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教員時代 わたしの模索⑥『認知機能』の強化トレーナーとして

昨日ご紹介したこちらの本


ケーキの切れない非行少年たち
宮口 幸治 著
新潮新書

当時ベストセラーになったので
ご存じの方も多いのではないかと思います。

この本には医療少年院
「境界(性)知能」と見られる青年たちが
精神科医である筆者とのかかわりの中で
どう本来の自分を見出しどのようにして
自らを取り戻していったかが描かれています。

生育環境等により
情緒障害ともいえる様態を表していたり
認知力に大きな問題を抱えて
自分の犯した罪の重さに気付けず
過ちを認めることができずにいた青年たち

認知力を鍛えていくことで
自らを振り返ることができるようになり
更に危険を回避できるようになり

見えていなかったものをその眼で捉え
聴こえていなかったことが
意識して聴けるようになると

気持ちや生活にどんな変化が現れるのかが
大変分かりやすく示されています。

この本を読み、宮口先生が
当時新たに開発された
認知機能トレーニング「コグトレ」の冊子を
まず、1冊購入しました。


教室で使えるコグトレ
宮口 幸治 著
東陽出版社

続いてこの2冊を購入しました。

やさしいコグトレ
宮口 幸治 著
三輪書店
コグトレ
宮口 幸治 著
三輪書店

購入してはみたものの
理論や具体的な効果などについては
理解が不十分で
見よう見まねで使うといったところ
まさに手探りの状態でした。

そんな時に現在所属している
「コグトレ学会」の前身の
「コグトレ協会」から
講習会開催の案内が届きました。

東京での開催を待って
飛びつきました!!
2018年秋のことです。

講習会は目から鱗の連続で
自分の認知の歪みにも気付かされ
大変有意義な3日間となりました。

そこで一番衝撃を受けたのはこちら

不器用な子どもたちへの認知作業トレーニング
宮口幸治 宮口英樹 編著
三輪書房

認知機能を育むのに
いかに体を動かすことが大切か


現代の子どもたち

どうしてこんなに発達の問題を
抱えるようになったのか

我が子の子育てとも照らし合わせて
合点がいくことが大いにありました。

我が子の子育てから学んだ
認知機能や心理発達については
追々、別の記事でお伝えしていきます。
興味のある方はぜひ楽しみにお待ちください。

コグトレに戻って、講習会で
中級トレーナーの資格をいただきすぐにでも
上級トレーナー昇格の講習会に参加したいと
申し込みをしてあったのですが
「コロナ禍」で全ての研修会・講習会が
ストップ
してしまいました。

そこでめげずに始めたのは
コロナ禍で学校に来られない子たちへの
トレーニングです。

ちょうど1000文字になりました。
この続きは次回の
「教員時代 わたしの模索⑦」で
お伝えしたいと思います。

今回も最後までお読みいただき
本当にありがとうございました🍀

こうして体験をもとに語ることができるのも
これまでわたしと一緒に
教室で歩みをともにしてくれた
子どもたちのおかげ
です。

心から深く感謝しています💗💗💗

ありがとう!みんな!

🥰💗✨💗✨💗


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