプライベートブランド
We'll:最新の3Dフィッティング技術などを生かしたファクトリー発マスク特化型のライフスタイルブランド
木村石鹸:人や環境にやさしい純石鹸を使用したハウスケア&ボディケアブランドの「SOMALI」など多数のブランドを展開

(上記ブランド紹介引用元:TheCrafted第一号取材「ツギノジダイ ECで注目のD2Cブランドが銀座へ コロナ禍に共同出店する理由とは」


4.OPENしてみて


オープンから3週間を迎えましたが、TheCraftedのメイツ(スタッフ)たちが、キラキラとした表情で各ブランドの魅力を語っている様子、お客様が帰り際に「楽しかったです!」と言って下さる様子は、スキップしたくなるほど嬉しい瞬間で、まさしく目指した通りの場所になりつつあります。


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偶然フラッと入って下さった方にOLENOさんの凄さを語るメイツのなめちゃん(大学2年生インターン)


ちなみにこれまで来てくださったのはこんな方々です

・受注生産受付中アイテムがあるrenacnattaさんの試着をしに
・makuake挑戦中のbrightwayさんの試着をしに
・今回出展したこのブランドのアイテムが前から気になってて
・(とあるインフルエンサーの)インスタで見て行きたくなって
・フラッと前を通って気になったから
・自分もD2Cブランドをやっている(立ち上げ準備中)ので、気になって
・ブランド支援の事業に携わっていて、その出口戦略の一つとして


前回のnoteにあった、「1:1をn:nに」を体現する形で広がりを見せており、様々な形で訪れ・関わっていただき、逆に目指した以上の場所になる予感がしています。

更に、新たに繋がったブランドさんのおかげで、自分や家族友人の世界がさらに色づいている実感があります。


5.コワーキング・イベントスペースとして


また、「コワーキングスペース」「イベントスペース」併設というカタチを採ったことにも想いがあります。

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これまでのような「作り手とお客様」という対岸に位置する画一的な考え方ではなく、もっとダイレクトにそれぞれの考え方に触れられ、一緒に生み出せる、熱量のある空間にしていきたいと、私たちは考えています。

これまでのサプライチェーンでは、私たちメーカーの間には、商社・問屋・小売り(敬称略)などたくさんのステップがありましたが、D2Cというビジネスモデルにより随分とユーザーさんに近づくことができつつあります。

一方で、まだまだ完成しておらず進化を遂げているD2Cというモデル
その一つのかたちとして、こんなリアル店舗があってもいいと考え、走り始めましたが、この3週間で既にやってよかったと大きな手ごたえを感じています。

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(これまでの商流とTheCraftedが目指すカタチ)

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(コワーキングで悩めるカポックチームの全体MT)


6.We'llでの事例


一つの事例として、TheCraftedを運営する傍ら、私が代表を務めるWe'llでは、OPEN後すぐの日曜日、オフライン×オンラインのイベントを行いました。


オフラインでは、人気パーソナルカラーアナリストの方をお迎えして、店頭でのPカラー診断&マスク選びのお手伝いを。
オンラインでは、店舗イベントスペースでインスタライブを行い、質問を受け付けながら、マスクのパーソナルカラーについて意見交換しました。

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リアルとオンラインのそれぞれの良さを補完し合うようなイベントになり、TheCrafted第一弾のイベントとして手ごたえを感じました。


TheCraftedは、これからもそんなコワーキング・イベントスペースとして熱量を持ちつつ、ユーザーさんと一緒に創っていく空間をこれからも目指していきます。
良くも悪くも可能性に満ちた、今ある言葉ではカテゴライズしにくい「TheCrafted」ぜひ一度遊びに来てください。
同じ思いで一緒に創ってくれる方お待ちしています!


次は、共同発起人の一人、NODの溝端さん(通称JP)
彼無くして、この構想は実現に至りませんでした。どんな思いでプロジェクト発案に携わってくれたか、ぜひお楽しみに!

次回以降のnote
・The Crafted note ~vol.3~ 【The Craftedの運営メンバー】共同発起人 NOD代表 溝端さん
・The Crafted note ~vol.4~ 【The Craftedの運営メンバー】共同発起人 SASI代表 近藤さん
・vol.5以降 第1期各ブランドさん

vol.3へ続く

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