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健康長寿のためには、発酵食品と食物繊維と空腹時間を作ること


腸や免疫に関する書籍を
いくつも出版されている
藤田絋一郎さんの本から、
腸が免疫や健康長寿に
大きく関わっている
ことを学びました。

こちらの記事にも
同じことを書きましたが、
身体の不調は、
体内で起こる「炎症」が原因で、
その炎症は「腸もれ」が
起因するようです。

つまり、
腸を元気にし、
「腸もれ」を防ぐことができれば、
免疫を上げることができ、
様々な病気も防ぐことができるのです。

そして、腸もれ・免疫低下・病気
を防ぐために意識できること

藤田先生の書籍
自分の腸を見てみたい』を参考に、
共有したいと思います!

意識できることは大きく3つ。

・食物繊維を摂る
・発酵食品を撮る
・夕飯〜朝まで12時間空ける

どれも、
毎日の生活に、
簡単に取り入れることができますよ。



意識できることその1 食物繊維を摂る

食物繊維を摂ることで、
腸の中の善玉菌の成長を促し、
善玉菌が食物繊維を消化する際に、
短鎖脂肪酸を産生します。

短鎖脂肪酸
酢酸・酪酸・プロピオン酸などの有機脂肪酸の総称

この、短鎖脂肪酸は、
腸の働きを良くしたり、
超粘膜のバリア機能を
高める大仕事
をしてくれます。

そして、
腸の粘膜から血液中に入り、
体内の炎症を抑えたり
肥満や糖尿病を防ぐなど
スーパーヒーローのような
仕事っぷりです。

この食物繊維、
加齢によって誰にでも起こりうる、
認知機能、運動機能の低下をも
防いでくれます。

これはもはや、
アベンジャーズで言ったら、
キャプテンアメリカ的な
存在ですね。(違うか)



意識できることその2 発酵食品を撮る

発酵食品を取ると、
自然免疫を高めてくれます。

自然免疫
身体に常設された防衛機能のこと


発酵食品である納豆に含まれる菌、
5-ALAがコロナウィルスの
繁殖を防ぐという研究結果は
記憶に新しいのではないでしょうか。

発酵食品が免疫を上げてくれる理由は、
発酵食品に含まれる土壌菌
チョイ悪」役を
買って出てくれているからです。

土壌菌
私たちの身の回りや、土の中などにたくさんいる菌の総称

土壌菌が「チョイ悪」として、
私たちの体内に程よい刺激を
与えてくれるため、
身体が良い緊張感を保ち、
自然免疫を高めてくれているのです。

さらに、土壌菌は、
腸内に入ると腸内細菌の動きを
活発化させる仕事もしてくれます。

つまり、
発酵食品に含まれる土壌菌によって、
身体の免疫機能が高まり
腸内細菌も活性化されるのです。




意識できることその3 夕飯〜朝まで12時間空ける

先に言っておくと、
別に夕飯〜朝という決まりはありません。

単純に、空腹の時間を
12時間以上作ればOK
です。

空腹の時間を12時間以上作ると、
身体の中の
ブドウ糖が少なくなり、

ブドウ糖に代わって
エネルギーになりたい
ケトン体という物質が
増える状態
になります。
(=ケトーシス)

ケトン体
β~ヒドロキシ酪酸、アセト酢酸、アセトンの総称

ケトン体が増え、
ケトン体が脳細胞に届けられると、
脳細胞の炎症や酸化が抑えられます

つまり、脳を元気にする
役割を担ってくれるのです。

さらに、ケトン体は、
オートファジーを抑制する
タンパク質(mTOR)を
抑える効果
もあります。

1日中休むことなく食べっぱなしは
消化器官への悪影響も大きいため、
消化器官を休ませるためにも
ある程度の空腹時間
設けてみてはいかがでしょう。


まとめ

腸もれ・免疫低下・病気
を防ぐために、
あなたが明日からできること。
それはこちらの3つです。

・食物繊維を摂る
・発酵食品を撮る
・夕飯〜朝まで12時間空ける

まず、今日の晩御飯から
明日の朝ごはんまで
12時間以上空けること。

某書籍にあった16時間だと
お腹が空いてきつい・・・
というあなたも
12時間なら出来るはず。

そして、
意識して、食物繊維と発酵食品を
取り入れること。

面倒でしたら、
とりあえず納豆と、キャベツです。

キャベツに塩と胡麻油で
居酒屋風バリバリキャベツの
完成ですから。
(ビールはほどほどに。)

もうちょっと頑張れる時は、
千切りキャベツに、
少しの塩と酢で
酢キャベツを作りましょう。

世界一受けたい授業で、
元なでしこJAPANの丸山選手が
痩せたことでも有名のレシピです。

この酢キャベツが、
腸内環境の善玉菌よりのバランス菌を
増やしてくれ、
腸内環境が劇的に良くなります。


と、いうことで、
・食物繊維
・発酵食品
・12時間空ける!

明日の健康のために、
今日から一緒に
やってみましょう^^


\書籍はこちら/



合わせて読むと面白い本 4冊

私の感想がしょぼすぎて、
面白さが、
なかなか伝わらないかもしれませんが・・・

健康・免疫関連として、
以前読んだ本も合わせて読むと
頭の中のパズルのピースが
繋がって面白いですよ!

感想文読むのめんどくさいわ!
というあなたは、
Amazonで試し読みしちゃってくださいw


■SWITCH(スイッチ)オートファジーで手に入れる究極の健康長寿/ジェームズ・w・クレメント

オートファジーを抑制する
タンパク質(mTOR)
が主役の1冊です。

100数本の論文をもとに書かれた
こちらの1冊はエビデンスも多く、
読み応えのある1冊ですよ。


■LIFE SCIENCE(ライフサイエンス) 長生きせざるをえない時代の生命科学講義/吉森保

オートファジーの仕組みや、
細胞の仕組みを簡単に
勉強できる1冊です。

中学生でも読めるような
優しい文章がこの本の魅力の1つで、
身体のことを勉強したい!
と思った時の最初の1冊に
うってつけです。



■医者が教える食事術 最強の教科書――20万人を診てわかった医学的に正しい食べ方68/牧田 善二

「糖」のとりすぎや、
人工加工物などの添加物を
とりすぎることによる
身体の不調を指摘しながら、

どのような食生活を
心がけるべきかを
指南してくれる本です。

糖質料やタンパク質量、
添加物一覧表などもあり
手元に1冊あると心強いですよ。



■「空腹」こそ最強のクスリ/青木厚

30代、40代になって、
身体がなんとなく
不調になった気がする・・・

そんなあなたは是非、
空腹時間を16時間
作ってください。

空腹時間を16時間取れば、
ケトーシス状態になり、
オートファジーが促進されます。

とまではこの本には
書かれていませんが、
オートファジーが促進され、
それによって、
どのような良い影響
があるかがわかります。

とりあえず、
難しいことは置いておきたいけど、
不調を治す第一歩を踏み出したい
というあなたへおすすめ。

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