店主の考え

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どれだけの粗利が取れるか

商売の醍醐味は「どれだけの粗利が取れるか」 経営の神様がもし飲食店を開くなら。 面白そうな回答を期待しましたが、至極当然の事を言ってるだけでした。 それが冒頭の言葉。 「どれだけの粗利が取れるか」 でも、この当然をやらずに飲食店を開く人が多いんだろうな。 この記事でも書かれてましたが、 “飲食業は浮き沈みの激しい商売だと言われる。諸説あるが、廃業率は開業から1年以内で50%、3年以内が70%以上、5年以内では実に80%にも上るとされる。” 近所の飲食店を見てる

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困る人がいる

今日は朝から営業許可更新の為に店の工事。 6年ぶりにお店を作ってくれた工務店の方と会った。 現在66歳。 見た目は出会った頃と変わらず元気そうで何より。 バリバリ仕事をこなしている。 ただ、跡継ぎをどうしようかとぼやいていた。 「会社が無くなると困る人が沢山いるんだよ」 こんな事も仰っていた。 「僕も困ります。うちが無くなるまでは続けてください。」 こんな冗談を言って話は終わったけど、気持ちが少し分かる。 引退したいけど出来ない。 それはお金の為でもなく

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僕の仕事

先日、コーヒー関係者なら誰もが知っているイベントがありました。 SCAJ(Specialty Coffee Association of JAPAN) コーヒー関係者の呟きが多くなり、地方からのお客さんが増えるイベントでもあります。 「業界の人なら行くのが当たり前だ」 こんな事を言う人もいます。 僕がこのイベントの開催を知るのは始まった初日。 関係者の呟きに遭遇してから。 「あ〜今日からなのか」 こんな感じ。 それぐらい興味が無い。 僕がやる事に直接関係し

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勉強よりも貯金

カフェを開きたい。 まずやる事は何かと聞かれたら、お金を貯める事だと思う。 それがなければ何も始められない。 勉強の為のカフェ巡り。 こういう発言をよく耳にする。 地方の有名店にまで行く人がいるけど、少し懐疑的。 気持ちは満たされると思うけど。 そこに行かないと得られない何かがあるんだろうか。 現実的な僕は思ってしまう。 やってる感を得たいだけなんじゃないかと。 ちょっと言いすぎかもしれないけど。 自分でお店を持ちたい。 そう思ってる人は、何かしらのき

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当たり前の事をやる

ずっと飲食店で働いてるからか、他の人よりも気になる事がある。 外食をする度に見てしまう。 この席数でこの単価でこの立地で。 内装はいくらかかってて、設備はこうで、、、 そんな事じゃなくて。 爪。 働いてる人の爪を見てしまう。 これは一種の職業病なのかもしれない。 どうしても気になってしまう。 カフェで働いてる人のSNSが目に入る事があります。 綺麗なラテアートが施されたカフェラテ。 かっこよくハンドドリップしてる姿。 カップを持った綺麗な写真。 それ

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僕の仕事は店に来る事

「やる気がでない時ってないんですか?」 毎日お店に立っているのを不思議に思う人がいるみたいです。 「やる気なんて基本的に無いですよ」 これが答えです。 「うぉー今日は頑張ってめっちゃドリンク作って過去最高売上を叩き出すんだ!」 そんなん無い。 お客さんの数をコントロール出来る仕事ではないので。 僕のやる気と売上は相関が無いんです。 だからやる気がある時の方が少ない。 催事に出てる時ぐらい。 「やる気が無いと仕事したくなくなりませんか?」 これも聞かれた事

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誰がどこまで配慮しなくちゃいけないのか

牛乳は敵。 2021年6月、北カリフォルニアと南カリフォルニア市場の一部のカフェで試験的に、店頭販売とモバイルオーダーで、ミルクベースのメニューには基本的にオーツミルクを使用することとし、結果としてこれらのカフェでは牛乳の使用量が8%減少しました。 この流れは本当に嫌でして。 牛乳の使用量を減らすと環境改善に繋がるという流れ。 いやはや、困った。 なんせうちのウリは牛乳なので。 「東京牛乳を買うようになりました」 何人の常連さんの家の牛乳を変えてきたか。 それ

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接客を捨てる日

今日はこの記事から。 “アプリで事前注文・決済したコーヒーを受け取るついでに、Amazon Goでサンドイッチなどの軽食をこちらもレジなし精算できるという新コンセプトのショップです。” コロナ以降、アメリカのスタバは積極的に省人化に取り組んでますね。 人材不足、人件費の高騰。 これらを解決する為にテクノロジーの力で人を減らす。 なんて合理的。 スタバがこれをやってるってのが気になる所。 サービスは必要ないのかもしれない。 そんな事を言うはずはないけど、本音はど

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特別な場所

昨日少し書いた、誰かにとって特別な場所。 これは狙っては出来ない。 というのも、相手によるから。 お店側が頑張った所で、合わない人は合わない。 何でこの店が流行ってるんだろう。 そう感じる所が幾つかある。 その店のサービスが刺さる人もいるのか。 不思議な思いで眺めてたりする。 めちゃくちゃ元気な居酒屋とか。 売上しか考えてない商品ばかりがあるお店とか。 でも、それはきっと僕との相性が悪いだけなんだろう。 うちもそう。 特別だと感じてくれてる人もいれば、

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混み合ってなくて、静かなお店。

混み合ってなくて過ごしやすい空間。 カフェを紹介する時にたまに見かける文言です。 伊坂幸太郎さんのエッセイではこんな事を言ってました。 「僕がお気に入りの喫茶店はよく閉店する。静かで過ごしやすくて好きだったのに」 混み合ってなくて、静かなお店。 ようするにお客さんが少ないお店。 それはいつか閉店する。 誰かにとって特別な場所だとしても。 カフェの経営が難しいのはここだと思う。 お客さんがひっきりなしに来るようなお店は、誰かにとって特別な存在にはなりづらい。

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