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アメリカの作曲家 vs 思想家

ドヴォルザーク vs パース

ドヴォルザークはチェコの作曲家ですが、ニューヨークに教えに来てたのです。そしてアメリカ音楽に触れてたくさんの名曲を残しています。「家路」なんて有名ですよね。あの郷愁漂う感じは祖国を離れたからこそ出て来るのでしょうか? 《アメリカ》なんかもアメリカで聞いて、作曲してみて、聴衆の反応見て、教えての流れを繰り返したから完成したんでしょうね。

パースという、なんちゅう考え方しとんねん・・・という人がいて相手にされていませんでしたが、「行動によって検証できない知識は無駄」と言っていました。

もしかしたらドヴォルザークは「おっしゃる通りです!」と思って作曲に活かしてたのかもしれませんね。

ガーシュウィン vs ジェームズ

ガーシュウィンはアメリカ人としてアメリカの土着の音楽をクラシックに取り入れました。ガーシュウィンは白人ですが、黒人だけのオペラを作ったり、ジャズを交響曲に入れたりと、とにかく知っている知識を全部行動に移しました。

ジェームズは先述のパースの話を広めた人です。「行動に役立つなら正しい知識」と言う考え方です。まさに自分の知識を行動に役立て続けて大金持ちになったガーシュウィンの生き様ですね。

面識あったのかな?

ストラヴィンスキー vs デューイ

ストラヴィンスキーもアメリカで生活しています。ジャズも取り入れて、作風を生涯コロコロ変えたことで有名です。勉強したらそれを自分の音楽に取り入れる。嫌いな十二音技法も最後には取り入れるという生き方でした。

同じ時期にデューイは「知識は人生のツール」と述べました。ストラヴィンスキーを聴いてそう思った・・・のでしょうかw

まとめ

高校と大学でアメリカ教育を受けてしまった私はプラグマティズムがスタンダードになっています。良いことなのか悪いことなのかは分かりませんが、日本人の実践しない知識を身に付けて、それを使わず人に言われるがままに生活して死んで行くスタイル・・・これが、不思議でしかたないのです。

ボビンケース? チャコペン? その知識って人生の役に立ってます?

おしまい♫

次の本は何がいいでしょうか? コメントやリクエストなどお待ちしています。

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