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多分私は去年、一度死んだと思う話

多分私は去年、一度死んだと思う。

1度目の結婚での経験を元に10年ほど前にいきなり起業し、
5年後に再婚時の事情でM&A。


その後再婚によってステップファミリー(子連れ再婚家庭)の継母になり、 人生において全く考えていなかった出産を経て、昨年末より別居。

今は2歳の娘と海の近くの街で穏やかにバタバタしながら暮らしている。

昨年の今頃は、きっとこのまま主婦として子育てというプロジェクトに取り組んで歳を重ねていくのであろうと、自分の中にある消化不良感を見てみぬフリをしながら繰り返される毎日をうんざりしながら過ごしていた。

その様な中、私の人生は私の人生をいわゆる「安住と呼ばれる地」に留まることを許さなかった。

昨年夏を境に夫婦内で天変地異なのか青天の霹靂なのかと思えるような類の発覚が相次ぎ、 夫との別離を決意した。

本格的なマジ凹み・・・と言いたい所だが、 1歳半の娘を軸に考えると凹んでいる暇は無かった。


40歳の自分が改めて向き合う「自立」というテーマと真っ向から向き合う状況に直面した。

娘を育てるシングルマザーとして生きる私にはミッションだらけ。

・主婦からの脱却(再就職)
・娘と二人の人生を心豊かに自由に楽しんでいくために必要な要素の洗い出し
・家どーすんの問題(両親高齢で隠居生活の中、怪獣娘を連れて同居なんてできない)
・激戦区と言われる居住地で、保育園入れるのか問題
・しかもこのタイミングで発生した老犬介護

もはや色々ありすぎて全部思い出せないが、 ざっと挙げるとこんな所だろうか。

まずは仕事と思いきや、フルリモートの仕事に就いたとしても、
いつ何をするか分からない1歳半の怪獣なのか人なのか分からないレベルのお転婆娘を保育園にも預けずに就職というのも困難極まりない。

更に私の前に立ちはだかっていたのは現実問題だけではない。

現実問題に向き合う事と同時に、 2回目の離婚にリーチが掛かった身としては、なによりも向き合うべきテーマがあった。

「何が私の人生をこうさせているのか、自分の中にある根本原因を解決すること」

起きている事だけを列挙すれば配偶者が起こした事が分厚い事件簿のように積み上がるだけだが、 そこにフォーカスをして怒り恨みを積み重ねても、これから自立をして一人で生きていくミッションを掲げた私の人生においてなんの足しにもならない。


そもそも、友人には「もう本書きなよw 売れるよw」と揶揄されるような事態が次から次へと目の前に起きている現実の裏には、
「私の中にある根本原因」が必ず潜んでいると私は感じた。

その根本原因を自覚し、解決をしないと私という人はまた同じ事態を人生に引き起こしかねない。
10ヶ月前の私はそう考えたのだ。
(1回目の離婚で気づいてたらよかったかもしれないけどw)

こうなってくると自分の本質というものを全く知らない自分に遭遇することになる。
「私って~なんだよね」と40年間かけて創り上げて来た、認識している自分にも疑いをかけることになる。

蓋をしておきたい部分、認めたく無い自分、全てをこの際並べて認めて解決策を見出すしかない。

こうして私の「自分再建プロジェクト」は始動した。

このプロジェクトの立ち上げと同時に、私は今まで確立されてきた「自分が思う私という人」。
40年間苦楽を共にした「私」を一度埋葬することにした。

今も本プロジェクトは進行中ではあるが、 光る道に立ち、心穏やかに日々を過ごしている今の私から去年の私を振り返ると、 多分私は去年、一度死んだのだと思っている。

今の私は、去年一度死んだ私の延長線を超えた道を闊歩している。

今の私の姿を去年の私に想像することは100%不可能だったと断言できるほど、想像もつかない未来に立っている。
なんだ、ただの人生イロイロ経験談か?と思う人もいるかもしれないが、 本を書く様に促されるほど色々起きてきた私の人生経験は、 誰かの人生を豊かに、心強くするきっかけとなるのではないか?
 と、ふわっと思っている。

もしかして、今ここでこれをシェアするために経験したのかもしれない! と、これまたふわっとした使命感も私は持っている。

そんな思いと共に、 ライターとしてのスキルアップ成長記録を発信していこうという思いが重なり、 ようやく自分noteを立ち上げてみた。


計画性ゼロな人生(いきあたりばったり率が高い)を歩みつづけ、
学生時代の成績は壊滅的だった(好きな事の吸収率は半端ないんだけどね) 時間や場所や人に縛られると気が狂いそうになる抗えない自由人気質、
(この辺から同居前提の結婚にそもそも向いてない)

いわゆる土の時代に「社会人のお手本」と言われていたあらゆる要素がほぼ欠如している。

そんな私が経験して来た 起業、結婚、育児、離婚、別居、ステップファミリーが抱える葛藤、自立などは、 人生に迷える人や自分を閉じ込めている人にとって、 「応援エネルギー」に溢れているのではないかと自負している。

時系列に起きた事をストーリー化してもコンテンツとして面白みがないので、 その日その時に応じたテーマで記事を執筆していこうと思う。

いわゆるスピリチュアル的な要素や社会的な視点、ちょろっとビジネス的なエッセンスだったり、一見混ざり合わないように思われる要素を私なりに織り混ぜながら発信していこうと思う。

記事を読んだ人に何かの気づきや発見がある事を願いながら。

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