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努力神話はありえない。

ここ最近、どこの書店に行っても
目立つところに陳列してある1冊。
ひろゆきさんの『1%の努力』。

毎回毎回、書店で目にすることで、
気になってしまう・・・


行動経済学で言うところの
ザイオンス効果に
まんまとハマってしまった私は、
購入して早速読んでみました。

感想を一言で言うならば、
中途半端な自己啓発本を
読むくらいなら、
絶対この本を読んだ方がいい!
です。

なぜなら、
多くの自己啓発本にはない
あることが書かれているから。

そのあることとは、
努力神話の否定です。

多くの自己啓発本では、
結果を出すためには
努力をするべき!
と書かれています。

しかし、努力も才能です。
努力を努力と思わず続けられる人に、
努力を義務としてやる人は
絶対に勝てません。

また、どれだけ努力をしても、
努力する環境が悪ければ
実りません。

これは、努力することを
否定しているわけではなく、

自分を知り、環境を選んだ上で
努力をすることが大切だ、
ということです。

自分にとって頑張らなくても
結果が出る場所に行ったほうが、
絶対にうまくいく。
逆説的な話だが、それが真理だ。
(ひろゆき『1%の努力』より引用)

まさに、この言葉の通りなのです。



ざっくりとどんな内容だったか?

本の内容を一言で書かれている
一文があったので引用します。

一歩引いてみて、
自分だけのせいにせず、
「1%の努力」で変えられる部分は
どこかを考えてみるのだ
そうやって考え方のクセを変えることで、
人生はラクになる。

(ひろゆき『1%の努力』より引用)

大大大前提として、
世の中のほとんどものは『環境
によって決まってしまっている。

例えば努力して働いたから給料が高い、
ではなく、
利益が出ている業界にいるから
給料が高い。

野球をやっているから評価されるのは、
日本にいるからであって、
ヨーロッパに行けば野球はメジャーじゃなく
評価されなくなってしまう。


環境によってほとんどが決まっている中で
自分が1%の努力をすることで生き残れる
そのために、自分を知り、
生き残れる方法を見つけ、
ポジション取りをする。

その大切さについて書いてある1冊でした。




どのように生き残れる方法を知り、ポジション取りをするか?

答えは、自分を知ることです。

本書の中にも簡単な
テストがあるので試してみて欲しいのですが、

あなたが非常に独創的で
様々なアイデアを生み出せる人で、
あまり人とは群れないタイプであれば、

大企業での事務作業は
到底向いていないですよね?


逆も然りで、
あまり目立ちたくはないけれど、
サポートをすることが喜びであれば、

事務作業や、企画の仕事が
向いているのかもしれません。

このように自分を知ることで、
自分の得意不得意、
何にストレスを感じるか?
などを明らかにすることが大切です。

そして、
・なるべくストレスのかからない環境
・努力を努力を思わないでできること
を選ぶことがポイントです。


冒頭にも述べたとおり、
努力神話はありません。

で、あればあなた自身が
努力を努力と思わなくて良い、
そんな環境がベストですよね。


本のタイトルにもあるように、
あなたが1%の努力で生き残れる場所
を見つけることができれば、
あとはイージー、ということです。




自分を知り1%の努力をすることは大切だけど

自分が1%の努力をすることで生き残れる
そのために、自分を知り、
生き残れる方法を見つけ、
ポジション取りをする。

これは生きていく上で、
大切なことです。

しかし、
本にも書かれていますが、
日本で食いっぱぐれている人は
なかなかいません。

あなたが作り上げた常識や
背伸びを無くせば、
生活コストを下げてでも
生きていくことはできます。

本ではエッグスタンドの話が出てきます。
エッグスタンドとは、
卵を置く食器のこと。

卵専用の食器、いりますか?

見栄のために、
豊かな暮らしのつもりで
使っているエッグスタンド、
本当にいりますか?


なので、生きていく上で
生きづらく、息苦しくなったら、
エッグスタンドの話を思い出して
考えてみてください。

それは本当にあなたに必要なものか?


本当に大切で必要なものは
意外と少なかったりするものです^^



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