家族って自然にできるものなのか?と常々疑問に思っています。少なくともそこには、構成員の様々な事情や性格やそれを取り巻く社会の様子というものがあるわけで、そこが多種多様な以上、家族…
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#ワークライフバランス
子が、宇宙と繋がった
1週間、母子で高知と岡山を旅行した。前半、高知は土佐清水で雄大な自然に囲まれて丸々2日遊んだ、その夜、町の定食屋さんでご飯を食べているとき、子が突然、話し出した。
「おかあさん、にんげんっていうのは、ちきゅうにそだててもらってるんだよ。おやがこどもをそだててるんじゃなくて、おやもこどももちきゅうにそだててもらってるんだ。」
驚いて、聞いた。
母『誰かに言われたの?』
「ちがうよ、かずまのな
本当は全部やりたかった、けどできない、ので、できることだけやることにした
わたしのまわりにはびっくりするような素敵なお母さんになった友達が何人もいる。かわいくて、料理も美味しくて、お出かけするときはオシャレで、子どもの話を聞き、夫との関係も良好で、趣味もあり、楽しそう。もちろん仕事もしている。
子どもが生まれて愕然としたのは、わたしには余裕がないなあということだった。
もともと真夜中のひとりの時間が好きで、友人と集まったり、仕事したり勉強したり、なんというかとっても
まだ字をおぼえないで
子どもを育てていて一番面白いとのは、自分の常識というものが自分が身につけてきた鎧だと気づくことなのではないかと思う。その常識が身につく前に、人間がどんなことを感じて何を見て何を聞いて生きているのか、その例が目の前にあるわけだ。
私自身は活字中毒で、記憶にある子どもの頃の記憶はすでに文字を読むようになってからのものが多い。だから、文字が読めなかった頃の気持ちはわからない。
今、街を歩けば、看板の