【妄想SF2】迷わない人
2040年、人は高度なナビゲーションシステムとAI技術により迷わなくなった。拡張現実により、行きたい場所が瞬時に検索され、ナビゲートされる。
自動運転技術も発達した。ドローン自動航行による貨物輸送がはじめに許可されたのは、人的被害の極めて低い河川上の空間であった。長距離輸送は車全盛であった近代から、徐々に河川沿いに機能・人口が移動し、特に船輸送が盛んであった古い時代の港町が活気を取り戻す。
特に日本海側はアジア近隣諸国との貿易で発達めざましく、政府も特区を作り積極的に支援をしていた。山形・鶴岡もその一つである。
誰もが迷わなくなった時代。そんななか、特区鶴岡で不審な行方不明者が現れる。その数、確認されるだけで241人。北方マフィアの関与も疑われる中、本庁から山形警察に派遣された田中は捜査を開始する。
妄想SFとは文字通りありそうなSFのプロットを妄想するものです。まだ探り探りです。もし100いいね行ったり、投銭が発生すれば連載するかもしれません。
はじめたばかりなので、皆さんのリアクションが励みになります。ぜひフォローしていってください。スキ・コメントでも大歓迎です。投げ銭すると飛んで喜びます