upstander, bystander, reporter

こんばんは!毎日投稿145日目になりました。今日も頑張っていきましょう!

皆さんはどれですか?

   ある問題や社会問題が起こったとき、人が取る立場はbystander(傍観者), reporter(報告者), upstander(行動者)の3つに分かれます。
 
   1つ目のbystanderとは、何かをした方がいいとは思うものの、自分に降りかかるリスクを恐れて何もせず傍観する(あるいは見て見ぬふりをする)人を指します。
 
   2つ目のreporterとは、問題の状況や誰が悪いかを周りに知らせ、その人を非難する人です。
 
   そして3つ目のupstanderとは、自分のリスクを知った上で集団や社会の利益のために問題解決に向けて行動する人です。みなさんは普段、この3つのうちどの立場を取る傾向があるでしょうか?

upstanderになるということ

   この中で容認されるべきは、1つ目のupstanderのみです(これを書いている間は僕もreporterのようになりますがupstanderを兼ねているのでご了承ください🙇‍♂️)。
 
   まずreporterは問題解決に寄与しているようで、実際には自らリスクを取って問題解決をしようとしながら失敗したupstanderのことを非難するだけで、問題解決の足かせになっていることもあります。また、自分のリスクを取らない形(匿名のTwitter、メディア等)で大多数を占めるbystanderに知らせることで自分たち(bystander及びreporter)の立場を正当化し安心させようとします。 
 
   bystanderは問題解決に対してプラスでもマイナスでもないように思えますが、bystanderが多いほどupstanderが行動しにくくなります。例えば、いじめを傍観する人が多いほど、それを止めようとは思いづらくなります。この点で、bystanderと問題悪化に加担しているといえます。
 
   つまり、少数のupstanderが問題+大多数のbystander+reporterの大きなマイナスをプラスに変えようと努力している訳です。

まとめ

   まずupstanderを非難するのはやめましょう。そして、bystanderを抜け、upstanderになる努力をしましょう。
 
   例えば、勤めている会社がもっと環境的に優しくなるように働きかけたり、社会問題に立ち向かう団体・組織に寄付をする、などです。
 
   そうすることで、周りのbystanderも変わりやすくなり、社会が好転していくはずです。それが私たちが目指すべき社会ではないでしょうか。

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