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熱気と人に溢れたバンコクで、現地グルメを堪能!【DAY8-10】|働きながら世界一周

世界一周1国目のネパール7日間を終えて、深夜便でバンコクに移動してきた。この3日間は、体の疲れと忙しさもあり、仕事、美味しいごはん、タイマッサージのひたすら繰り返しだった。


1. バンコクグルメ

人との関わりが多かったネパールと違って、バンコクはある意味東京に近くて、大都市で、海外からの人も多く集まってきていて、自らそういう場に行かないと、人との心の触れ合いみたいなものがない気がする。私が泊まった場所は、パッポンナイトマーケットや日本人街から少し歩いたところで、夜になると賑やかな歓楽街を見ることができ、人も多く溢れていた。赤や青や緑やピンクなどいろんな電飾が街を彩り、ドアの先には水着をきた女の子たちが踊っていた。

賑やかにお酒を飲む人たちの路上席の真ん中で、1人大量の汗をかきながら、グリーンカレーを食べる私(笑)ネパールではなんだかんだ人とご飯を食べることも多かったから、やっぱり1人のごはんは少し寂しいなと思いながらも、グリーンカレーの唐辛子が辛すぎて、滝のように流れる汗が止まらない。

手作りのグリーンカレー、めっちゃ辛かった、、

ちなみに、このバンコクの3日間、朝は毎日ホテルの近くの市場で食べたし、夜は毎日ナイトマーケットの屋台の同じ店で食べた。毎回(といっても2日間だけど)違うメニューを頼んで、大量の唐辛子をいれて、熱気に包まれる中、汗を流してご飯を食べた。

毎日の夜ご飯を買っていたところ

きっと東南アジアのこれが醍醐味。メニューもタイ語で、写真しかわからないし、市場のおばちゃんに関してはタイ語しか喋れないから、写真を指さしてこれ!って言ってなんとか伝わるみたいなコミュニケーションのとれなさも楽しく味わえる。無表情で、だるそうに、だけどめっちゃ美味しいご飯を作ってくれる。本当に、食べたごはん全部美味しかった。

朝ごはんの市場
うすいもちもちの麺

ちなみに、市場で食べた朝ごはんは50-60バーツで、200円ちょいくらい。
夜、屋台で食べたごはんは150-200バーツで、600円〜800円。ちょっと日本より安いくらいで、きっと昔ほど物価は安くないよね。

1日目の朝ごはん、55バーツ
あんまり映ってないけど、ガパオ

2. バンコクマッサージ

ネパールからバンコクに移動してからというもの、トレッキングの影響でずっと筋肉痛で、足が木の棒になったかと思うくらい、不自然な歩き方しかできなかった。とにかく階段を降りるのが地獄。
また深夜移動もあり、足のむくみもMAXに。

それで、安価なバンコクのマッサージに2日連続で通った。
1日目は、足と背中のマッサージを60分受けて、350バーツ。2日目は、オイルマッサージを60分うけて700バーツ。どちらもやってくれた方はうまくて、満足だった。ただこれも、東京でも安いマッサージは探せばあるし、やっぱり大きくは東京と変わらんなあとも思ったり(笑)
ネパールのアーユルヴェーダマッサージの方が、満足度高かったな。

結局はきちんと寝たり、ストレッチしたり、毎日のメンテナンスが大事だなと思いました。

3. バンコク観光

3日間の中で、バンコク市内の観光と、アユタヤに行きたいと思っていたが、仕事も忙しくアユタヤは諦め、バンコクの有名どころのお寺を回ることにした。

ワット・プラケオとワット・ポーとワット・アルン。バンコクに行ったことがある人ならきっとほぼ9割くらいの人が絶対行くであろう有名観光地。
14時すぎにホテルを出て、時間を優先に行きたかったのでタクシーに乗った。個人タクシーに乗ってしまい、300バーツと言われて高いなとも思ったけど、もういいや。サングラスをかけたタイのおじいちゃん運転手。

30分しないうちにワット・プラケオに到着。こちらはタイの王宮の宮殿と、王宮づきの寺院。煌びやかで荘厳で、さすが王宮という感じでした。
ただ暑さと人の多さで、行った途端帰りたくなった、、

ワットプラケオ

なんとか敷地を回って、同じ敷地内にあるシリキット女王織物博物館へ。ここが王宮より楽しかった。タイシルクを使った素敵なドレスがたくさん並んでいて、デザインも上品だし、でもどことなくアジアっぽさもあって。残念ながら写真撮影禁止だった。あと、カメラを最初出してたり、出口を間違えたり、進む方向を間違えたり、やらかす度に、警備員の人に怒られて、すみません!っとなった。

その後カフェに避難し、夕方になってからワットポーへ。こちらは大きくて金色の涅槃像が有名なお寺だけど、敷地内は結構広くて、回る場所場所で、お釈迦様が並んでいたり、建造物が美しかったりで、心洗われる場所だった。涅槃像は、敷地の奥の方に。

大きい!

