新卒がラテラルシンキングについて読んで思ったこと
今回は僕は「ラテラルシンキング」についての本を読んでみました。
図書館を歩いていて、なんとなく気になったというだけの理由で読み始めてます。
※本紹介してますが、特にアフィリエイトとかでもなく、表紙見えた方がイメージがわくかなーくらいの気持ちで載せてますw
ラテラルシンキングとは
新卒研修で「ロジカルシンキング」の話ってされますよね。でも、ラテラルシンキングの話ってそんなにされなくないですか?
とっても簡単に言うと、「事象Aと事象Bって、一見違うけど、こう捉えると一緒じゃん?」ってやつです。水平思考ともいったりします。
ロジカルシンキングとは対をなすわけではなく、補完関係にあると思った方がいいです。どちらも合わせることで、思考を強化していけます。
イメージとしては、ロジカルシンキングは、1つの物事を深く正しく掘っていく考え方、ラテラルシンキングは、様々な物事を並行してつなげて考えていく考え方です。
今回は、読んだ本に書いてあった、ラテラルシンキングの3つの重要ポイントを紹介していきます。
疑うのは簡単?
疑うだけって簡単なんですよね。
「この仕事いる?」
「通勤時間って無駄だよね?」
そんな疑い、不満ってすぐに湧くはずです。でも、実際にどうにかしようと行動する人は本当に一握りだそうですし、体感値としても納得感があります。
今回の本では、疑いを持ったら、どうしたら変えられるかを考えることが大切という点を、疑いを「ムダ」という言葉に置き換えてかんがえています。
なんで無駄なのかを突き詰めていくロジカルシンキングは大切ですが、解決には、意外なアプローチだったりが必要だったりします。
「通勤時間って無駄でしかないから、減らす方がいいよね?」と安易に考えるのではなく、逆に落ち着いて座れるように長くして、あるいは新幹線通勤にして、読書したりブログ書けばいいよね。みたいな考えにしていくことも大切だなと思いました。
疑うことは簡単なので、次にその疑いをどう解消していくかがポイントです。
抽象化難しいよね?
2つ目は、「抽象化」です。最近話題になっていた、『メモの魔力』の前田さんもメモにおいて、抽象化をしていますよね。
抽象化って、難しくないですか?
例えば、イルカってすごく早く泳げる(時速50kmとかになるらしい)けど、尾びれがすごいらしい。
⇒尾びれのこの形状は水をすごくうまくかける
こんな感じが抽象化で、さらにここから、
⇒洗濯機は水をかきまわす
⇒パルセーター(洗濯機の羽)に応用だ
ってなると、商品開発につながるわけですね。
参考:えっ!その動物がヒントなの? “家電×動物”、実は深い関係なんです | d.365(ディードットサンロクゴ)
顛末を知っていれば簡単だけど、抽象化するのも大変なのに、そこから応用するのって慣れていないときつそうだなと感じました。
普段から抽象化の訓練をするために、『メモの魔力』的なメモを心がけるのがいいのかなーと感じました。
セレンディピティを起こすには?
セレンディピティとは、「偶然の出来事」という意味の造語です。
たまたま入った本屋で、超面白い本を見つけたとかがそうですね。
抽象化したり、ほかのアイデアを組み合わせるためには、様々なタネが必要になりますよね。そのために、セレンディピティが必要になるのです。
セレンディピティってどうしたら起こせるのか、なんとなくですが、習慣をたまに意図的に変えることかと思いました。
わかりやすい例で行くと、通勤経路って、ほぼ毎日同じはずです。ただ、外出先に直行したときとか、少し気分が違いますよね。
そんなときに、セレンディピティが生まれると思いました。1分遠くなるけど、1本、道を変えて駅に向かってみるとか、そのレベルでもいいのかなと思います。
最後に(具体的なネクストアクション)
やってみようと思ったことは、次の3つです。
①会社まで徒歩やタクシーで通勤してみる
通勤時間を運動時間に変えられるかも。
タクシーサービスについて学べるかも。
セレンディピティ起こせるかも。
②プライベート用の名刺を作る
紙の名刺って無駄じゃなくてアピールポイントかも。
③抽象化ノート作る
今から抽象化特訓をしていこう。
本を読んだら読みっぱなしではなく、こうやってnoteに書いたり、アクションを決めたりと、実際にアウトプットにつなげていくことが大切そうだなと感じています。
皆さんもアウトプットを忘れずに。
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