サウナ×ヒッチハイク

こんにちは、サウナが程よく好きなタゴです。実はヒッチハイカーでもあります。

「よーし、サウナに入るぞー」となってもらうのが目的です。入ったら教えてね。

こんな人に向けて書きます。
・人生の一歩が踏み出せない人
・とにかく旅をしたい人

今回のテーマはサウナ×ヒッチハイクです。ぼくは過去3回ヒッチハイクの旅をしました。

「訳の分からないサウナもヒッチハイクも潜入調査精神でやってみよう、日常から抜け出す旅だ」ということを実体験をもとに書いてます。

ヒッチハイク入るような人はちょっとユニークだから私とは違う…とならないでください。

ヒッチハイクってやらない人はやらないですよね、別世界でしょう。ぼくもそう思ってました。そしておそらくサウナも同じように別世界ですよね。

ぼくがヒッチハイクをしようと思ったきっかけは長期休暇で金がなくて暇だったからです。暇すぎて「自分が絶対にやらないであろう、生活をがらりと変えるなにかをしてみよう。」と思い立ちました。日常から抜け出す旅ですね。

ヒッチハイクなんて微塵も興味なくて、怖くて仕方なかったからこそやってみることにしたんです。そしたら、新鮮な体験ができるのは間違いないからです。

みんなヒッチハイクしてるけど実際どうなん、いっちょ潜入調査してやろう。

という発想です。お試しで飛び込む感じ。

で、やってみると面白いんです。味わったことがないから

たしか、初めは朝4時とかに家をでて、家の近く東京の街中で始めようとしたんです。行先はどこでも良かったので、福島のハワイアンズ、サウナ気持ちいいかなとおもって。

近所のうわさになるのまずいなー、捕まらなくて家族に見られたら恥ずかしいなーとか思いながら、ちょこちょこ5時間くらい歩いて2、30km先の車しか走ってないエリアまで歩きました。5時間うじうじして東京をでられませんでした。度胸なさすぎて通行人の視線が痛かった。

で、高速の入り口近くで行先を書いて立っていると乗せてくれる確率が高いと聞いたので、都心から郊外のインターチェンジまで5時間徒歩で移動して腹をくくって立っていました。待つこと10分くらいで車が寄ってくる

「乗りな!」と建設系の若いお兄さん

ほんとにこんなことってあるんだー、日本捨てたもんじゃないと興奮しました。まさに自分の生きていた日常が良い意味で壊れました。

その後は調子よく高速を乗り継ぎました、職種も年齢も様々に人に乗せてもらって、ありがたいことにごはんをごちそうになったりしました。

そして、人生において衝撃な体験をもう一つしてしまいます。それは、高速のSAで朝から立って乗せてくれそうな車がないか待っていた時です。

全然捕まらなくて1時間経ちました。長すぎる。心が折れそうになるなか、めちゃかっこいいスポーツカーが僕のもとへきて止まります。

「お兄さん乗るか?」
「いいんすか!」

車について知らなかったけど、すげーかっこよくて興奮した。逆転だ!

「ガソリン入れてるから来てね、じゃ」

と言ってSAのガソリンスタンドに行く車。追いかけていくと

「ヒッチハイカー拾ったよ」とおじさん。
「お兄さん、いい車だよ、うらやましい」とガソリンスタンドの店員。
「これ有名な車なんですか?」と僕。

「え、知らないの!ポルシェだよ!」

ポルシェ…名前知ってる…すげー

そのあと、ポルシェでSAから80㎞くらい一気にハワイアンズまで行ってくれた。地面を滑るような感覚、遠くの景色に引っ張られていくようなスピード感は忘れられない。

金も経験もなく、目標以外の事前計画も全くなかったのに。ハワイアンズにたどり着き、ポルシェにも乗った。道を逸れて訳の分からないところに行って絶望したこともあったけど、その分いろんな経験ができた。

やってみると、予期せぬことに出会えてしまうものだと思った。やらないとポルシェなんて人生ではどうでもいいものだったろう。ヒッチハイクの面白さなんてしらなかったろう。

自分の日常を抜け出して、なんかしてみよう、と思っている人にはヒッチハイクはおすすめです。自己責任で!

ちょっとヒッチハイクは大変という人はサウナがおすすめです。30分ほどで未知の身体感覚に出会えてしまう旅、そう考えるとちょっとは入る気になりませんか?

そして、これは黄金の組み合わせなんですが、ヒッチハイクでサウナに行く旅…はずれなし。とにかくやってみましょう。別世界じゃなくて、あなたにもできる。

では良いサウナを!


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