『検索窓の世界 ②夢』

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夢とは、睡眠中あたかも現実の経験であるかのように感じる、一種の観念や心像のこと。
睡眠中にもつ幻覚のこと。
将来実現させたいと思っていること。

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夢で逢えたら（大瀧詠一、1976年）

たった2分で、夢を叶える本

謎ファイル①多数の人の夢に現れる男「THIS MAN」

「夢」と「夢」が同じであるのはどうしてだろう、とふと思ったことがある。
「夢を見る」という言葉でも2つの解釈があるのだから、ややこしい。
睡眠中の夢は、その人が今まで見聞きした情報を、整理している。
つまり、自分だけが見ることができる「個人的なドキュメンタリー映画」のようなものだ。
体験したこともない不思議な夢を見るのは、テレビや漫画の中の出来事を組み合わせてストーリー構成しているから、らしい。

一方、「将来の」が枕詞につく方の夢は、歴史を紐解くと、明治時代に「dream」の訳語として出てきた比較的新しい表現のようだ。
睡眠中の夢と同じくらい、現実からかけ離れているという意味だろう。

ちなみに、2019年にとある企業が発表した「子どもの将来の夢ランキング」は以下の通り。

【男の子・中学生】1位　Youtuber
【女の子・幼児小学生】1位　食べ物屋さん
【女の子・高校生】1位　公務員

夢とは、現実なのである。
つまり、現実とは、夢なのである。