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読書感想文

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ざっくりと本の内容を知りたい方や、雰囲気を知りたいあなたにお勧め。 ヘッダー画像を本のタイトルにしているので、気になる本を選んでご覧ください。
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2021年4月の記事一覧

タンパク質は万能だと思っていませんか?実は糖質と同じくらいリスクがあります。

健康やトレーニングブームにより、 タンパク質が万能食品のように 讃えられていますが、本当にそうでしょうか? 実は、タンパク質には、 糖質と同じくらい 摂りすぎによるリスクが含まれています。 (*ここでは動物性タンパク質を指します) 一方で糖質は、 糖質制限ダイエットがあるくらい 悪者にされています。 確かに、精製された糖質や穀物の摂りすぎは 肥満を始めとする生活習慣病のリスクを高めます。 農業革命が"過去最悪の詐欺だ"と 言われるゆえんですね。 しかし、糖質を無くし

たくさん欲しいものがあっても、買うのは1つ。

ショッピングへ行ったとき、 本屋さんへ行ったとき、、、 3つも4つも欲しいものがあれば、 全部買っていませんか? 私も、あれもこれもと 欲張ってしまうタイプです。 しかし、たくさん買っても 買った服を着なかったり、 本も読まなかったりすることはありませんか? そんなときは、 迷いに迷って、一冊を選んでください。 一冊を選ぶということは、 たくさん迷い、 たくさん考えます。 その迷ったプロセスが、 選んだもののストーリーとなり、 ストーリーの積み上げがあなた自身を

あなたの代わりに、気持ちを吐き出してくれる本

頭ではわかっているし、 なんども経験したことがあるけれど、 あえて口には出さなかったことありませんか? でも、 思い切って口に出してみると スッキリしますよね。 しかし、それでも 思ったことを口に出す、 ということは、とても勇気のいることです。 それをヨシタケシンスケさんの本は、 ユーモアのあるおしゃれで可愛いイラストと、 ストレートな言葉で代弁してくれます。 ◇ ◇ ◇ 『すぐ人を信用してよく失敗する』 『すぐ人を疑ってよく失敗する』 (新装版 じゃあ君が好き/

これを知ると、普段の景色が『別世界』になる

東京都へ住んだり、 観光へ行ったりしたことがあると、 『高低差が多いなぁ』 と感じることはありませんか? 私が強烈に覚えているのは、 日暮里にある谷中銀座。 日暮里駅から谷中銀座へ向かうと、 『ひぐらしの里 谷中ぎんざ』 と書かれた大きな看板があり、 その門の手前に、急な階段があります。 谷中銀座以外にも、 渋谷のキャットストリートも 少し低い場所にありますよね。 実は、これらの高低差は 東京特有のスリバチのような形の地形 =スリバチ地形だったのです。 ◇ ◇ ◇

いちばん大切なことは、謙虚さと好奇心を持つこと

なによりも、謙虚さと好奇心を持つことを 子供たちに教えよう。 謙虚であるということは、 本能を抑えて事実を正しく見ることが どれほど難しいかに気づくことだ。 自分の知識が限られていることを認めることだ。 堂々と「知りません」と言えることだ。 新しい事実を発見したら、 喜んで意見を帰られることだ。 (FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 より引用) 2021年4月時点で 既に100万部以上を売り上げるベ

24時間すべて自分の時間にするための方法論

あなたは、 本当にやりたいことをやっていますか? あなたの人生は、 あなたの選択、 あなたの時間の使い方で出来ています。 つまり、 時間の使い方を変えることができれば、 人生を変えることができるのです。 スマホを触っていたら、 気づいたら1時間経っていた! なんてことなありませんか? そんなあなたな大チャンス! スマホをボーッと見ている受動的な時間を、 自ら選ぶ能動的な時間にすれば良いのです。 同じ娯楽の時間であっても、 目的意識のないまま過ぎてしまう受動的な時間

あなたは、自分で人生を変えることができる。

人生を変えるにはね、 考え方か行動のどちらか、 あるいは両方を変えないとダメなのよ。 そして自分の人生を幸せにするには、 やりたいことをやらなきゃダメ。 やりたいことをやって、 やりたくないことに関しては やらないか、考え方を変えるの。 そして、幸せのパーセンテージを上げてくのよ。 (はあちゅう/ とにかくウツなOLの、人生を変える1か月 より引用) 仕事で忙しい毎日を送る主人公、奈緒。 奈緒がたまたま有給休暇の日に入ったメンタルジム。 そこで、運命的な出会いをし

「自分で稼ぐ力」をつけるために必要な思考法

今の50代前後の人たちが、 どんな思いで、 どんな希望や不安を抱えて生きているのか。 自分が50代になるのは、 まだ20年以上先のことで、 想像もつきませんが…… そんなことが、 ずっと気になってたので、購入。 50代前後の人だけでなく、 20代のあなたや、もっと若いあなたにも 取り入れてほしい思考法が書かれていました。 それが、 「自分なら、どうするか?」 を千本ノック方式で、たくさん考えること。 そのクセをつけることで、 ニュースや世の中の出来事が、 よりリアル

オートファジー活性化のためのプチ断食。ベストな方法は16時間ではなかった。

以前、青木厚さんの「空腹」こそ最強のクスリで、 16時間の断食が、オートファジーを活性化させ、 病気の予防や、寿命を伸ばすために最適だと知りました。 しかし、本当に16時間も空けないといけないのかな・・・ と疑問が残ってしまったので、 同じようなテーマの本をもう一冊読んでみました。 ライフサイエンス という本で、 生命科学者の吉森保さんが書かれた本です。 吉森保さんは、2016年にオートファジー研究でノーベル生理学・医学賞を受賞された大隈良典教授と研究を共にされていました