相対的に見ない
相対的に見ない。
これの大切さに気がついた人は生きやすくなると思っていて。
お店で相談に乗ってるとよく感じます。
他の仕事と比べて収入が。
誰でも出来る仕事ですから。
周りが結婚し始めまして。
こんなのばかり。
誰々と比べてはしんどいぞ。と、いつも言ってる気がします。
収入も、仕事も、結婚も。
「本気で悩んでるなら解決策はあるし、自分でもそれに気づいてるくせに、動くのが面倒なだけだろ」
とは、口が裂けても言えないけど。
相談を乗る側のご法度行為です。
ただ、話を聞いてもらいたいだけでしょうしね。
でも、比べるなとは言うのです。
比べるとしても、下を見な。と、言う時もあります。
働きすぎな人が僕に会いに来て「まだまだ頑張れる」と思うみたいで。
世の中には休みが無い人もいるんだ。と、自分に発破をかけるのです。
実際、それで楽になる人もいますからね。
あまり言わないだけで、誰しもが気づいてるはずで。
「他人の不幸は蜜の味」に近いものがある。
お店をやってると比較をされます。
どこどこよりも美味しいとか、美味しくないとか。
どこどこよりも混んでるとか、混んでないとか。
こちらが聞いてないにも関わらず、「あそこは混んでたのにここは空いてるんですね」と、報告しに来る人もいるぐらいで。
昔はそれにイラッとしてたんですが、今では無。
あそこはあそこ、うちはうち。
うちよりも混んでるかもしれないけど、そこよりもスタバのほうが混んでるでしょうし。
上を見たらきりがなく、目指してる所も違います。
個人店だからといって皆が同じではなく、経営のスタンスも人それぞれで、目標も違うんです。
だから、相対評価ではなく、絶対評価が大切で。
せっかく上場もせず、好きで始めた事なんだから、それでいいじゃないかと。
売上、成長、拡大。
は、好きな人だけがやればよくて、それは現場の仕事とは全く別のスキルですし、それ自体を楽しめる人じゃないと難しいと思います。
誰かと比べると、収入が高いほうがいいと思うでしょう。
お店だって、売上が高ければ高いほど良いと思われがちです。
でも、そうではない価値観もあるんですよと。
それは比較からは見つからず、相対的に見ると価値がないものかもしれません。
でも、個人的には価値があり、店という単位ではなく、人という単位でみると評価されるべき事もあるんです。
だから、比べて辛くなるぐらいなら比べる必要はなくて。
絶対評価をしてみると救われるかもしれない。
それでも駄目だったら、、環境を変えましょう。
考え方を変えるだけでは限界もありますからね。
僕も売上が無かった時は「売上売上売上」と、取り憑かれてましたし。
ただ、比べてばかりはしんどいぞと思うのでした。
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