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読んでいる時と、読んだ後の2回分のお楽しみがある一冊


脳科学者の茂木健一郎さんの本は、
言葉が優しく読みやすいので
高校生の頃から読んでいました。

(といっても、高校生の頃は
茂木さんの本しか読めなかった(笑)


三笠書房さんのTwitterで、
オススメに上がっていたのでジャケ買い。

本を読むことが、
なぜ頭に良いのか?
ということが、書かれた1冊でした。

結論から述べると、
私たちが言語を使い続ける限り、
本から得た知識や、文章の印象が
私たちの中に積み上げられていくため、
ということです。

さらに、本を読むことが、
頭にとって程よい負荷となり、
結果、地頭力を上げることにつながります。


また、本が頭に良い理由を
書かれている以外に、
この本で魅力的だったのが、


茂木さんが本書内で紹介されている本が
面白そう!
ということ。

この本を読み終わってから、
紹介されている本を読むのが楽しみな、
お楽しみが2回ある一冊でした。





なぜ、本が頭に良いのか?

その理由は、以下の2点です。

1.私たちが、「言葉」を使い続けるから

2.本を読むことが、
頭にとって程よい負荷であること


1.私たちが、「言葉」を使い続けるから

出版社を通して発売されている本は、
多くの人の目を通って
読みやすい文章などが考慮され、
私たちの手元に届いています。

さらに、
ネットでの情報やSNSは、
本を読むことに比べると、
気軽にフラッと読めます。

一方、本を読むことは
気合を入れて、いわばトレーニングを
するようなもの。

本の練り上げられた文章
を読みトレーニングすることで、
あなたが使う言葉の表現が
レベルアップします。


2.本を読むことが、
頭にとって程よい負荷であること

自分には無理だと
思っていたことができたとき、
起こらないと思っていたことが
起きたときに、
もっともドーパミンが出る
といわれています。
(頭は「本の読み方」で磨かれる/ 茂木健一郎著 P.40より引用)

自分より少しレベルが高い、
と思われる本を読むことで
報酬系を司るドーパミンが放出され、
強い達成感や幸福感を味わうことができます。

つまり、
少し難しいなぁ、
と思う本を読むことで、

私ってこんな本が読めるんだ!
もっと色々読みたい!
本を読むのって楽しい!

という感情になり、
強く達成感が味わえ、
さらに次も読みたくなる
というわけです。


この仕組みは、アバタローさんの
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
でも、自己肯定感を上げる方法として
紹介されていました。




本書内で紹介されていて即買いした本


本書内では、
茂木さんが子供の頃から親しまれている
夏目漱石の本をはじめとする、
様々なジャンルの70冊が紹介されています。

その中でも、もっとも面白そうで
即買いしてしまった1冊がこちら。

『頭は「本の読み方」で磨かれる』の中で、
海外のベストセラーに親しむことを
勧められていました。

理由は、日本の常識は
世界の常識でないことが多いため。


そういわれてみれば、
経営やマーケティングが好きで
日本の書籍をちょこちょこ読んでいるが、
海外の書籍はあまりチャレンジしたことが
ありませんでした・・・

せっかくのきっかけで、
しかもタイトルが非常に魅力的、
かつ、増刷されていない本だったので、
今しかない!と思い購入しました。




オススメ本が紹介されている本は面白い

上記のように、
本の中で、著者が勧める本
のある本は面白いです。

何が面白いのかというと、
勧める本を知れば、
著者の頭の中がなんとなくわかるから

この本を読んだから、
このような考え方なんだ
ということが分かりますよね。

言い方を変えれば、
こんな考え方をしたければ、
これを読めば良いのでは?
という1つの指標になります。


また、単純に次に読みたい本が見つかる
ということも魅力の1つです。



茂木さんの頭の中を覗きたい方は是非読んでみてください

ということで、
茂木さんの頭の中を覗きたい人は
是非読んでみてください。


あなたの頭の中、言語は、
あなたの読んだ本でできています。

読めば読むほど言語や経験が積み重なり、
深みのある唯一無二の自分に近づけます。

気軽に読めるネットの情報だけでなく、
本からもたくさん吸収できるといいですね^^




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