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そろそろ会社で幸福の話をしよう #001「間」

そろそろ会社で幸福の話をする。

さて、どう進めるか?

「これからは幸福を!」みたいにいきなり真正面から突入するわけにはいかない。

現状、「幸せへの支援を起点に、会社・社員の持続的成長を支えたい。逃げることなく。」なんて考えているのはきっと僕だけだ。「会社で幸せの話をする。その意義は大きいと思う。」そんなことを考えているのも、やはり僕だけだ(と思う)。

そんな状況で、むやみやたらに飛び込むわけにはいかない。明らかに「間」が広すぎる。間違いが起こるイメージしかない。よって、いきなり幸福の話をする前に、まずは適切な間合いをつくりたい。要は少しでも距離を詰めておきたい。

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考えた結果、「理解・印象・可能性」、この3つにおける僕とみんなの「間」がポイントだと気が付いた。(正確にいうと、とりあえずそう思うようにしてみた。)

●幸福という概念の「理解」

僕:少しある。勉強しまくっているから。そしてこれからも理解度は高くなっていくと思っている。

周り:おそらくほとんどない。「幸せってなんだと思う?」と聞いてもパッと答えられる人はなかなかいないと思う。余程興味がない限り、わざわざ勉強しようとは思わないし、幸せというワード自体は当たり前にいつも近くに存在し過ぎて、その理解度云々については考えることもないはずだ。

●幸福に対する「印象」

僕:以前までは、怪しさというかなんというか、正直きな臭さみたいなものを感じることもあった。ただ、理解が深まるにつれ、堂々と?自信を持って?純粋に?素晴らしいものと思えるようになった。今では、例えば「経営指標のひとつ」と言われても全然びっくりしない。むしろ堂々と自信を持って純粋に「賛成」と言える。

周り:以前の僕の状態。怪しさというか、なんとも言えない微妙な印象を持っている状態だと考えるのが妥当。

●幸福が持つ「可能性」

僕:前回のnoteで書いた通り、この可能性にかけている。

周り:理解や印象の状態を考えると、可能性もちょっと考えにくいかも。

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やはりかなりの間がある... まずはこの3つにおける「間」を埋めたい。埋めるのが難しければ、せめて適切な間合いまでもっていきたい。

そこでとりあえず現状チェック。

ある社員に「幸せってなんだと思う?」と聞いてみた。「え、幸せですか?ってか急にどうしたんですか?(疑いの目…)」まあそうだよねと感じた。

別の社員には、「幸せへの支援を起点に、会社・社員の持続的成長を支えたい。どう思う?」と聞いてみた。「茶番な感じがします。」ガーン!これはガーン…

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そこまで間があるのかとびっくりしたが、これで相手が分かった。「そこまで間がある相手」だ。しっかり準備し、慎重に事を運ばなければならない。

ということで、まずは幸福という概念の「理解」、この「間」を少しでも埋める活動からスタートだ。(次回に続く)

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