なによりその大きさにもびっくりするし、頭の髪の部分や足の裏の細工までも細かく描かれていて、ずっと見ていられるくらいだった。

足の裏には仏教の世界観を現した108の図
頭や枕の細工も綺麗

元々は国内の学問の最高峰が集められた、タイで最初の大学とも呼ばれる寺らしく、お寺の中でマッサージやヨガなどができたらしいけど、そんなことも知らず、さくっと見てすぐに出てしまった。まあ楽しみ方や体験は人それぞれということで。

最後に、ワット・アルン(暁の寺)に。このお寺に行くにはチャオプラヤ川を船で渡らねばならない。ちょうど出発しそうな船に飛び乗り、向こう岸についたのは、17時20分ごろ。少し日の傾いた空とチャオプラヤ川は、なかなか風情があった。

チャオプラヤ川

調べると、お寺は18時に閉まるらしい。急いで回らないと、と船着場からすぐのお寺の入り口に行くと、入場料が200バーツ。
と、ここで懸念していたことが起こってしまう。キャッシュが足りない。結構いろんなところでお金を使っていると、すぐに減ってしまうキャッシュ。

ここまで来て見に行かないのもな、、と思って、近くのATMを探してお金を下ろすことにした。

最初調べると、徒歩6分のところにある。遠いけど、背に腹はかえられない。頑張って汗をかきながら歩いて、着くと見つけた、セブンイレブンの店外にあるATM。はやる気持ちを抑え、ATMの前にたつと、あれ、なんか電気がついてない。そして目の前のガラスごしに、何かを訴えるおじさんのジェスチャー。どうやらATMは今修理中らしい。なんというバッドタイミング。思わず、セブンイレブンに入って、その修理のおじさんに「いつ終わりますか?」と聞く。そのおじさんは英語が喋れないようで、困ったような顔で私のことを見つめ返した。とりあえず外で待っとけと言われたので、しばらく待っていたが、終わる気がしない。この時点で17時30分過ぎ。お寺が閉まってしまう。

仕方なく、そこからさらに数分歩いた先にあるATMに行くことにした。ATMの使い方に四苦八苦しながらも、なんとかお金をおろして、そこからお寺に戻る。歩いて8分くらいかかって、17時50分ごろになんとか到着。

色々焦りながらも、中に入ることができて、きちんとワット・アルンも近くで見ることができた。

遠くから見るのも近くから見るのも美しい

ワットアルンから見る仏塔とチャオプラヤ川は綺麗だった。

周囲にはたくさんの民族衣装を着て写真撮影をする観光客がいた。どうやら、映えスポットとして人気らしい。確かに、色とりどりの仏塔と煌びやかな民族衣装は相性が良さそうだ。ここで結婚式をあげたりもできるらしい。
たくさんのカップルがいて、私もまた恋人と観光地を訪れて、綺麗だねなんて甘い会話をするような未来がくるのだろうか。

すこし感傷に浸ってみたけど、そういう未来を特に望んでない自分もいる気がする。自分だけの感性でものごとを感じる時間も、贅沢な時間だとも思う。そして1人旅はとても自由で、可能性に満ちていて、豊かだ。

観光地を見終え、帰りは電車で帰ることにした。地下鉄の駅まで10分ちょっと。とにかく全部の観光地を回るのに体中のエネルギーを消耗したので、道の途中にあったジェラート屋さんによった。ここのジェラート屋さんがとても素敵で、店員の方も優しくて、バンコク3日間の中で1番癒された瞬間だった。トムヤンクン味のジェラートがあって、味見したけど、本当にトムヤムクンだった(笑)結局、タイティーとスーパーフルーツ味にした。

地下鉄Blue Lineのイサラハップ駅から、最寄りのサームヤーン駅まで電車に乗る。15分くらいで目的駅までついて、またマッサージを受けて、屋台でごはんを食べて、ホテルに戻った。

とても長い1日だった。

4. ワクチン接種

バンコクに来たのは初めてだったけど、世界一周の旅行先として入れた1番の目的は、ワクチンを安く受けるためだ。

事前に世界一周している人のブログやYoutubeを見て(情報に感謝)、スネークファームというところでワクチンが受けられるとのこと。

スネークファーム

アフリカや南米にも行く可能性がある私にとっては、ワクチンは受けておくべきだと思った。

ある程度場所と受けるべきワクチンはなんとなく下調べをしたのち、12時半ごろに病院に着く。ちょうどお昼の時間で受付は閉まり中。New Patient用の受付表みたいなのを書くところがあったので、記載をして待つ。

ちょうど東南アジアを旅しているらしい日本人カップルもそこにいて、2人の日本語の会話が自然に耳に入ってくる。どうやら彼氏は海外慣れをしていて、彼女はそうでもないような感じだった。私の見方がひねくれているのかもしれないけど、彼の喋り方や喋る内容から、海外慣れしている俺どや感や自己顕示欲みたいなものを感じてしまって、無言で笑顔で頷いている彼女は健気だと思った。

