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製薬企業のMRのKさんの驚き


2024年6月のある日


いつもお世話になっている製薬企業のMRであるKさんが診察終了後に当院に面会にお越しになりました。その際に驚かれたことがあったので何に驚いたかを書かせていただきます。
*ここで注意です。どうしてもMRさんは医師に気を使われているので、その驚きも半分に割り引いて聞くことにしていますが、、、。

驚かれた点

①NFCステッカーで名刺サイトにアクセスできる

②自作ウェブサイトのメールアイコンを押すとTO:にメールアドレスが自動で入った状態でメール作成画面になる

③すべての名刺にNFCステッカーが貼れるくらい安い

④キーホルダータイプのNFCがありそれも安いこと
私はこれに名刺サイトのURLを入れています

⑤定型文などをワンボタンで入力できるStream Deckの存在


⑥営業日報なども定型的なところはワンボタンで、本当にカスタマイズすべき機微な情報をしっかり時間かけてとメリハリをという話

勿論過程も大切ですが、時にQUALITYよりも手間をかけることを称賛する文化が日本にはあります。
しかし、大切なのはQUALITY?という考えもできないでしょうか?

勿論、新しいプロジェクトや新しい仕事場で一通りいろんなことを学習したりするステージでは、いろいろな手間をかけて経験を広く積むことも大切です。
しかし、ある程度習熟した後にまで手間をかけさせるのはもったいないかな?と。
時短でうまれた時間を他の新しいものに使ってもらう方がよくないですか?

例えば我々では紹介状、MRさんであれば営業日報も定型的なものはワンボタンで仕上げて、もっと訪問先ごとに異なるような情報にしっかり手間をかけて仕上げる方が営業効果が上がるのではないでしょうか?

例えば上記の4象限のスコアでは
手間をかける=②+④=6点
手間をかけない=①+③=4点

と手間をかけない方が順位の合計期待値が低いのです。(勿論こんなに単純に1,2,3,4点のようなリニアな等差スコアではないのですが)


⑦医療のITやDX
大きな病院では医師のITやDXに対する興味があろうとなかろうと経営側が旗を振って導入をしますので、大きな病院の医師は学習をせざるを得ない状況です。
しかし、クリニックでは院長に決定権がありますので、院長のマインド次第でITのレベルアップが決まってしまいます。
そういった際に大切なことは大病院が採用しているような大きなシステムはそもそもクリニックでは採用できないのです。小さなものでも「なるほど!」「へー!」「知らなかった!」「簡単じゃん!」「安いじゃん!」などと言わせることが大切なのです。
そういったことは現場を回っておられるMRさんが実際に使っていたり、専門医の点数がつく講習会の一部で紹介したりするのが良いと思います。

そもそも「知らないことを知らない」ので「知らないことを知らない」ことを知ってもらう手立てが必要なんですよねー


Kさんいつもありがとうございます



今日はここまで


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