花井利徳(駆け出しの小説家)

駆け出しのライト文芸作家。リクエスト&執筆関係のお仕事募集中。毎日更新停滞中。色々な短…

花井利徳(駆け出しの小説家)

駆け出しのライト文芸作家。リクエスト&執筆関係のお仕事募集中。毎日更新停滞中。色々な短編小説で更新。 拙著について→https://www.amazon.co.jp/-/e/B00SFO3JK6

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1年間ありがとうキングオージャー

天使の生誕祭【2.5次元の誘惑 ファンショートノベル】

「ねぇ、やっぱりプレゼントはゲームの方がよかったかしら?」 「いや、やめておけ美花莉。お前の付け焼き刃の知識でゲームを選ぶより、その私服セットをプレゼントしてや…

記念すべき瞬間

仕事始めの前夜

トリッキーな年始の挨拶

そして、もう一度あの芝の上で。

一年ぶりの奇跡の復活劇。

これが諦めないってことだ!

つかれている彼女が気になる僕。

【5分小説】僕の声は君に届かないけれど――。

 もう何年も前の話だ。  僕、堤小太郎は、隣の家に住む僕よりいくつか年上の女の子に恋をしていた。  女の子の名前は、大木さくら。  彼女と僕は、家族ぐるみで付き合…

私の史的。

彼が恋敵。

私の標的。

僕の天敵。

天使の生誕祭【2.5次元の誘惑 ファンショートノベル】

天使の生誕祭【2.5次元の誘惑 ファンショートノベル】

「ねぇ、やっぱりプレゼントはゲームの方がよかったかしら?」
「いや、やめておけ美花莉。お前の付け焼き刃の知識でゲームを選ぶより、その私服セットをプレゼントしてやった方がいい。何を貰っても喜んでくれるだろうが、そういうのは奥村に任せておけ……」

 美花莉の言葉にそう返して、先生は「お前のセンスに、あの子の私服はかかっているんだからな」と付け加えた。

「あはは、クリスマスの時は、アメリカの子供みた

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【5分小説】僕の声は君に届かないけれど――。

【5分小説】僕の声は君に届かないけれど――。

 もう何年も前の話だ。

 僕、堤小太郎は、隣の家に住む僕よりいくつか年上の女の子に恋をしていた。
 女の子の名前は、大木さくら。
 彼女と僕は、家族ぐるみで付き合いのあった、いわゆる幼馴染というやつだろうか。
 物心の付いたときには、もうすでに彼女は僕の姉を名乗っていた。
 僕が何かをするたびに、彼女は僕の頭を撫でて褒めてくれたし、僕が何か間違いを起こせば、彼女は厳しく叱ってくれた。
 僕にとっ

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