余談が過ぎたけど、13時から受付が再開して、順々に名前が呼ばれて行く。でも全部タイ語だからわからないなと思っていたら、隣のタイ人が、「次あなたの番よ」って教えてくれた。
それから、受付を済ませて、新規登録料のお金を20バーツ払って、医師の先生とワクチン接種内容について相談。勝手にアドバイスを受けられると思っていたら、「どれ受ける?早く決めて」みたいなプレッシャーがあって、おろおろしてしまった。そして対応する病名も全部英語。Yellow fever(黄熱)くらいしかわからない。iphoneの写真を撮って文字化して翻訳する機能で、なんとか読み取ろうと思ったら、iphoneの充電が切れる(笑)

しょうがないから、全部1つ1つこれはなんですか?アフリカ行くんですけど、他に受けるべきワクチンはありますか?と色々聞きまくって、なんとか
「A型肝炎」「黄熱」「髄膜炎」「日本脳炎」「狂犬病」「腸チフス」「4種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ)」の7つを受けることになった。

B型肝炎はA型肝炎と一緒に受けられない、みたいなことを言われ、A/B型肝炎混合ワクチンは、1ヶ月後にまた打たないといけないみたいな制約があって、一旦可能性の高いA型肝炎だけで良いや、と思い、そうすることにした。ちなみに、A型肝炎も半年後に2回目を受けないといけないけど、それは日本でも受けられそう。

ワクチンが決まったら、1回目に打つワクチンと2回目に打つワクチンを決めてもらって、その後、会計カウンターでお会計。ワクチンを受け取って、それから順番で呼ばれ、看護師さんにワクチンを渡して、ワクチンを打ってもらう。待合で気分が悪くなってないことを確認して、終了、みたいな感じでした。

今回は、「黄熱」「狂犬病」「腸チフス」「4種混合(破傷風、ジフテリア、百日咳、ポリオ)」の4つを打った。お会計としては、3500バーツ(約14,000円)。さすがに4本注射を1度に打つのは人生で初めてで、筋肉への痛みも結構あったけど、終わってしまえばあっという間だった。

1週間後に、狂犬病の2回目と、残りのワクチンを打つ予定。

こういうワクチンを外国で打つのは初めてだったし、看護師さんが言っていることがわからなかったりして、不安にもなったけど、なんとか乗り切れたからよかった。経験値が100くらい上がった気がする。

5. 国際交流について

インドのデリー空港で乗り換えて、バンコクにくるまでの飛行機や、
泊まったホステルの宿泊客など、出会う人々と英語で会話をする機会があった。

ネパールのときは、こちらの英語がわかりづらくても、相手の言っていることがわからなくても、みんな優しかったけど、この3日間くらいで、相手の言っている単語がわからなかったり、これが言いたい!って思った瞬間にそれが言えなかったり、自分の語学力の無さにつくづく落ち込むことが多かった。

飛行機で出会ったインド人の家族と話して、
「How managed communications with people in Neparl?」と言われた。「Your English is little broken」とも言われた(笑)
あんまり英語ちゃんと喋れてないけど、どうやってコミュニケーションとってたの?みたいなことなのかなと思ったけど、そんなこと言われてもな(笑)

でも実際タイのホステルで出会った宿泊客と雑談するときも、もっとこれが言えたらいいのに!みたいなことがちょくちょくあって、やっぱりとにかく話す機会と聞く機会をつくることなんだろうな。

いまホステルの共有キッチンで、この記録を書いている午前2時。
12時くらいまでアジア人が多かったけど、その後パキスタン人の団体4人組がチェックインしたり、中年夫婦がチェックインしたり、クラブ帰りのヨーロッパ人女性がいたり、いろんな人間模様がある。

パキスタン人にカップラーメンの作り方を聞かれて、本当はもっと美味しい作り方を教えられたのに!!

そういう風に思える機会があるからこそ、成長のチャンスだから頑張ろう。

ホテルにコワーキングスペースがあって便利だった

6. 結論、ほぼ、もはや日本じゃない?(笑)

タイは、経済的にもずっと日本と親交があって、走っている車も日本車が多いし、セブンイレブンはそこら中にあるし、日本食の店もそこら中にあるし、結論ほぼ日本だと思った。治安も悪いことはほとんどなかった。

ただ気温は4月でも36度くらいあって熱気がすごいのと、屋台フードの充実具合、安いものはまだ安い(バスの乗車賃は8バーツだった)くらいだろうか?

個人的には、ホームレスのような方々も路上で多く見受けられたけど、経済発展に伴い取り残された人たちなのだろうか?

どんな世界も表があれば、自分の視点では見えていない裏の世界もあるものだと思い、そういう部分もきちんと捉えられる目を養っていきたいと思う。

さて、明日からはカンボジアにバスで移動します。



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