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髪は男の命だから洗髪についても語る件

なんとなく妙なご縁があったので、珍しく『オヤジのファッションウォッチング』のネタを続けます。

前回(2024/4/7)、『髪は男の命だからヘアブラシにはこだわりたい』というお話しを書いてFacebookにアップした時に、すぐ下に葉石かおりさんというエッセイストの『アラカンの薄毛問題』というブログ(2024/4/4)が紹介されていて、『そうそう、これこれ!』と共感していたら、その次のブログ(2024/4/10)では『薄毛を改善するブラシ・アラ還の薄毛問題②』と続編されていて、なんだか一方的にコラボ感を覚えて喜んでおりました。

とはいえ、葉石かおりさんは『エッセイスト』としてだけでなく、『酒ジャーナリスト』・『日本酒の伝道師』として『お酒と食』や『お酒と健康』に関する執筆や講演も多く経験され、或いは『女性の生き方とキャリア』に関しても啓蒙活動に奔走されているというマルチな才女。
一介の、役職定年したサラリーマン=枯れたオッサンである私とは違う世界に住む方です。
ただ、葉石かおりさんのAmebaブログのタイトルが『最高にカッコイイ60代を迎えるためのアラカン道』と銘打たれていて、この『オヤジのファッションウォッチング』を細々と執筆する小生として大いに共感するテーマでもあります!

筆者の中高同級生である浅部医師監修による適正飲酒指南書

偶々たまたま『毛髪ネタ』でリンクしたとはいえ、葉石かおりさんのブログは主に女性向けであってその内容も『アラ還女性の薄毛問題』。私が書いたのは『ミドル&シニアのオヤジ』を想定しておりましたので、敢えて言えばそこに『棲み分け』の余地があるのかな?と…
というわけで、今回と次回、『ミドル&シニアのオヤジ』に向けての『ヘアケア対策』続編をお届けしたいと思います。

その中編となる今回は、先の葉石かおりさんの『アラカンの薄毛問題』を男性向けにもっと強硬に啓蒙したい、『予洗い』のお話しから!

女性に向けての場合は葉石かおりさんが書いていらっしゃるように、『最低でも1分間シャワーで頭皮を予洗いしてからシャンプーをつけ、洗うようにすると良いのだそう』ですよ~で済むのですが、男性の場合、その前段からお話ししなければなりません。

というのも男性の場合、ゴルフ場で、温泉旅館で、スーパー銭湯で、大浴場付きのビジネスホテルでと、他人の洗髪の様子を観察する機会が多々ありますが、最初の『髪を濡らす』過程が極めて短い方、雑な方が多過ぎる。
場合によっては、既にサウナの後の水風呂で頭から水を被って濡れているからと、鏡の前のブースに腰掛けるや否やシャンプーを手に取ってゴシゴシし始める方も居るわけです。
公衆浴場にある大型の業務用ボトルの場合は、シャンプーのポンプを数回押して手のひらに取ってからおもむろに頭髪につけるわけですが、小型の『マイボトル』を持参されている場合など、ボトルからそのまま頭髪に振り掛けている輩も散見されます(特にトニック系清涼タイプを愛用されている御仁に多い…)。
もしこの描写を女性が読まれていたらなかなか信じ難いかもしれませんが、一部のオヤジなんてそんなもんです。

なので、葉石かおりさんが『最低でも1分間シャワーで頭皮を予洗いしてから…』云々と書かれる前に、男性に向けては、『せめて髪をしっかり濡らしましょう!』とか『シャンプーは必ずいったん手のひらに取って少し泡立ててから髪につけましょう!』などという手順を書いてやるお節介が必要になります。

さて、予洗いが済んだら(と言っても髪を濡らすのが精一杯のオヤジに1分以上の予洗いを求めても無理というものです…)、手のひらで泡立てたシャンプーを髪全体に馴染ませて洗髪するわけですが、そこでも『オヤジの勘違い』は続きます。
『洗髪』というくらいだから、『髪を洗う』。
それはそれで正しいのですが、髪の汚れ・脂・汗を落とそうとするばかりに、ゴシゴシと髪ばかりを洗っている。しかも、予洗いや泡立てが充分でないから、髪同士がきしみあいながらキューティクルを傷つけまくっている…

薄毛に悩む男性諸氏(手遅れの方を除く)に申し上げますが、『洗髪』の神髄は、指の腹による頭皮のマッサージです。
その為に必要なことは、まずは『爪の手入れ』。
はぁ?と思われるかもしれませんが、そもそもこまめに爪を整えることは『イケオジ』でなくともオヤジの身だしなみの第一歩です。爪が伸びていると、『指の腹で頭皮のマッサージ』どころか頭皮に掻き傷を作るだけです。
指の腹でマッサージすることで、頭皮を柔らかくし残存する毛根に刺激を与えます。

シャンプーというのは主成分が『界面活性剤』、つまり石鹸ですから、充分な水分があって充分に泡立っていれば必要以上の摩擦を与えなくても汚れを浮かせて吸着する働きがありますので、頭皮のマッサージに重点を置いてしっかり泡立てれば、自ずと『髪を洗う』という目的は付随的に達成されます。

さて、
1.充分な予洗いで髪を濡らす(目安は1分以上)
2.髪を洗うのではなく指の腹で頭皮をマッサージする
までできたら、最後は『ゆすぎ・すすぎ』ですね。

全ての作業が『カラスの行水』とも言えるオヤジの洗髪。
当然ながら最後の流し(ゆすぎ・すすぎ)工程も極めて簡潔で雑です。
シャンプーの泡が消えた時点で、即終了!

そして目の前に並ぶボトルから『コンディショナー』を手のひらに取り、チャチャっと髪につけてすぐまた洗い流して、ハイ、完了!

何十年もこういうコトしてきたから、今、薄くなっちゃったんですよ~!(とは言わない…)

はい、ここで『コンディショナー』というカタカナが登場しました。
シャンプーはいいとして、コンディショナー?
リンス?
トリートメント?
そして大浴場から出て洗面台には、ヘアトニック?ヘアリキッド?
ま、なんでもええしサービスやから着けとけ!みたいな…

ちょっと長くなり過ぎましたので、この続きはまた次回に…

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