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店主の考え

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2020年11月の記事一覧

「慣れ」もしくは「麻痺」

昨日、常連さんと話していた時の事を書こうかと。 「感染者が増えて大変でしょ」 という話をされたので、 「お客さんがガクッと減りました。きっと週末は期待できない。」 と返しました。 すると、 「その割には元気だよね」 と返されました。 そうなんです。 大変な状況ではありますが、割と元気なんです。 なぜか。 「慣れ」もしくは「麻痺」です。 でも、これは悪い事ばかりではないんです。 メンタル的にね。 ちょっと話は変わりますが、僕は投資を10年間やっていま

同じ考えの記事を紹介する理由

うわ!考え方似てる! と感じた記事を見つけたので、ご紹介します。 同じ渋谷でお店をやられていた桜林さんの記事です。 記事中のこの部分。 未来に向けてああしたいこうしたいっていう「やりたいこと」はまったく出てこなくて、「これが不満だ、不快だ」「これが不足している」っていうマイナスの要素ばっかり出てくる。 だから「何がイヤなんだっけ?」、それが「どうなったらいいの?」っていう2段階で考えます。イヤなことをイヤなままにしないで、しつこいくらいに観察して、考えて考えて、その

やっぱり気楽さが大事なのかな

昨日、ほとんど書かなかった「いつまでこの仕事を続けるか」 僕は今31歳なんですが、この年齢は悩む時期なのかな。 同世代の人からよく話を聞きます。 今の仕事を続けるべきなのか。 転職するべきなのか。 独立するべきなのか。 きっと色々と見えてくる年齢なんだろうな。 これから先の年収だったり、 これからの暮らし方だったり、 これからやりたい事だったり、 ただ、「いつまでこの仕事を続けるか」 と、考えて頭を悩ますのは無駄なのかなと思います。 悩むって事は、現状

いつまでこの仕事を続けるか

「いつまでこの仕事を続けるか」 転職を考えているというお客さんと話していた時にでてきた言葉です。 その人は会社が早期退職を募集しているみたいで悩まれてました。 今の仕事が嫌いな訳ではない。 でも、ずっと続けられる仕事ではない。 この狭間で悩まれてました。 今の仕事をずっと続けられるか。 これは非常に悩ましい。 僕もよく考えます。 コーヒー屋はいくつになっても出来る仕事です。 だからこそ、いつまでって決めるのが難しい。 自分でやってるとよりね… まあ上手

カタネベーカリーさんの記事を読んで

近所の人たちは「ここのパン、おいしい気がするけど、安いし、良いパンなのかな、どうなのかな?」ってちょっと不思議に思っていたんでしょうね。でも、あのブルーボトルが選んだ、となったら、急に「やっぱりここのパンはおいしかったんだ!」って自信を得たみたいで(笑)  僕も大好きな「カタネベーカリー」さんの記事の中にあった言葉です。 ちなみにこの記事。 これは分かるなー。 ちょっと前にコスパについて書いたけど、その時に書こうと思ってた事でもありました。 お客さんはあらゆる観点で

「覚悟」と「お金」 と書きましたが、 「気楽さ」も大事

ちょっと最近は「覚悟」であったり「我慢」みたいな事を書きすぎたかなと思う。 飲食をやってる人は理解してくれそうだけど、そうじゃない人はこう思うかも。 「楽しいの?」って。 ここでは何回も書いていますが、僕はわりと考えるタイプで、ネガティブ思考でもあるから、こんな事になっているだけで、 もっと楽観的で、出たとこ勝負で、我慢なんて知らん! みたいな人もいるので、カフェをやりたいって人は安心してください。 もっと楽しそうにやってる人もいるので。 というか、 僕の事を

お店でのコミュニケーション

昨日の続き。 察して行動する。 これはサービス業に従事しているなら絶対に出来た方がいい。 というか、日常生活でも非常に役に立つスキルだと思う。 「空気を読む」を少し分かりやすくした言葉かな。 (日本人はこれが得意らしいけど、意外と出来てない人が多いと思ってる) 僕が上の立場だった時は、このスキルがあるスタッフは本当に重宝しました。 作業スピードが早いとかより、よっぽど重要だと思っています。 でも、これはチェーン店だったからという側面が大きい。 サービスが良い

僕の態度を決めるのはあなた。という考え

「僕の態度を決めるのはあなたです」 その昔、『松紳』というテレビ番組で島田紳助さんが仰っていました。 (もう少し強い言葉でしたが…) (この番組が好きすぎて10周はしてるな…) これは本当によく分かる。 こんな事はサービス業をしていると言い辛い。 でも、誰もが思っているんじゃないかと思う。 「相手の態度に引っ張られる時点で一流ではない」 とか、 「そんな相手でも気持ちよくさせるのがプロ」 だとか、 分からんでもないし、サービス料をとっている所はそうしなけ

2種類のお金について

今日は「お金」について。 ちなみにここに書いたやつです。 このお金には2つの意味があって、 「今の貯金額」と「生活に必要なお金」 この2つです。 今の貯金額。 これは特に書かなくてもいいか。 お金がなければお店は持てません。 お金がなければ公庫もお金を貸してくれません。 ちなみに公庫ではお金の貯め方も見られます。 通帳を提出して、コツコツと貯金をしてきたかのチェックが入るのです。 お金なんて借りればいいかと気軽に考えてると痛い目に合うのでご注意ください。

僕が決めた覚悟と覚悟の量

この間の続き。 僕が独立してお店を始める時に決めた覚悟。 これについて書こうかと。 ちなみにこれ。 「飲食店はほとんど潰れる」 「独立する」と上司に話した時に言われました。 調べたら沢山出てきました。 街を見ていてなんとなく理解出来ました。 飲食店(カフェ)は難しい。 これを知ってるだけで、ある程度の覚悟をします。 普通にやってたら無理だなって。 じゃあ何が難しくさせるのか。 単価が低い。 競合が沢山ある。 差別化しづらい。 初期費用が高い。

独立するのに必要な事は2つ

「会社を辞めようか悩んでて」「独立しようか迷ってて」 最近、なぜか立て続けにこのような言葉を聞いたので、少し書こうかと。 きっと、業界も違えば歳も離れている僕にわざわざ言ってくるという事は、 何かを知りたいからだと思うんです。 もしかしたら後押しをしてほしいのかもしれない。 という事で、独立するのに必要な事とは。 僕が思うに、2つです。 「覚悟」と「お金」 これだけです。 「覚悟」 そういえば、この言葉はよく見るし使ってるけど、ちゃんと辞書で調べた事がない

読む事の重要性の続き

『読んでわからないことは聞いてもわからないし、人にも話せないし、書けない。つまり、読む、聞く、書くの能力の天井を規定するのは、「読む」ことなのです。』 昨日書こうとしたやつです。 インプットする時に頼りにするのは文字ってやつ。 最近はインプットをするにも動画が主流ですね。 インスタが流行りだしてから大きく流れが変わった気がします。 文字要素から画像、そこから動画に。 さらにYouTubeの隆盛もあり、エンタメだけでなく学ぶ事も動画が主流になった気がします。 僕も