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コーヒーについて話そう。

こんにちは。

当店の看板商品でもある「ドリッパースタンドビスケットセット」をご存じですか?
たぶん知らない人が多いと思いますが、当店ではそこそこ人気の商品です。
ちょうど昨年の5月に発売しました。

ドリッパースタンドビスケットセット全3色

発売当時は、陶器のドリッパーを作ってもらっている「カネコ小兵製陶所」さんに取材に行ったり、鉄のドリッパースタンドを作っている職人さんの作業を見学させてもらったりして、たくさんnoteに投稿しました。
我ながら、熱が入っています(笑)


発売してようやく1年。

あらためて商品の魅力を、ゆるく(ここ大事!)お伝えしたいと思い、ドリッパースタンドビスケットセットを気に入って研究(!)してくださっている カフェ茶房宗休さん と、最近コーヒー沼にハマりかけている サンクラフトさんの中の人さん と3人で語ってみました。


宗休さん、ドリッパースタンドビスケットセットの上手な使い方教えてください。

わいわい楽しくトークしました


魅力①:角度

コーヒーの粉の層が厚くなる角度。

ビスケットドリッパーの角度は55度。
一般的なドリッパーより少しきつめの角度です。


宗休さん
「コーヒーの粉の層が厚くなることで、味が安定するんですよ。」

「朝起きて、寝ぼけていても上手にいれられるのが魅力です。」

サンクラフトさん・テツクリテ
「寝ぼけている人にやさしいドリッパー!!!(笑)」


魅力②:穴が良い大きさ

穴は少し小さめです。


ビスケットドリッパーの穴の大きさは少し小さめ。

宗休さん
「穴が大きいとそそぐお湯の量や速度に技術が要ります」

サンクラフトさん
「先の細いケトルとか、買うか迷いますもんね、最初。」

テツクリテ
「買って使わなかったらどうしよう…とかありますし。」

宗休さん
「このドリッパーは穴が良い大きさ。お湯の落ちる速度がちょうどいいです。」

「最悪、お湯を沸かすケトルでもいれられます。最初から道具を揃えなくていいので、初めての方も使いやすいです。」


魅力③:なみなみが細かい

なみなみがたくさんあります。上から見た形がお菓子のようだったので「ビスケットドリッパー」と名付けられました。

なみなみが多いのが、このドリッパーの特徴でもあります。
上から見た形がお菓子のようだったので「ビスケットドリッパー」と名付けられました。

宗休さん
「なみなみの細かさも魅力の1つです。」

サンクラフトさん
「このドリッパーと同じカネコ小兵さんが作っている、ぎやまん陶のドリッパーを使っていますが、確かになみなみの数が違いますね。」

宗休さん
「なみなみが細かいと、コーヒーを入れるときに空気の通り道ができて、コーヒー豆が膨らみやすくなります。」

「膨らみやすくなると、うまみ成分が出やすくなります。」

なるほど!!
空気の通り道ができるのが良いと、開発当初から言われていたものの、何が良いのかわかっていなかったわたし(笑)
そういうことだったんですね。


魅力④:持ち運びやすいスタンド

アームの持ちやすさも魅力です

宗休さん
「スタンドのアームが絶妙に持ちやすいですよね。」

「これは持ってみて気がついたんですが。」

テツクリテ
「お家の好きなとこでいれたいので、持ち運びやすいといいなっていう意見があって。」

宗休さん
「今日はここでいれよう~って、持ち運んで楽しめますね。」

サンクラフトさん
「絶妙なカーブは職人技ですね。」

「あと、かわいい。」

「かわいい。」

「大事なことなので2度言いました。」

宗休さん・テツクリテ
「笑」

サンクラフトさん
「気に入った道具だと、長く使いたい・毎日使いたいって思うので大事なことです。」


実際にコーヒーをいれてみましょう


ここからは、宗休さんに実際にコーヒーをいれながら教えていただいた「ドリッパースタンドビスケットセット」でおいしくコーヒーをいれるコツをご紹介します。

1.コーヒー豆は1杯分で15g。一般的な量より少し多めに。

2.蒸らしのお湯の量はコーヒー豆の2倍の量で30g。大さじ2杯程度。

3.お湯の温度は90度。沸騰したお湯をケトルに移し替えると大体90度くらいになります。

4.蒸らし時間は30秒程度

ここで、蒸らしは必要ですか?という質問がありましたが、蒸らすことによってコーヒー豆の「うまみ成分」を呼び起こすそう。
おいしいコーヒーをいれるために、蒸らしはとても大切なんだそうです。

5.2投目のお湯は細めにゆっくりいれる

6.2投目のお湯の量はだいたい50ccくらい

お湯の量の目安

測るのはめんどくさいので感覚で(笑)
カップの持ち手の付け根ぐらいを目安にいれると良いそうです。

2投目のお湯で、コーヒー豆のうまみ成分が凝縮されたものをたくさん出しているイメージです。

7.3投目~は少し太めのお湯で。2投目で絞り出したエキスを薄める感じ。

8.お湯は最後まで落としきると「えぐみ」が出るので落としきらない。アワアワが残った状態で終わる。

ちょっともったいない気がするかもしれませんが、全部落としきるとえぐみが入ってしまいます。落としきる前に終わりましょう。

9.最後にスプーンで軽く混ぜる

うまみを均一に

うまみ成分が凝縮された2投目、うまみ成分を薄める3投目~が混ざって、うまみが均一になるように最後にひと手間加えるのがおいしくいれるコツだそうです。これは知らなかった!!!


いかがでしたでしょうか。

おうちでハンドドリップを始めてみたい方、ドリッパースタンドビスケットセットを購入しようか迷っている方も、既に使っていただいている方も参考にしてみてください。


サンクラフトさん撮影

今回は主にドリッパースタンドビスケットセットについてお話しましたが、今後はもっと幅を広げて「コーヒーについて話そう。」できたらなと思います。お付き合いよろしくお願いします。

宗休さん、サンクラフトさん、ありがとうございました。

配信した動画はこちらでご覧いただけます。


宗休さんでは飲食とお買い物をお楽しみいただけます。

カフェ茶房宗休さんでは、コーヒー豆の販売もしています。
味の好みなどを伝えて、一緒に豆選びをお楽しみください。


サンクラフトキッチンさんでは、使いやすくておしゃれなキッチンツールをたくさん販売されています。
今回は木製のコーヒーメジャースプーンが話題になりました。


ドリッパースタンドビスケットセットについてはこちら


みなさんも楽しいコーヒーライフを!

それではまた。


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*岐阜県関市で自社製品の鉄製家具を販売しているお店「鉄家具と暮らす・テツクリテ」のスタッフnoteです。商品のことや日常のこと、工場のことなどを気の向くままに綴っています。

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