見出し画像

たかだか『ビジネスベルト』について少し語る件

水曜日はオヤジのファッションを語る日。

新入社員の着こなしについて言いたいこと』シリーズですが、もはや対象はオヤジ向けです(苦笑)

先週は、皮革アイテム(革靴・ベルト・バッグ)の色合いを合わせましょう!というお話しでしたが、そこからのスピンオフで、バッグとベルトについて少し語ります。

革ベルトについては黒と茶色、それぞれシンプルなものが1本ずつあればなんとかなりますね。
言うまでもなく、革靴が黒なら革ベルトも黒、革靴が茶系なら革ベルトも茶系です。茶色の濃度まで合わせるのは難しいので、ミディアムブラウンが無難です。
シンプル・イズ・ベストです。リアルレザーで、なるべく装飾のないもの。

素材は牛革が基本。合皮は割れたり剥がれたりしますので、安くてもいいのでリアルレザーのものを。小遣いに余裕ある方には、コードバン(馬の尻革)をお薦めしておきます。
シンプルに飽きたらリザードメッシュもアリだとは思いますが、まずはベースになるものを揃えておきましょう。

筆者私物。左から、黒無地(ブライドル)・黒無地(シボ・カーフ)・赤茶(ノンステッチ)・茶(リザード型押し)・焦げ茶(ブライドル)・焦げ茶(カーフ)・黒メッシュ

革ベルトについて、どうしても書いておきたいことがあります。
一般的なベルトの『』は、3つか5つ5つ穴のものが多いようですが、高級品は3つ穴もよく見ます。いずれにせよ奇数ですが、『使うのは真ん中の1つだけ!』というセオリーは守ってください。
多いのは、ふだん真ん中だけど宴会の途中から1つ緩い方の穴に緩める人。または何年も使っているうちにウエストがきつくなって、どんどん緩めていく人。或いは、若い人で一番きつい穴にこだわって絞っている人など…。

若い層に多いNGパターン(一番端の穴でギュッと締める)

革ベルトの穴は真ん中だけが本物で、他の穴はダミー・飾りだと心得てください。真ん中の穴で止めた時に、余りの長さが最適になるように計算されて穴が開けられています。
5つ穴のベルトで、昔使っていた真ん中の穴とその隣の穴にヨレヨレと段差ができてしまい、一番緩い穴で留めている中年男性のなんと多いことか…(哀)

上記と同じ順番。左5本が5つ穴。4本目が3つ穴。いずれも真ん中の穴だけに折りグセが入っています。メッシュタイプは穴なし。

革ベルトの長さは、一般的な商品ではカットして調整可能となっています。バックルの金具をマイナスドライバーでこじ開けてカッターで丁寧に切れば、簡単に革の長さが調整できます。
ただし、ハイブランドでは長さ調整ができず一定の長さの商品もあります。海外ブランドの場合、外国人基準で長過ぎるものもありますので(メタボ向き?)、購入時にはサイズ合わせが必要です。無理して長めのものを買い、一番きつい穴で留めるようなことはしないように。

ベルトのバックルは、シルバーが一般的であり無難。茶系のベルトならゴールドのバックルも悪くないですが、黒ベルトにゴールドバックルはそれなりに目立ちますので、他の持ち物との調和にご注意を。

さて、カバンについて書こうとしましたが、また文字数オーバーです。
来週のお楽しみに!

『新入社員の着こなしについて言いたい事を書きたい!』シリーズ
今後の予定(笑)
1.バッテン族を撲滅したい(済)
2.一番下のボタンは絶対に留めないで(済)
3.黒いスーツは就活と冠婚葬祭のみで(済)
4.スーツのサイズ感(済)
5.じゃ、シャツは何を買うか(済)
6.ネクタイはエクボ作ってしっかり上まで(済)
7.皮革アイテムは色合わせ・素材合わせが命(済)
8.ベルトについての見解
9.バッグについての見解
10.スラックスのシワはあり得ない
11.ノータイならスーツよりもジャケパンで
12.小物・アクセ・光りモノの〇と×
13.時計と眼鏡
14. …
お読みいただき、ありがとうございます。『♡スキ』いただければ励みになります!フォローやコメントも、さらに嬉しいです!
曜日ごとにテーマを決めて毎日書き綴っています。ご興味あるカテゴリーのバックナンバーも是非ご一読ください。下線部をタップいただければ、各マガジンに飛びます!
(月曜日)キャリア・定年・週末起業
(火曜日)音楽・ギター・楽器
(水曜日)オヤジのファッションウォッチング
(木曜日)ええ歳こいてクルマ好き
(金曜日)グルメとお酒のお話し
(土曜日)徒然なるままにノンジャンル

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?