動機であり、信念であり、思想でもある
カフェに中休みが無いのはそういう事なのか。
大発見みたいな書き出しですが、ふと思ったのです。
昨日、自分で書いた文章を読み直していて、誤字脱字であったり、過不足がないか、リズムが悪くないかと確認していました。
悪くない。
と、やはり自惚れる事もあるんですが、その時に思ったのです。
この時間、全然お客さんが来てないぞと。
平日はお昼のピークタイムを過ぎると、静かになります。
昨日は16時以降、各時間に3人づつしか来なくて。
そんな日は珍しいんですが、これなら閉めたほうがいいよなと思って。
どこかでバイトしてたほうが稼げるし。
電気代の節約にもなるし。
長い映画も観に行ける。
と、何も問題無さそうなんですが、思うだけで行動はしなくて。
カフェはピークタイムがあるとは言え、どの時間にお客さんが来るかは読めません。
コーヒーという商品の特徴だと思うんですが、飲みたい時に飲みたいのです。
(ばかみたいな書きかたしてるな)
(ちゃんと伝われ)
コーヒーを飲みたい時は人によって様々で。
覚醒、安心、逃避、などなど。
この様々な理由のせいで、来る時間がばらけます。
これが食事やお酒とは大きく違う部分だと思います。
だから、中休みが無い。
と、冒頭の言葉に繋げて終わらせるのは素人のやり方で。
(お前は何様なんだ)
もう一歩。
来てくれる理由が、空腹を満たす、全てを忘れたいなど。
食事やお酒と違い、コーヒーに求めるものは、肉体よりも精神に寄っています。
必需品ではなく、嗜好品。
だからこそ、カフェは開いてなきゃいけないと思うんです。
3時間でたった9人しか来なかったとしても、そのうちの1人がそれで救われたかもしれないし。
それがまた次に繋がるかもしれないし。
どんなお客さんが来るかなんて来てみないと分からないけど、今、通ってくれてる人の中には、そんな出会いから始まった人もいる。
それを知ってるから、誰かの為にという気持ちが強くなる。
すると、たった9人の為の営業も苦ではない。閉めてなんていられない。
効率が悪く、もっと稼ぐ方法もあるし、体を休める事も出来る。
経営者としては効率化を考えないといけないとも思う。
でも、プレイヤーとしては、そんな事はどうでもよくて。
目の前に来てくれた人の気持ちだったり、今後だったりが大切だと思っている。
それがたとえ、非効率だとしても。
DMMの亀山敬司さんと岡田斗司夫さんの対談で出てきた言葉なんですが、まさにこれだと思いました。
経営者として、プレイヤーとして、一人の人間として。
立場によって考えなきゃいけない事は色々とあるけど、根本にあるのは「誰かの為」。
それが僕の動機であり、信念であり、思想なんだと思う。
めちゃくちゃな綺麗事を書いてしまった。
最近多いな。
明日バランスを取ります。
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