【経営学について実務での気づき13】評価の難しさ

こんばんは、ひよこぶちょーです!

本日は【経営学について実務での気づき13】評価の難しさについて書かせていただきます。

難しいと感じる点

ピープルマネジャーとしてチームや個人の評価に頭を悩まされている方は多いのではないでしょうか。私も採用面接もですが、”評価をする”ということに対して大変難しさを感じております。理由は下記です。

1.バイアスの排除が出来ない
→ 直近の出来事や過去の印象的なことに判断が引っ張られる

2.数値だけでは測れないこともある
→ 評価を測定可能且つ公平なものにするために目標を数値化されている会社が多いかと思いますが、それぞれで外的環境が異なるので単純比較が難しい。

3.背景に悩まされる
→ それぞれに抱えられる背景が違い、仕事と切り離すべきだが考慮してします。

参考になったこと

悩んだときは本を読み漁り参考になりそうなものを探します。様々あったのですが、下記が一番納得感がありましたので書かせていただきます。

評価基準を確立する

能力:仕事を進めるための技術、能力、経験があるか
判断力:プレッシャーを受けた際、目的のために犠牲を迫られたときに優れた判断力を発揮できるか
エネルギー:仕事に正しいエネルギーを投入できるか
集中力:優先課題を設定し、それに集中できるか
人間関係:チーム、他のメンバーと協調できるか
信用:現行一致で約束を守れる人か

私が納得したポイントは上記の評価基準に相対的なウェートを設けること、そして最低基準項目を設けるという点です。

相対的ウェートとは、100 pointを6つの基準に割り振り重みをつけておく。これによって、評価者としての価値基準が明確になります。
最低基準項目は、他の能力がずば抜けて良くても、最低基準項目が低い場合は評価は高くならないというものです。

目的を達成するために自分のチームにおいて何を重要視するのかを考え、それに基づいて評価をすることにとても役に立つなと感じました。

とはいえ、評価をするということは慣れない仕事です。自分の評価に盲点が無いのか、バイアスがかかっていないのかを常に考えることが重要だと考えております。

本日もここまで読んでいただき誠にありがとうございました!
それではまた明日!

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