今、時間を買った
今日は数年ぶりに先輩と会う
そんな時に限ってなのか、御徒町で人身事故が発生し現在東京近郊は大混乱だ。
山手線はすし詰め状態、東京駅は階段上り下りさえままならない。子供が潰れ、席を譲る行為など思ってもできない状態だ。
せっかく人に会うのに、この混乱の中ダイブして消耗したくない。このエネルギーは先輩と話すことに注ぎたい。
目的地は大宮、
だから時間を買ってみた。
1,000円の特急券を追加して新幹線で向かう。
定期券を持っていると「もったいない」と考えてしまい今までなら是が非でも現状にしがみついて在来線で帰っていたと思う。
けど、これをきっかけに考えると自分が生きている時間を時間換算して、それがいたずらに消費されるくらいなら時間を金勘定して「買う」のはアリだなと思った。
よく、経営者や忙しい人はタクシーを利用する。
その事象だけ聞くと、「もったいないなぁ」と思っていたが、あの人たちの時給はとても高く、お金を払ってでも「移動」だけに対価を払うのではなく「仕事」や「リラックス」として時間や場所を買っているんだなぁと、ほんの少しだけ気持ちがわかった。
ただ、ぼくは多用できない。
けど、何と何を天秤にかけて時間を買うのか?
それを常に考えてみようと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?