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「こうあるべき」から、離れてもいい

人生から少しでも
不確実な要素を取り除いて、
パズルのピースを
早く埋めたいと
願っているかもしれないけど、

そんなに仕事や人生は
予定通りに行かないし、
自身が立てたキャリアプランや
計画にあんまり
縛られすぎない方が、
結果的には
自分が苦しくならない。

どんな人や仕事に出会うかは
予想を超えているし、
目の前に現れた
チャンスや現実を試してみた方が
きっと人生は楽しい。
浜田敬子『働く女子と罪悪感』より


あなたはきっと、
○年後に昇進して、
△年後に結婚し、
□年後に産休育休、
そして、
◎年後には○○のポジションか、
転職をする・・・・・

といった、
素晴らしいキャリアプランを
「進まないといけない」と
自分を縛っているのでは
ないでしょうか。

しかし、
現実は常に不確実なもの。

未来を明確に計画しすぎても、
ほとんどが
思った通りには行きません。

だから、
大枠の進むべき方向を決めたら、
あとは流れに身を任せて
大丈夫です。

「こうあるべき」という
あなた自身の呪縛から
解放されてください。



世の中は不確実性の連続

例えば、2020年の
オリンピックイヤーに
未知のウィルスが流行るなんて
一部を除いて
誰が予測できたでしょうか?

そして、
ウィルスの流行により、
一気にデジタル化や
働き方の柔軟化が
進むと誰が予測できたでしょうか。

テレワークや
フレックスタイムといった
働き方の数々は、

ウィルスの流行よりも
前から実施されていましたが、
今ほど暮らしに浸透するには
10年ほどかかると
言われていました。

しかし、
必要に迫られ、
1年足らずで働き方が
変わってしまいましたよね。



「世の中」から、
あなた自身へ視点を移すと、

あなたは、
子供の頃に想像した通りの
人生を歩めていますか?

この質問をすると
ほとんどの人が
「歩めていない」と
答えます。

しかし、
それは悪いことばかりではなく、
良い意味で
昔の想像と異なった
人生を歩んでいることも
たくさんあります。



ジャーナリスト浜田敬子さんの経験

ジャーナリストであり、
元AERAの編集長、
オンラインメディア
「Business Inside Japan」の
日本版統括編集長の
浜田敬子さん。

彼女も、
「大好きな仕事」を
続けるために、
多くの苦悩を
乗り越えられた1人です。

子育てを
ご両親やシッターに
頼むことに
罪悪感を感じながらも、

仕事に
大きなやりがいと
責任感を持って、
30年近く
働かれてきました。

そして、
50代になり、
長年勤め、地位もあった職場から
転職もされています。

浜田さんが働きながら子育てを
されていた時代は、
男女雇用機会均等法が
施工され始めた頃です。

現代のように
女性が働くことは、
世の中に普及しておらず、
結婚後も働き続けることに対し、
批判的な考え方も
多かったようです。

そんな時代を乗り越えられた
浜田さんの体験談は、
私たち世代にとっても、
ロールモデルの1つになると思います。

さまざまな場所で結果を残されている
浜田さんの働き方は、
20代の私たちからすると
少しハードにも感じますが、
使命感と好きな仕事のために
やりくりしながら努力される姿は、
本当に参考になりました。


また、冒頭の引用文に書いたように、
50代での転職など、浜田さんご自身も
予想していなかったような
人生を歩まれていたようですが、
仕事が好き、もっとやりたい、
という大まかな目標を決められ、
ガムシャラに頑張られていました。

「こんな風にも働けるんだ」
と実例を知るだけで
大好きな仕事を諦めないで良い、
キャリアアップを諦めなくて良いと
思うことができます。


自分自身の目標や、
将来の計画を持つことは
すばらしいことです。

ですが、
それに縛られて、
身動きが取れなくならないよう、
自分自身を縛らないようにしたいですね。



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