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私の経済学

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用語から革命だ

用語から革命だ

⭐️新自由主義、新保守主義、ネオコンなどといって、意味がわかるだろうか?
何を保守したいのか?何が自由なのか?その対象が不明だ。
独占資本主義、独り占め主義、収束(集中と効率)資本主義とでも言い換えればよいと思う。独り占めの自由、独り占め構造の保守という意味だろう。
⭐️一方社会主義、共産主義ということばも意味不明。←皆さん意味わかる?
政策(計画)的分散資本主義、適材適所調節資本主義とでもいい変

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欧米日は一二次産業が廃れ、そのGDPの80%以上が第三次産業付加価値由来となってしまった。
基準性が失われ過剰発行のドルの始末がつけられない。
もう打ち出の小槌はない。
金融市場を行ったり来たりするカネは買い占めに廻ることが怖くて、実体経済には入れられない。
末期症状だ。

日本はこれから食糧、資源の欠乏に怯えることになるだろう。
消費税廃止も必要だが、買い占め禁止もセットでなければならない。
単に金融市場が崩壊してもモノ不足でなければよいが、物資不足が最も怖い。
買い占め騒動もあり得る。

徳川幕藩制の制度設計は、
一種の初期的計画経済、社会主義、地方保守システム、分散資本主義、権限と結果責任一致制だと考えられる。

西側諸国全体が不良債権化している。
発行した通貨や債券の約束事は果たされずに始末されるしかない。
無責任、無能、詐欺の横行とそれをごまかすプロパガンダばかりが虚しくやかましい。
科学までが宗教化しようとしている。
科学は信仰の対象ではない。信じるかどうかではなく事実かどうかだけだ

消費税を上げるというのは、現物市場での買い占め、買い注文の殺到を抑止するためだろう。
24年時点の日本はかなり通貨過剰発行状態なので、カネと証券が行ったり来たりしている。
金融市場のカネが現物買いに回ったら現物が高騰して経済崩壊が顕性化するだろう。

通貨は自国で一二次産業で実際に生産した分に見合うだけの額を発行し得るし、そうすべきだ。
第三次産業でいう付加価値は架空の盛り上げであり、それをネタに過剰通貨発行すればいずれ崩壊する。
不労所得はダメだ。
まして傀儡支配する他国の生産量に応じて宗主国が通貨発行するのは搾取だ。

私が民主主義を詐欺用語とするのは非生産者(貴族、独占資本、賊)が生産者(農工民)を都合良くてなづけて支配するためのごまかしだからです。
生産者による生産者のための政治など実現していません。
日本の生産者は滅亡寸前です。

経済に関する今野史観
A海賊(非生産者)
B農耕民(生産者)
世界史はA→B→A→Bというように主導権、支配権が交互に入れ替わるように交代する。
テクノロジー、人口などは変遷するが支配、非支配関係は交代し合う。

経済はどちらの側から論ずるかで保守、革新が異なる

経済はどちらの側から論ずるかで保守、革新が異なる

共産主義は革新だという見解が一般的だ。
しかし私は保守主義とウマが合うと言っている。
これは相反する考えに見えるが、実はどの立場からみるか?という相対的な問題である。
資本の地方への分散を求めるならば、中央、大資本からみれば分配を強要されるかに感じられるだろう。だから革新主義、リベラルと判断される。
一方、地方からみればそれは地方の経済を維持し農産、地場産を保守するわけだから保守なのだ。
 この立

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マルクス主義は保守主義と合う

マルクス主義は保守主義と合う

資本の動かし方にはその効率を上げるためにひとところへ集中させる政策と赤字を承知で投資の意味を込めて国土の隅々まで分散分布させる政策とが考えられる。
数学的な言い方をするならば前者が収束資本主義であり後者が分散資本主義ということになる。
実際には前者は新保守主義(ネオコン)と呼ばれる独占資本主義であり、後者は共産主義に近い。
資本の共産を目指すマルクス主義は分散資本主義の一形態と言えよう。
通称資本

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対米自立でまとまろう

対米自立でまとまろう

明治以来🇬🇧🇺🇸海賊の論理に従い日本はプロパガンダ世界に入ってしまった。
この世界には筋書きを書く者がいて、それが世界をあやつる。わざとらしい劇場のような世界だ。
特に19世紀には西欧主導の世界標準の価値観が台頭した。
それに沿ったものは優れており、そうでないものは劣ったものとされた。
そして今、このプロパガンダ世界が崩れてきた。
事実度合いは失われ嘘が横行している。
世界の事実は中露が主

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覇権、資本の独占は海賊の理論だ。大英帝国は最大の海賊国家だった。
今、それがようやく最期を迎えている。
独占資本は産業経済を結果的に壊す。
マルクスの仕事はそれに対する処方箋だ。
その学問は誰が引き継ぎながらアップデートしていかねばならぬ。
私も微力ながら試みる。

資本家は儲からない商売に投資はしない。
育てたい、育てるべき業種は多々あるが、それと資本家の思考は一致するとは限らない。
資本を握る者が少数に限られてくれば、人民にとって必要な産業が壊れるのだ。
人民に必要な生産は儲かるものでもない。
資本の適正分布には政策介入が必要だ。