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【綾瀬はるか出演「ユニクロ新CM」】コロナ禍ならではの『ちょっと深いメッセージ』とは?

ユニクロは2月11日、「LifeWear」スペシャルアンバサダーに女優の綾瀬はるかさん就任すると発表し、新たなテレビCMシリーズを発表した。

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「LifeWear」とは、柳井正社長曰く「高品質でファッション性があるベーシックウエアであり、着心地が本当に良い、誰もが手の届く価格の日常着」のこと。ユニクロのアパレルブランドとしてのカテゴリーが「LifeWear」なのだという。

そして今回、「LifeWear」の新ブランドコンセプトとして「ふだん着の日が、人生になる。」というキーメッセージを発表。このメッセージに基づいたテレビCMシリーズを放送することも明らかにし、CMには綾瀬はるかさんが出演し、すべての楽曲は桑田佳祐さんが担当するという。日本を代表するアパレルブランドが、日本を代表する女優とミュージシャンを起用したというわけだ。

このCMでは綾瀬はるかさんがユニクロの店舗で買い物をしている。試着室でジーンズを履くとそのままレジまで行ってしまい、店員に「お客様・・・」と言われてハッとするというほっこりとした内容になっている。

何気ない日常を切り取ったようなCMだが、合間に挟み込まれるメッセージがコロナ禍で変わるライフスタイルを反映した深い内容になっている。

1つ目のメッセージ「ふだん着と、よそいきってなんで分けてたんだっけ?」

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1つ目のメッセージが「ふだん着と、よそいきってなんで分けてたんだっけ?」。コロナ禍で外出機会が減る中、ワンマイルウエアというカテゴリーが注目され、家で着ている服と近所に買い物に行く服が同じであることが当たり前になりつつある。これまでシーンに分けて使い分けていた「服」に対して湧き出てきた疑問を現したメッセージだ。

2つ目のメッセージ「オンとオフのさかい目がなくなっている時代。」

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2つ目のメッセージが「オンとオフのさかい目がなくなっている時代。」だ。コロナ禍で在宅ワークをする人が増え、「オフ」の場である家の中が、仕事をする「オン」の場も兼ねるようになった。商談も対面(オフライン)で行うのが当たり前だったが、今ではビデオ会議システム(オンライン)でやることが普通になった。買い物においても店舗(オフライン)だけでなく、EC(ネット通販=オンライン)を利用する機会が増えた。ユニクロもEC化を積極的に進めており、アプリを軸に「オンとオフのさかい目」がない買い物体験を提供しようとしている。

3つ目のメッセージ「私には、いま、たくさんのふだん着が必要だ。」

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3つ目のメッセージは「私には、いま、たくさんのふだん着が必要だ。」というもの。コロナ禍で「オンとオフのさかい目」が急速になくなる今、「ふだん着=LifeWear」のニーズが高まっている。アパレル業界はコロナ禍で大きなダメージを受けた業界の1つだ。外出機会が減り、ハレの日の需要が減る中でも、ベーシックウエアを提供するユニクロは健闘を続けている。その背景には「LifeWear」というどんなシーンでも身につけたくなる服というコンセプトがある。売り方においてもコロナ禍でリアル店舗に足が向かない人には、ECで買いやすい環境をいち早く整えている。

今回、綾瀬はるかさんを「LifeWear」スペシャルアンバサダーに迎え、テレビCMで発信するメッセージは、コロナ禍で人々が感じている変化をうまく捉えているだけではなく、その変化の中でユニクロが存在感を高めていることを改めてアピールしている。「ユニクロ強し」を印象付けるプロモーションだと感じた。

<おまけ>新キャラクター「ユニクロ天使」にも注目

最後にテレビCMには新キャラクター「ユニクロ天使」が登場してる。綾瀬さんの言動にツッコミを入れるかわいくて鋭いキャラクターとなっている。CM発表会でユニクロ ジャパンマーケティング部 松沼礼統括部長は、「『ユニクロ天使』は初登場のキャラクター。人気が出てくれると嬉しい」と期待をのぞかせた。今後、CMの定番キャラクターになるかも。

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EC業界向け専門紙「日本ネット経済新聞」で記者してます。EC、通販、モノづくり、流通、マーケティングなど取材していく中で紙面には書かない自分の考えや疑問について書いていきたいと思います

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EC・デジタルリテールに特化した専門紙「日本ネット経済新聞」で記者をしています。デジタルの台頭で流通を取り巻く環境が大きく変わる中、ショッピングの未来について考える日々を過ごしています