【最近読んだ本44】内向型人間のすごい力-静かな人が世界を変える-
こんばんは、ひよこぶちょーです!
少し前に直属の上長から教えてもらった本を読み終わりましたので、本日はその内容について書かせていただきます。
こんな方におすすめ
・多様性について理解を深めたい
・リーダーシップのタイプについて広く知りたい
・類似性バイアスを回避出来るようになりたい
・ピープルマネジメントをしている
この本を読んだ感想
読み終わったあと一番最初に感じたことは自身の中で”リーダーとはこうあるべき”と知らぬ間に”べき”論に囚われていたなとということでした。リーダーは常に自信があり、雄弁さと洞察力の深さが備わっている人物だと考えていました。しかし、この本を読み進めると、多くの有能なリーダーと呼ばれる人たちは内向型であるということが理解出来ます。私はまさにUnconsious Biasに陥り、外向型がリーダーに向いていると思っていました。反省です。
また、この書籍によれば内向型や外向型を決めるのは遺伝と脳神経系の影響が大きいようです。生まれ持った気質や性格を努力で変えることは難しいが、自分にとって最適な刺激レベルを知り、その環境に身を置くことで生き生きとした人生を送ることができると著者は述べております。
以前書かせていただきましたが、生まれ持った性格というのは確かにあるような気がします。自分の子どものことしか分からないのでサンプル数は非常に少ないのですが、我が家の長男と次男は同じ環境で同じように育てていても全く性格が異なります。確かに保育園の先生やお友達は違うので外的環境から受ける刺激は違うという点はあると思います。とはいえ、とっても不思議なのはいつ個の性格は形成されるのかという点はとても興味深いところです。私の研究もまさにここが肝で、いつリーダーシップが醸成されるのかという最適解を模索していきたいと思います。
この本の面白いところは研究結果のみを示したものでは無い点です。気質や性格は基本的に変えられないとしながらも、「内向型だけど外向型のようにふるまう」「外向型だけど内向型の行動を参考にする」という方法は可能であると主張しています。実務でも使えるようなHOW部分、自身の特性を生かしながら快適に過ごす術についても書かれております。興味のある方は是非ご一読ください。
本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!それではまた明日!
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