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    簡潔な日記を目指します。

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    日々の出来事と一握りの虚構です。

最近の記事

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2023年1月31日(火) 大晦日ぶりに新文芸坐へ。「日本最終特別上映」と銘打たれた、イングマール・ベルイマンの特集上映に駆けつける。『ファニーとアレクサンデル』を観たのも、新文芸坐だった。今回は『沈黙』を観る。インテリの姉と奔放な妹の確執。本筋も面白いが、小人症の劇団員たちが印象に残った。帰宅後、NWR『コペンハーゲン・カウボーイ』を観る。レフンが全開だった。 2023年2月1日(水) 昼過ぎに歯科検診。健康的な口内環境で一安心。杉並区役所に向かい、真造圭伍の展示へ。

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      2023年1月14日(土) ねずみ色の空模様。馬喰町の〈HYST〉に向かう。お目当ては、小さなベンチ。植物とぬいぐるみを置きたいのだ。昼過ぎにお店に到着。客は少ない。しめしめと思いつつ、意中のベンチを探すが、見当たらず。スタッフの方に尋ねたら、早々に旅立ったらしい。残念。しかし、幼児向けの折りたためる椅子を発見。上海製造(メイド・イン・シャンハイ)の椅子。幼児を座らせず、ぬいぐるみを座らせたい。値段もお手頃なので、これと豆皿を購入。阿佐ヶ谷へ。適当に歩く。未読の本が多くても

      • 01070111

        2023年1月7日(土) 実家に帰るので、大荷物で出勤。普段のリュックでも事足りるが、旅行用のキャリーケースも欲しい。今年は旅に出たい。年始に引いたおみくじにも旅を勧められた。 夕方、退勤。しかし、電車の時間が合わず。職場の隅っこで時間を潰してると、現像のデータが届いた。今回はお気に入りの写真が多かった。職場の人と撮った写真も数枚。面白い写真だった。電車を乗り継ぎ、千葉駅へ。またもや、微妙な空白の時間が生まれる。ベンチで待つには長く、飲食店で過ごすには短い。千葉駅の構内の酒

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          2023年1月1日(日) 昼過ぎに中野へ。ブロードウェイは適度に賑わい、正月の雰囲気が漂う。周辺の飲食店は休みが目立った。友人と合流。中野の洒落たお店へ。通常の営業はコースがメインのフレンチらしい。調べると、魅力的な料理の数々。しかし、本日の催しはお餅つき。ワイン、お餅、グラスと手拭い付き。お雑煮とワインをいただく。奇妙なペアリングだが、どちらも美味しい。清澄白河〈O2〉の出店もあった。春巻きもいただく。行きたかったお店だから嬉しい。常連さんが多く、お店のスタッフさんはもち

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          2022年12月18日(日) 前日は夜勤。朝方にどん兵衛を食べる。夜勤の醍醐味だ。昼過ぎに起床。今日は、スカートのライブ。神保町に向かい、友人と落ち合う。私の希望でたい焼きを買い食い、適当に散歩。神保町は、古書と喫茶店とカレーの町だが、たい焼きのお店も多い。理由は知らない。ビルを吹き抜ける風が冷たく、道中の洒落たお店〈GLITCH COFFEE & ROASTERS〉に逃げ込む。豆の説明を受けたときに「チャイの風味に似てますね」と店員さん。我々は「それで」と即答。スパイスに

          2022年の映画備忘録

          2022年の私的なランキングです。まずは雑感。 アクの強い監督がエンタメに徹した作品、コミュニケーションを描いた作品、シンプルに大好きな作品など、選出も雑多。今年は好きな監督の新作が多く、嬉しい一年だった。ランキングの半分は追い続けたい監督の作品だ。選外だが、是枝裕和、ペドロ・アルモドバルの新作も好きだった。 ホラーも多かった。『女神の継承』や、Netflix『呪詛』など、モキュメンタリーのホラーは根強い人気だ。散りばめられた地雷を正確に踏む展開は様式美と言える。好みとは言え

          2022年の映画備忘録

          南仏の花売り

          2022年12月14日(水) 早起き。早朝のラッシュに怯えつつ、新宿に向かう。箱根のポーラ美術館に行くのだ。思ったよりも電車は混まず。〈ベルク〉に寄り、朝食を摂る。トースト、ポテトサラダ。バスタ新宿にて、友人と合流。日帰りだが、旅行の気分を味わえるのは嬉しい。遠くに出かけるのも久しぶりだ。天気は快晴。冬の光が差し込む。窓に付着する塵が綺麗だった。会話と睡眠を繰り返す。 正午、美術館に到着。寒い。山の空気は清々しいが、ドンドン、ゴロゴロと不穏な音が聞こえる。地鳴りだろうか、雷

          南仏の花売り

          怒涛の花

          2022年12月3日(土) 友人と新宿で待ち合わせ。遅刻の連絡を受けたので、紀伊國屋書店に向かい、欲しかった漫画を探す。大白小蟹『うみべのストーブ』を購入。読みたい本を物色。マリー・ルイーゼ・カシュニッツ『その昔、N市では』の装丁に惹かれる。見かけるたびにかっこいいと思うのだが、購入には至らず。積まれた本の消化が急務。 友人と合流。昼食は〈切麦や 甚六〉の温かいうどん。ブロッコリーの天ぷら、かしわ天が美味しかった。新宿御苑に向かう。広い。温室に入り、珍奇な植物を眺める。見知

          怒涛の花

          光る猫、青い猫

          人に誘われるのはありがたい。日々の澱を取り除き、憂さを晴らすには、楽しい予定を入れるのが一番だ。しかし、先々の予定を埋めても、当日の天気はわからない。私の期待をへし折り、あっさりと裏切る。 例えば。週末の予報は快晴。安心する。さらに数日後、快晴の予報は変わり、晴れのマークの後ろに灰色の雲が顔を覗かせるが、予報は晴れ。安心。当日、無情の雨天。泣く泣く予定をずらす。我々は、天気予報に一喜一憂する。 先日、友人と新宿御苑に行く予定を立てたが、まさにこれだった。挙句、当該の朝は冬の光

          光る猫、青い猫

          Future Noir

          友人に誘われて、文学フリマに行った。作り手の催しは、デザフェス、コミティアなどもあるが、文学フリマは、書き物に重点を置いたイベントだ。行くのは初めてだった。友人は、知人の出店と新刊の購入がお目当てで、私は付き添いの気分だったのだが、オルタナ旧市街さんの新刊の情報を知り、興味が増した。 当日、あいにくの空模様。肌寒いくらいだった。近ごろは休日の天候に恵まれず、この日も曇天。天気の神様に休日を弄ばれている。会場は、平和島の東京流通センター。土地勘はゼロ。前日、友人と行き方を話し合

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