入試に行ったけど国公立大学を"蹴った"お話
どうも、みずにゃんです。
今、受験シーズン真っ盛りですね。国公立大学入試が終わって、今度は高校入試。受験生の皆さん頑張ってください。
なんとなく、今日は、9年前の僕の大学入試の話をしていこうかと思います。
私立大学の奨学生試験で合格
以前から親の意向で国公立大学を志願せざるを得ない僕でしたが、11月も入ったある日、学年主任の英語の先生からあるプッシュを受けました。
僕は大学附属の私立高校に通っていたのですが、その隣りにある系列の私立大学の「特別奨学生試験」を受けてみないか、というお誘い。この試験に合格すれば、その大学に"完全無料"で通えるらしいのです。親とも相談して、試してみることにしました。
12月の筆記試験、年頭の面接試験、と来て、センター試験直前に見事合格の通知が家に届きました。入学金も授業料も完全タダ。親もこの結果に納得したのか、私立大学進学を認めてくれたので、国公立大学の試験をスルーする予定でした。
県立大学受験のお誘い
センター試験後、僕のセンターの結果を見た担任教師は「まだぎりぎり岐阜大行けるよ」と言われたのですが、先の特別奨学生試験をパスしていることで、これまで第一志望としてきた岐阜大には行かないと告げました。
それを聞いたこれまた学年主任の方から、言われたのがこの一言。
これまでお世話になった恩返しの意も含め、僕はこの要求を迎えることにしました。でも、合格しても私立大学進学の方針は変えません、という条件付きで。
小さい県立大学をチョイス
ここで僕が受験することを選んだのは、「奈良県立大学」というれっきとした県立大学です。当時、そこはちいさなちいさな大学でして、学部は1つだけ、在籍者数は300人ほどと、僕の小学校くらいの規模しかないところでした。
僕は進研模試や河合模試でこの奈良県立大学を"滑り止め枠"として毎回組み込んでいて、毎回A判定を受けていたので、ここなら合格ラインはいけるだろう、と見込んでいました。
さらに奈良県立大学の2次試験は簡単な英文読解と小論文だけだったので、士気を失いつつあった当時の僕にとって、面倒な2次試験対策も最低限で済むというメリットがありました。
それからの登校は週1の小論文のみ。登校日は英語も含めて過去問題をこなしつつ、それ以外の日は受験対策などほとんどせずに遊び呆けていました(笑)
受験前日も滋賀と京都で遊んでいた記憶が残っています(笑)
合格するも、やっぱり蹴る!
受験は2月の下旬。寒い中ですが大学近くの新大宮のホテルに宿を取り、制服姿で出陣しました。
出題はやはり例年通りだったので、苦になりそうな部分もなく、小論文を書き上げてその日のうちにJR奈良線と新幹線で帰宅。
それから卒業式を経て、3月も下旬に差し掛かる頃、担任教師からの電話で合格の報を知った僕ですが、「それなら良かったです。でも、僕は私立大学に行くのは変わらないですよ」と、あっさり電話口で公立大学を"蹴る"僕がいました。
大学受験はあっさりと苦労せずに終わった僕。苦労しなかったからこそ、笑い草としてこうやってブログに書けるのかな?と思っていたりします(笑)
おしまい
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