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40代の「観察力」はネタを切らさない

〜ニュースを生み出す観察力〜

(前回もブログネタの捻出法について書きましたが)

今回小手先の技術というよりも、習慣化することで身につけば、必ずや先のネタ尽き防止に役に立つおハナシを書いてみました。


■日々の「当たり前」の中に埋もれる発見

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皆さん、一般的に普通の生活の中ではなかなかブログなどに書いて発信出来るような色めいた出来事というのは存在し得ないように思えるのではないでしょうか。

朝起きて会社に行き、特に何か起こるわけでもない業務をこなし、そしてまた家に帰ってネットやTVを見て寝る。

主婦の方でも朝起きてお弁当を詰めて、洗濯や掃除をしてお買い物に行き、子供達の帰りに合わせてまたご飯の用意をして…など。


人生も半ばに差し掛かると、大半の出来事は体験して慣れてしまう。そして自分以外の例えば子供の成長のような外部要因だけでの変化に頼る人生になっていく。

そうなると現実には毎日が同じ繰り返しで、とても人様に語れるような出来事なんてなかなか起きないよ、と思ってしまうのではないでしょうか。


しかし本当に日常とは1ミリも違わず同じ事ばかり起きているのでしょうか?


■日常への目線を変える

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思い出してください。お子さんが小さい頃に毎日家の中で、また散歩に出かけた先で、沢山の新発見をしていた様子を。

なるほど、そんな見え方もあるのか…と、大人ながらに感心することも多かったのではないですか?

今我々に必要なのはまさにその目線です。

当たり前に思えていた景色をもう一度新鮮な気持ちで見直していき、子供達のように素直な気持ちで経験則からではなく見たままに評価する。


勝手な固定概念で「こういうものだ」と思い込んでいた様々が、実は自分にとって沢山の新しい出来事を運んできていた…なんて事実にも気付けるかもしれません。

まずはそんな前提を頭の中に置いて読み進めていって欲しい。


■日常で鍛える「観察力」

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会社員の方でも会社に着いてまず何をしますか?自分のデスクを見回し、今日の予定を確認したりメールをチェックしたりと上司の顔色を伺うのは除けば自分のことを最優先にしていると思います。

しかしまずは同僚だったり部下の方など、社内の人達の様子を観察してみましょう。

疲れていたり元気だったり、悲しそうだったり楽しそうだったり…沢山の昨日とは違う「変化」がその人の数だけそこに溢れています。

そういった些細な「変化」を感じて、理由は聞かなくとも感じることから始めていけば良いのです。

日々の些細な「変化」を感じられるようになってきたら、それが「観察力」が身についてきたということ。つまりは「周りを気にする」ことから始めるのです。

そう、まずは語らずとも正しく「観察」を習慣化することがとても大事なことなのです。


「気にする」ということは、アンテナを常に張っておくということ。ただ単に話題を造る為の能力の為でなく、現実のコミュニケーションにおいても必ず役に立つ能力となります。



■当たり前を見直すことで得る「発見」

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皆さんも1日を過ごす中で、夜が朝になりそして昼に、夕方からまた夜に…と変わる様は常に見ているはずです。

そんな「当たり前の景色」をもう一度「知る」為の気持ちを持って見てみましょう。

ただ夜が朝に変わっていく様ですら季節により変わっていきますし、冬の入口を感じる「風の匂い」と春を感じるそれは全く違った表情を持っています。

これらを素直に感じて、ただ「暑い」「寒い」といった短絡的な考えではない見方を自分に常に求めていきましょう。

同じように思える朝のひとときでも、その表情の違いを素直に感じたり探してみるのです。

そして他にも皆さんの日常にある「当たり前の景色」を文字にして表現してみるのも良いと思います。そのためには文章にするにあたり、ぼんやり見ていた景色を新たな気持ちで見直す必要があります。


もし仮に会社までの通勤の様子を文章に表すときに、その道中に咲いた花ひとつ見つけることが出来たならば、その存在が花ひとつ分の彩りを内容に添えてくれます。

実はその一輪の花こそが当たり前の日常に咲く新しい発見、つまり求めていた(ニュース)なのです。

これは一つの例えでしかありませんが、そんな風にきちんと観察していくだけでも日常にある一輪の花たる(ニュース)を見逃さず、それをブログなどで発信することが出来るようになります。


■「観察」とは「存在を認める」ということ

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道端に咲いた一輪の花を見つけられるのが「観察力」ならば、その一輪の花の姿形を表して更に名前をつけられる能力が「表現力」や「文章力」なのかもしれません。

あなたが見つけたことで、初めてその名もなき一輪の花(ニュース)という存在が、あなたの中で色を付けて形を成していくわけです。

I am because I think
(我思う故に我あり)

とはフランスの哲学者デカルトの言葉
しかし現実には
(他認める故に我あり)
なのが現代のコミニュケーション

「観察力」向上を目指すにあたり一番必要なのは、まずは相手の存在を認めること。これまでの当たり前の固定概念を捨て、改めて素直な気持ちで人に向き合う気持ちです。

このネット社会においても然り、私の戯言すら誰かがこうして読んでくれているからこそ私自身も自分の存在を感じられ、そしてまたこの画面の向こうにも見えない皆さんの存在があることを前提に、こうしてまた文章を書いているのです。


誰かの視線の先に自分が居る安心は、自分の存在を認識されている安心感とも言える。


身近な人達の表情や声に、もう一度素直な気持ちで目を向け耳を傾けてみるだけでも、実は日々新しい発見がありそれは発信出来るニュースとなるかもしれませんね。



■最後に

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ここではまず習慣としての観察力を持つことの大切さを述べてきました。

機会が出来ましたら次はこの観察力を元に見つけたニュースを形にして発信していく方法、そして他にも自分の想像力を伸ばしていくためのお話などをしていくつもりです。

ブログやnote、またはTwitterなどを活用していく上で役に立つ能力を身につけて活用していってください。


日常がつまらない…そう感じて生きていくよりも、毎日の変化に気付けて、常に新しく感じれる方が同じ時間を過ごすなら良い。

見方を変えるだけで物事もまた違う面が見えてきて、実は面白いと思える発見もあるかもしれない。

昨日までと今日そして明日とは、いつも全く同じでは無い現実を知ることで、今というものの本当の価値を知れるのかもしれませんね。


てつまるでした!

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