音楽家コーチングとは
はじめに
「音楽家コーチング」と聞くとどのようなイメージが枠でしょうか?音楽の仕事の効率を上げる方法、メンタルを鍛える方法、成果を出す方法・・・これらは間違いではありません。
しかし、これらは音楽家コーチングの先端の部分であり、根幹は「音楽人生全体のゴールの達成」です。拍子抜けするほど簡単で当たり前のコトがですがこれが重要なのです。
スポーツ界
スポーツ界やビジネス界ではこの大きな人生全体のゴールを見据えて、小さなゴールである、成果を上げたり、効率を上げたり、それに伴うメンタルを鍛えたりすることが当たり前となっている昨今です。私達音楽家も一流には必ずコーチが付いています。私自身2名のアメリカ人コーチが付いていますし、私自身が音楽家コーチのみならず、アスリートやビジネスマンをコーチングすることもしばしばです。
2000年代
日本には2000年代に苫米地英人博士がこの概念を日本に広めました。当時は「マインドの使い方」「親子を超える方法」などの書籍の中で徐々に10年ほどかけて現在広まっているコーチング専門用語を広めてくださいました。これは心から感謝しています。
1990年代
コーチング産業自体は非常に古く、戦前から普通に存在していました。それを表向きにしたのがトニー・ロビンズ氏です。私は1995年からお世話になっています。彼が作った産業と言っても過言ではありません。
しかし手法はたくさんあり、苫米地英人博士が実施する方法とは異なる部分も多々あります。
どちらがいいと言う訳でなく、方法が違うだけです。
力不足
私にはトニー・ロビンズのように世界のトップ政治家をコーチングする力もなければ、苫米地英人博士のように国内で一般化する力もありません。しかし、「音楽家専用にコーチング」することは世界で私だけができる技だと考えています。
時間軸
時間軸は実は逆でトニーの手法を私が97年から日本で実践したのですが、いまいち広まらず、クライアントも「洗脳のされ方」が未熟でいまいち上手く行きませんでしたが、同時代のインターネットの普及と2000年代の苫米地英人博士のご尽力により概念が流布し、2010年代には安定したという感じです。
ゴール設定
個人的には「ゴール」とは呼ばず「マイルストーン」と呼んでいますが、ここでは話を分かりやすくするために「ゴール」と呼びます。
ゴールは現状の外側に設定するのです。
この一言がこの記事で言いたいことです。
というのも、コーチングや音楽家コーチングをという言葉を理解しても、ゴール設定が現状の内側に設定している人が
非常に多いからです。
あなた!今年の目標を振り返ってください。
「なんとなくできそう」
じゃありませんか?それなら現状の内側なのですよ。
まとめ
音楽家コーチング(商標登録中)の言葉を正しく理解し、音楽人生全体のゴールを達成する音楽家が一人でも増えることを祈っています。
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