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【診察室あるある】PCのデスクトップがとっちらかっていませんか?①

今回は電子カルテの普及に伴って

先生方の電子カルテのPCモニターがとっちらかってしまう問題点の解決策を書かせていただきます。いろんなタブが開きすぎてデスクトップがこんな状況になっていませんか?


一言でいうと仮想デスクトップ機能&STREAM DECKで整理して使いましょうと片付けられるのですが、いつも通り長々と色々書かせていただきます。
*付き合ってられない方は【仮想デスクトップ】で検索を

電子カルテの普及率


最近のクリニックでは電子カルテを採用されている先生が多いかと思います。厚生労働省の資料からもどんどん普及率が上がっているのはおわかりになるかと思います。(一般病院57.2% 一般診療所49.9%)
これが令和2年の調査ですので令和5年の調査では一般診療所も50%を超えていることでしょう。

診察室の時間マネージメント


診察という大切な時間は
患者さんと向き合う時間
②電子カルテと向き合う時間
③受付にそのデータを受け渡す時間

という時間で主に構成されています。

一番大切な患者さんとの時間(①の時間)を捻出するためにシュライバーを診察室において医師が行う②と③の時間をできるだけ減らすということが多く行われているかと思います。

しかし、私の場合には3つの理由でシュライバーをおいていません。

A-スペースの問題
B-患者さんと向き合う質的問題
C-クリニック特性・地域特性・個人的開業目的

本当はシュライバーに助けてもらって入力も行わなくて良い楽ちん診療をしたいという気持ちもあります。しかし、それをしないことで得られることが現時点では勝っていると思いますのでまだ一人で診察室をマネージしております。

スペースの問題


当院はスタッフの休憩室も作ってあげれないくらい小さなクリニックです。昼休み目障りな院長がいると息苦しいかと思いますのでそのためにほぼ毎日フィットネスに行っております。(それはそれで僕の健康のためには良いのですが)。そのために診察室にシュライバーがいると非常に診察しづらいということがありますので。

患者さんと向き合う質的問題


軽症で来られたとりあえず近い眼科から来たという患者さんは僕の顔も名前も覚えていないかと思います。特にクリニックに自分の名前を入れていないので、だれか眼科医に診てもらったという印象しかないでしょう。
しかし、他院や知人からの紹介でお越しになった患者さん、定期的に再診されている患者さんは私の診察・会話を期待してお越しになっております。そういったときにシュライバーがいると確かに先生はキーボードには向かわず話してくれる量的な時間は長いかもしれません。しかし、私だから話せる・話したい内容を話せなくなると私のクリニックでなくても良いということになります。特に大病院や専門の尖ったクリニックだと、そんなこと言ってられないくらい患者さんが集まるのでとりあえず待っていただいている患者さんのためにもシュライバーを入れざるを得ないかもしれませんが。

クリニック特性・地域特性・個人的開業目的


最後に、当院は半径300m以内に当院含めて眼科クリニックが4件、基幹病院の眼科が1つあり眼科密度の高い地域です。クリニックの中では一番僕が若手なので自分の特色を出す必要があります。医学というのはガイドラインがある程度決まっているため診察そのものについては大きな差異はありません。
そうなるとやはりクリニックの個性というのは診療の幅や深さ医師の雰囲気と言われるかもしれません。しかし、小さなクリニックである以上幅や深さを急に拡げたり深めたりすることが出来ない以上やはり丁寧に必要なことを行い、出来ないことは近隣の先生方にお任せするということが現実的な解決策なわけです。
患者さんにそのようなスタンスをご理解頂くためには予約を絞って混雑しすぎない状況を作り、できるだけ一人ひとりに良い意味で一言多い対応することだけと個人的な仮説を持っております。(しかし現実には混雑して患者さんに迷惑をおかけすることも増えているので申し訳ないです)
以前も記事に書いたのですがドアノブクエスチョンに答えたいのです。
あとは開業目的の一つが【開業医のため息】を実感してNYAUWでそのため息を解決していきたいということなので自分で色々やりたいということがあるので出来るなら面倒なことを自分で体験したいのです。


今日はここまで


一言でいうと仮想デスクトップ機能&STREAM DECKで整理して使いましょうと片付けられるのので付き合ってられない方は【仮想デスクトップ】で検索を

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