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覚えておきたい!熱中症対策

サイクリスト兼ピラティスインストラクターのタカトー です。
普段は茨城の色々なサイクルショップでトレーニングや体のケアのセミナーをやったり、国家資格やピラティスインストラクターの知識を生かしてパーソナルトレーニングなどを行なっています。


先日、サイクルボールのコースにもなっている

「カスイチ」のコースを走ってきました。


走っていて自分が思ったことは、、、

驚くほど、日陰が少なっ!

あ、地面の照りかえり暑すぎるやつだ

                              ということです

8月になり、急激に気温も上昇。日差しが急激に強くなりました。

その中でのカスイチ、、、楽しかったんですけど

「あぁこれは、熱中症対策しないと危ない」

                               と感じました


そこで今回は、

「覚えておきたい!熱中症対策」

                  をテーマにお話ししていきたいと思います

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熱中症!

熱中症は、簡単にいうと

体温が著しく上昇して発症する障害

                                となります

人間は体温を調整するために
皮膚に近い部分の血流を増やす・汗をかいて熱を外に逃す
といったことを自然とやっています。


しかし、体の中の水分や塩分が減ってしまい、
「体から熱をうまく逃すことができなく」なってしまうと熱中症になります

血液は大部分が水分で成り立っています。

よって

脱水状態になる

→全身を廻っている血液の量が減る

→汗にできる水分がなくなってしまう 
       または
  皮膚の表面に血流を回すことができなくなる(大事な臓器に血液を送るため)

→熱をうまく放出することができない

→体に熱がこもってしまう

→熱中症!

といった流れとなります

あ、やっぱり水分補給って大事なんだなぁ

                 ってことが腑に落ちてもらうと嬉しいです!


見逃さないで!熱中症の初期症状!

さてさて、熱中症にならないためには、

どんな状態になったら熱中症なのかな?

ということを把握する必要があります!

熱中症の症状を下にまとめました!

名称熱中症.001

とある文献によるとトラック競技や長時間のロード競技などを行う選手は

重症な熱中症になる人が多いとの報告もあります!

めまいや立ちくらみ、手足の痺れなどがある時は長めに休息を取る

またはリタイアを検討しても良いと思います

重症な熱中症の症状を見ての通り

意識障害や全身のけいれんが症状として現れます。

私は普段病院に勤務しているのですが、
熱中症が原因で入院される方も少なくありません。

ここだけはぜひ忘れないで欲しいのですが、

「熱中症は怖い症状」

                           ということになります


いつ飲めば良い?何を飲めば良い?


いつ飲めば良い?

水分補給のタイミングとしては、

喉の渇きを覚えたとき

                         が分かりやすいと思います


何を飲めば良い?

スポーツドリンクを選ぶとき、味だけで選んではいませんか?

実は、スポーツドリンクの栄養素は、それぞれ違いがあります

好ましいタイミングに合わせてスポーツドリンクも選べるとより効果的に

熱中症予防ができますよ!


ロードバイク は比較的長時間走り続けることが予想されます!

脱水時に望ましい水分補給は

飲みやすく、体内に素早く吸収され、長く止まることが必要です。

その要素として、電解質の量と糖質の種類や量を考えましょう。

スポーツドリンクにはざっくりと2種類に分けることができます

1.ハイポトニック飲料
 特徴:糖質が少ない.汗をたくさんかいている時は、水分が吸収されやすい
  例:ラブズスポーツ、スーパーH2O、イオンウォーターなど

2.アイソトニック飲料
 特徴:糖質や電解質を多く含む.長時間のスポーツにおすすめ
  例:ポカリスエット、アクエリアス、グリーンダカラ


ポカリスエットやアクエリアスなどのアイソトニック飲料は、汗をたくさんかいている時は、水分の吸収が遅くなると言われています。


しかし、


2017年のとある研究によると

なんと、吸収されやすいと言われているハイポトニック飲料と
そうでないアイソトニック飲料の吸収度合いを比較しても、
大きな差はなかったとのことです!

むしろ、糖質のある飲料の方が

体内にも吸収されやすく、かつ体内に長く残りやすい

という結果も出ています!

運動時の飲料の糖質は7.5%程度であれば、お腹に水分が溜まることもなく、効率よく吸収されるとのことです!

逆に10%を超えてくるとお腹に水分が溜まってしまい、気持ち悪くもなってしまうので糖質の量も意識しましょう!

アクエリアスやポカリスエットなどは糖質がどちらも6%程度なので
安心して飲むことができます!

また、ロードバイク はカロリーの消費も多いため、糖質を含んだドリンクが適しています!

甘いのが苦手でなければ、給水にアクエリアス・ポカリスエットなどの

アイソトニック飲料はおすすめです!


覚えておきたい熱中症対策!

いかがだったでしょうか?

季節がらきにする必要のあるトピックとなっています!

ぜひ他の方にも紹介していただく、または他の熱中症対策についても

一度検索してみても良いと思います!



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