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教員時代 わたしの模索⑦コロナ禍での『認知機能強化』

コロナ禍で突然休校宣言が発令され
子どもたちが学校に来られなくなったとき

ドリルや書き取りなどの課題の他に
特に1・2年生に向けて
『認知機能強化』のプリントを提供
しました。

発行元である三輪書店さん経由で
著者である宮口幸治先生に
確認をとっていただき

CD内の数種類を抜粋した形で
当時の勤務校内の1・2年生全児童へ
プリント提供のが許可
されました。

中身とするとこんな感じです。⇓

視覚認知の基礎力を養う「写す(点つなぎ)」
数感覚を養う「数える(まとめる)」
短期記憶の力を養う「数える(あいう算)」

ここに挙げたのは膨大なプリントの中の
ほんの数例ですが

このようなプリントを
セクションごとに約10種類
1冊のテキストのような形にまとめ
印刷して提供しました。

ちょっとした遊び感覚でできるので
まだ未学習の新1年生でも
楽しく取り組むことができます。

これらに取り組むことで

基礎学力の大事な
「土台」となる
『認知機能』を
「強化」していきます。


プリントはあくまでも
認知機能強化トレーニングの一部であり
本来ですと「体」や「社会面」からの
アプローチも同時に
行いたい
ところではあります。

やさしいコグトレ
宮口 幸治 著
三輪書店

特に就学前の年中・年長児から
小学校2年生くらいまでのお子さんたちには
これらをバランスよく行いつつ

「身体づくり」つまり
『認知作業トレーニング』
取り組ませることができると
「土台」がしっかりと強固なものになる
わたしは考えます。

コロナ禍がやや落ち着き
子どもたちが学校に戻ってきてから

わたしなりに一歩先へ踏み出す
新たな挑戦を試みました。

その実践はこちらの続きでの記事で
お伝えしたいと思います。

今日も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました🍀


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