リーダーの役割を「バケモノの国のお姫様ココ」から学ぶ
先日「note編集部のお気に入り記事」で見つけたcoyoteさんのマンガ「バケモノの国のお姫様ココ」
独特の世界観とシュールで温かい展開に私は「ほっこり」した。
下の記事を読む前に、まずは、「バケモノの国のお姫様ココ」を読んでほしい。
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リーダーの役割とは?
この世界のリーダーは「女王様」だ。
世界の創造主であり、この世界の母であり、王である。
そんな「女王様」の行動を見るとリーダーとして学ぶべきことがある。
それは、まわりの人たちに自ら会いに行き、「最近どう?」と話しかけること。
想像してみてほしい、みなさんの社長や管理職が、社内をふらふら歩き回り、「最近どう?」と話しかけてくれるだろうか?ごく少数だろう。
最近では席が隣なのに、管理職から些細な頼みごとでもメールで飛んでくるという話を聞く。
確かに仕事において「生産性」や「効率性」は重要だし、「働き方改革」でも時間あたりの成果の重要性が大切だと言われている。
多動力の著書、ホリエモンも「俺に電話してくるやつとは仕事しない!」というくらいだからある程度このようなコミュニケーションは市民権を得ているんだと思う。
けどね、我々はちゃんと口が付いている人間であって、声を発して相手の目を見ながらコミュニケーションできる貴重な存在なのです。それなのにもかかわらず、社内ではカチャカチャとキーボードを打つ音や、ショートメールの着信音がちょこちょこ飛び交う無風な空間になっている場合がある。
それってみんな本当に満足してる?
実はこれ、個人の問題ではなく、その「場の空気」を作り出すリーダーの責任なのです。見られていないようで部下たちはリーダーを見ている。そしてその働き方を部署の文化として自然形成され、見えないルールとして運用されていきます。
「バケモノの国のお姫様ココ」の世界はどうだろうか?
朝、とても機嫌が悪いお母さんがムクッと起きて、世界を巡回する。
そして、バケモノたちに会い「最近どう?」「何か困ったことある?」「ハロー、調子どう?」という声がけや、挨拶を通じて仲間たちの微妙な変化を感じとっている。
仲間たちはココのお母さんと接しているが、プレッシャーを感じず、誰もが気軽に話せる環境が形成されている。リーダーが自ら話しかけてくれることは、リーダー自信が思っているより驚くほど影響力があるのだ。
そして、「気軽に話せる環境」があるだけで、その組織のリスクはより低減される。
仮に、普段声を発せず、話しかけると理路整然と論破してくる人がリーダーだったらどうだろうか?「なんか話しかけるのやだな」「そういえば気になることあるけど、話しかけるのヤダから自分でなんとかしてみよう」という行動をとってしまい。気づいたら案件が炎上して火消しが大変になってしまうということも多々ある。
しかし、雑談程度で気軽に話せるリーダーなら様々な情報が入ってくる。組織を循環させるための潤滑油は「情報」だ。それを双方で回すことができない人はリーダーに向いてないと思う。
ただ、向き不向きでリーダーになった人が簡単にやめられるわけでもない。だから「演じよう」
「女王様」の行動を真似て、今いる席の隣、後ろの人に「最近どう?」と話しかけて見てはどうだろうか?
1回ではなく、毎日コツコツと続けてみよう。新しい風が組織に入り込み、暖かい空間を作れるのはリーダーであるあなたしかいない。
「ハロー、調子どう?」
とっても暖かい声がけだ。
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