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【三大陸】世界の映画館に行ってみた!!【カナダ・タイ・ガーナ】


鬼滅の刃の興行収入が歴史的な推移を見せていますね!
ソーシャルディスタンスを取りやすく、換気システムも万全な映画館が新しい生活様式においても娯楽産業の大きな一角を占めることは間違いなしだと思います。

私は海外を訪れた際にその国の映画館で映画を見ることが趣味なのですが、今回はその中からいくつかの映画館を紹介しようと思います!


1、 カナダ、ストラトフォード(名称不明)

一つ目は北米大陸、カナダにある田舎町の小さな映画館。大体5本くらいの映画を3つのスクリーンで回している。シネコンではなく、個人経営っぽい。いつも閉まっている売店となぜか置いてある頭文字Dのアーケードゲームが印象的な陰気な場所だった。

き (2)

↑確信はないけど、ここかも。なんせ行ったのは5年前なので……。

しかし、結構な毎日盛況で活気はある。
見逃せない問題点が一つあった。壁が薄い。隣のスクリーンで衝撃音があると壁際の席にはそれが聞こえてくる。なんだかカラオケボックスで映画を見ているような気分だった。
客はそこそこうるさい。上映中でもまあ喋る。けど、他の国ではそんなことなかったから地域柄なのかな。

ここで見たのは
「オデッセイ」
「ハンターゲーム 最終章後編」

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2、 タイ、バンコク Paragon Cineplex

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二つ目は東南アジアの中心バンコク随一の人気スポット、サイアムのど真ん中にたつ映画館。高級デパートの最上階を2フロア占める大きな映画館で、多分タイで一番いい映画館。

席もふかふか、空調もばっちり、ゲームコーナーや売店も充実している。日本でもこんないい映画館あまりないんじゃないかな。とにかく豪華絢爛な映画館。
料金は映画にもよるが基本は250バーツ(約859円)。日本より安い値段で日本よりいい環境の映画が楽しめるなんてとってもお得だ。

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タイの映画の一番の特徴は上映前に全員起立してタイ国王をたたえる歌を聞かないといけないところ。タイ人はもちろん、外国人もみんな帽子を取ってタイ国王を賛美する歌に聞き入ったり、歌ったり。そのあと予告編に入り、本編が始まる。
今デモとかやってるけど、そこらへんどうなってるんだろうね。

ここで見た映画
「アクアマン」
「ボヘミアン・ラプソディ」

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3、 ガーナ、アクラ Silverbird Cinemas Accra Mall

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アフリカのビデオ小屋みたいなところで映画を見ようと意気込んでいたら、案外綺麗なシネコンを案内されたので拍子抜け。多分どこかにはいわゆるビデオ小屋もあるんだろうけど。

ガーナで2番目に大きいショッピングモールの二階に位置するこの映画館はいつもガラガラ。お客は外国人が多い。そもそもこのショッピングモール自体外国人向けだ。
ほとんど空調システムというものが存在しないガーナだが、この映画館にはばっちりついている。
やっている映画は欧米映画とアフリカ映画が五分五分くらい。だけどやっている映画の9割が黒人主演の映画だった。やっぱり黒人のヒーローは黒人なのかな。ちなみに僕がいたときに一番売れ行きが良かったのは「バッドボーイズ3」

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料金は25シディー(約445円)。これがどれくらいの価値観かというと飲料水(500ml)が100本買える。映画は高級娯楽なんだね。
高級娯楽なだけあって、設備面には文句なし。予告編はなくてずっと携帯や家電、保険のCMが流れてから映画が始まった。

ここで見た映画
「ファンタジー・アイランド」

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終わりに

世界の映画館にはそれぞれの国の特性が現れていて、個性たっぷり。
海外旅行の際に観光スポットを巡りすぎたときには映画館で一息つくのも変わった体験になって面白いと思いますよ!

よかったらほかのnoteも観てください。


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