商売をしてみると
インドに行くよりも自分探しには向いてると思う。
この間、こんな事を書いて。
すると、DMMの亀山さんがこんな事を仰っていて。
お店を始めて何年か経った時、すっかり仕事には飽きていて。
カフェは出来る。やり方は分かった。
こんな心境でした。
前の職場を辞めた時もそうでしたが、僕は出来るとなると、もういいかとなるみたいで。
人のマネジメントは出来る。環境づくりは出来る。
出来る事は分かったから、もういいやと。
この能力は無くなるものではないから、その立場を気軽に手放せたんだと思います。
なんか、偉そうだな。
お店に飽きてきた時、思ったのが他の所に行ったらどうなるかで。
それが亀山さんが仰ってた事に近く。
”全体を掴んだうえで「自分はここの歯車になるんだ」くらいの覚悟で勤める”
もし、僕が次に働くとしたら、この気持ちで働けると思うんです。
自分の強みはこれで、ここは弱くて。
今の自分に出来ないのはこの部分で、こんな自分になりたくて。
「よし、この歯車や!」と、強い意志を持って働けるだろうなと。
ただ、譲れない事もあって。
人と物。
その歯車で動かすものは、なんなのか。
この人の為なら、この商品を広める為なら、いくらでも歯車となりましょう。
こう思えない所ではきっと働けないと思います。
もし、働くのが嫌で嫌で仕様がなくて、会社は何もしてくれない。
みたいな、全面八つ当たり自暴自棄状態の人がいたら、自分で何かしらの商売を始めてみたらいいと思ってます。
ほんと、全部を知ると、今までがどれだけ楽だったか分かるので。
「ぶーぶー言えるだけでも幸せだったな」と、振り返る日がくるのです。
文句を言う相手がいないのもしんどいんですからね。
数字がついてこない=自分の才能が無い
と、打ちのめされる日もあったりなかったりと。
歯車という字面のせいでどうしてもイメージが良くないかもしれませんが、独立を経験した今は、その立派さに気が付きます。
それだけでも独立してよかったと思う程です。
やっぱり本を書くか。
「インドに行くなら、店をやれ」
未だに自分探しと言えばインドでいいのかな。
中身よりもこのタイトルのほうが心配だ。
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