見出し画像

医師は発信しない!?【④匿名だと荒れる!?】


先日は記名発信が多くない理由は
①ITリタラシーが高くない
②恥ずかしい・何か言われたくない

の2つがあるかも?ということでそれぞれの記事を書かせていただきました。

記名を諦めましょう!


井手 「自分の名前をだして意見を発信するのはITリタラシー向上や恥ずかしい気持ちから来ると仮設を立てました。IT教育問題と、人間とは?という根源的な問題なので諦めることにしました。」
A先生 「えっ 諦めちゃうんですか?」
井手 「諦めます。記事を読んで頂きご納得いただいて行動変容にまで至る先生がわずかながらでも出れば記事を書いた意味があったと諦めます。では!」
A先生 「終わるんですか?」
井手 「そのために A先生を呼び出すと思いますか?」
A先生 「では何かあるということですね 良かったです。井手先生らしくないと思ってここで終わるのは」
井手 「やはり記名で自分が特定されるのは恥ずかしい・何か言われるのを恐れるのは医療だけでなく人間として仕方ない面もありますので。ですから匿名で発信してもらうことにします。」
A先生 「でも以前の投稿で 匿名は荒れがちで無益(有害)な発信が多いと言っていたじゃないですか?」

画像1


井手 「そうです、5ちゃんねるでもm3の掲示板でも 匿名での発言や メンバー同士のやり取りは 過激になったり相手の揚げ足取りになったりすることをみなさんも実感としてあると思います。」
A先生 「匿名であるからこそいろんな情報が集まるというのも良いかと思いますが、やはり掲示板上でのケンカがおこったりして結局見なくなりますよね」
井手 「マウントの取り合いや揚げ足とりになるからです。mountainのmountですね」
A先生 「mountとは上に乗るということですね」

ダチョウ倶楽部


井手 「そうです。ではマウントの取り合いや揚げ足とりにならないためにはどうすればよいでしょうか?」
A先生 「マウントや揚げ足取りをしたらアカウントをバンする」
井手 「たしかに。でもそれでは運営側の負担が大きすぎるので大変です。いちいち投稿をチェックしなくてはならないので。」
A先生 「議論の応酬をなくす」
井手 「それは確かに大切。」
A先生 「匿名でもログインは実名」
井手 「色々ありがとうございます。これがダチョウ倶楽部方式なんです ウエシマ作戦。【東日本大震災の時に 買い占めをせずに「どうぞどうぞ」と譲り合うことを呼びかける『ウエシマ作戦』がネットを中心に広がりを見せています】」


A先生 「マウントを取らずに ドンドン下に下に潜っていくんですね」
井手 「そうです マウントを取れない情報を匿名で共有していくんです。」
A先生 「だいたい荒れるのは自己主張が激しいからなんですかね? 僕は、、私は、、それは違う こう思う などなど 上に上に被せようとするので
井手 「そうですね 僕は苦手でと下に下って、だからこういった先生にお世話になっていますという紹介先情報登録は患者さんを囲い込まずに適切な所に受診していただいているという証明です。 誰にも文句を言われる筋合いがないのです。勿論苦手なことばかりだと困りますが そういった医療機関は成り立たないと思うので。誰が誰に紹介しているという紹介元と紹介先情報の繋がりも表示しようと思ったんですが、やはり 恥ずかしいとか誰かに何かを言われるのが嫌だという先生の声がありまして 誰がどこに紹介しているというベクトル情報は削除しています。
A先生 「なるほどで そういった背景の考え方があって このような紹介先登録プロジェクトになっているんですね」
井手 「そうなんですよ」

このシリーズ【医師は発信しない!?】


医療はチームで行うという意味では農耕社会的な文化があるのかもしれません。勝手な人が出てくると 医療の存続が危うくなるという意味で村八分を行うというのはREASONABLEな判断だったと思います。村の中だけで自給自足ができているという時代であればその村の法律としての村八分は機能していた可能性があります。抜け出すと生き残れないので。 

しかし、今は1つのギルドでなくても情報は手に入ります。患者さんのためにもっと良いルールや技術があればそこを利用したほうが良いので ミツバチのように 腰振りダンスの大切なルールに従いつつも 新しい食料源を探すようなメンバーも内含する新しい形態も一部あっても良くないですか? 

そういった意味で 皆さん医師として優秀な方が考えることを発信してほしいなというのがこのシリーズの趣旨です。しかし、いきなり自分の考えを発信するのはハードルが高いのはこれまでの経緯から十分理解できますので 患者さんに取って有益なものを!

十分有益な情報はWEBで発信しているという先生もおられると思います。 しかし、そこで患者さんと医師のリタラシーの乖離があるので 十分にその情報が利用されていないのです。であればリタラシーがある医師向けに情報発信してほしい CLOSEDな中で。それが【苦手なものの表明】です。これも抽象的すぎるので、もっと具体的にいうと 紹介先という苦手情報です。紹介というのは 苦手な専門性 苦手な地域という苦手情報です


2021年10月28日14時31分31秒

2021年10月28日14時31分31秒_001


よろしければサポートお願いします。 NYAUWの活動は現在マネタイズを考えずに意義のみを追求するフェーズです。 ニッチな分野のやせ我慢プロジェクトですので お気持ちだけでも嬉しいです。